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気になる病気・症状

アドレナリンが出過ぎてしまう、褐色細胞腫!

 

 

褐色細胞腫とは副腎髄質や傍神経節などのクロム親和性細胞から発生する腫瘍で、カテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン)を大量に分泌する疾患です。

 

褐色細胞腫の症状

副腎髄質から分泌されるカテコールアミンは心拍出量増加作用や抹消血管収縮作用があるので、高血圧をきたします。

グリコーゲンと脂肪の分解を促すので、高血糖、遊離脂肪酸の増加がみられます。

他にも、頭痛発汗過多、代謝亢進頻脈、便秘などがみられます。

 

 

褐色細胞腫の治療

腫瘍の摘出手術を行います。手術に際しては降圧剤を使って血圧のコントロールを行います。

手術が出来ない場合は、高血圧の管理を行います。

 

経過・予後

早期に診断して腫瘍を手術で摘出すれば予後は良好です。

が、悪性高血圧症を起こしやすく、診断が遅れれば高血圧症合併症(脳出血・腎不全・心不全など)の進行が早いです。

また、悪性腫瘍の場合は、再発や転移を起こしやすく予後不良です。

 

まとめ

集団検診では、検査時にカテコールアミンの値が正常であれば褐色細胞腫が見逃されてしまう可能性があります。

褐色細胞腫の治療は早期であるほど効果が出やすく、治療が遅れてしまうと高血圧によって身体の様々な部位に障害が出てきますこれらを防ぐには早く治療を始めることが大切です。

動悸、急激な血圧の上昇、汗の量が多くなる、頭痛、便秘、といった症状が出始めたら内分泌専門医の診察を受け、早期発見・早期治療をこころがけましょう。

 

 

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/04/24-361193.php)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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