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気になる病気・症状

若い男性は要注意の急性糸球体腎炎

 

「若いから病気とは無縁だ」そう思われている方は少なくないと思います。体が衰えて免疫力が下がりはじめた中高年層の人たちが、若い人よりも病気にかかりやすいのは確かです。

 

しかし、若年者を中心に広がっている病気もあります。それが「急性糸球体腎炎」です。

 

急性糸球体腎炎の特徴

○小児・青年期の男性に多くみられる(女性の約2倍と言われています)

○扁桃炎・咽頭炎などに感染したのち、1~2週間の潜伏期間を経て発症する

○小児は約90%が治る

○成人の治癒率は約60~80%で、年齢が高くなると治癒率も低く慢性化する

 

急性糸球体腎炎になる病原菌

○A群β溶レン菌

○肺炎球菌

○ブドウ球菌

○流行性耳下腺炎ウイルス

○エコーウイルス

 

症状

<主要徴候>

○血尿(数日~2週間程度でなくなる)

○タンパク尿

○むくみ(顔、手足、起床時はまぶた)

○高血圧

 

<その他の症状>

○だるい

○吐き気・嘔吐

○頭痛

○乏尿(尿の量が異常に少なくなる)

○心不全の様な症状

 

治療方法

治療は安静・保温・食事療法が中心になります。発病したばかりの頃は、安静にしていることがとても大切です。学校や仕事はお休みし、自宅で暖かくして寝ているようにしてください。

 

食事は高カロリー、低たんぱくの食事を食べるようにします。塩分が多いと腎臓に負担がかかりすぎるので、注意が必要です。

 

病原菌に対しては、抗生物質が使用されます。ただし、溶レン菌による炎症の場合、抗生物質は進行中の腎炎には効果がないので、発病したばかりの人が対象となります。早期発見・早期治療が大切です。

 

糸球体腎炎は、腎臓の中で最も多い疾患です。誰もがかかる可能性のある病気ですから、他人事ではありません。

 

血尿が出た場合は、なるべく早く医療機関を受診するようにしてください。 

(photo by http://www.pakutaso.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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