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育児・子供の病気

巨人症ってなんだ?

 

 

2メートルを超えるようなとても身長の高い人を見かけることがありますね。

そのような方の中にはホルモンの病気によって大きくなってしまっている場合があります。

この病気を巨人症と言います。

 

成長ホルモンの分泌

骨は成長ホルモンの分泌によって伸びていきます。ですが、この成長ホルモンが過剰に出てしまうと身体の機能を支えきれなくなるほど成長してしまいます。

まだ骨成長が終わっていなければ巨人症に、もう骨成長が終わっていれば末端肥大症となります。

成長ホルモンが過剰になる原因の99%以上が、脳下垂体にある成長ホルモン産生細胞にできた下垂体腺腫だと言われています。

 

巨人症の症状

○下垂体腺腫による症状

腫瘍が脳を圧迫することによって頭痛や嘔吐、視交叉を圧迫することによって両耳性半盲が見られる事があります。

 

○成長ホルモン過剰産生による症状

全身症状として発汗過多四肢肥大、体重増加がみられます。

顔面部では下あごの突出、舌の肥大、眼窩の上縁が突出します。

運動器では変形性関節症や腰痛が出ます。

内臓肥大や心筋障害、高血圧や抹消神経障害もみられます。

 

治療と経過

可能であれば下垂体腺腫の摘出手術を行います。

薬物治療ではソマトスタチン誘導体であるオクトレオチドを使います。

治療を行わなかった場合の平均余命は13年です。

 

まとめ

巨人症・末端肥大症はただ単に身体が大きくなってしまうだけではありません。様々な合併症を引き起こすことによって死に至らしめる可能性のある疾患です。

もし、おかしいなと感じたら内分泌科の病院を早めに受診しましょう。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/03/06-358706.php)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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