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事故や怪我で起こる可能性がある、腎・膀胱・尿道の損傷!強い脇腹の痛みや痣が出た場合要注意!

生きていると、いつ事故や怪我に合うか分かりません。通勤・帰宅時、仕事中、休日、そのリスクは至る所に潜んでいます。事故や怪我で外力が加わると、臓器にも影響を与える場合があります。

 

今回は、特に腎・泌尿器に関する損傷についてです。切り傷や刺し傷などを除き、交通事故など外側からの衝撃で起こる病気を紹介します。

 

腎損傷

<損傷の程度の分類>

○小さな損傷

①腎挫傷(打撲や、少し出血した程度)

②皮膜下血腫(腎臓の身と膜との間に血が貯まっている)

③腎裂傷(1cm未満の傷がある)

○大きな損傷

④腎裂傷(1cm異常の傷があったり、傷が尿路まで達している)

⑤腎断裂傷

⑥腎臓の血管の断裂

 

<症状>

痛みや腫れ、血尿など、その損傷の程度によって様々です。出血が多いと、失血性ショックを起こし、大変危険です。

 

<治療>

小さい損傷であれば、内服などで治療できます。

大きな損傷になると、腎摘出や縫合などの手術が必要です。

 

膀胱損傷

尿が膀胱にたまった時に起こりやすいと言われています。腹膜内に達している場合と、達していない場合とで分類されます。

 

<症状>

・下腹部痛

・血尿

・尿意はあるが排尿がない

 

<治療>

基本的には、損傷した膀胱を縫う手術が必要です。

 

尿道損傷

男性に多くみられます。

転落などで陰部を強打したり、骨盤を骨折した時に起こる可能性が高いです。

 

<分類>

①尿道膜様部の損傷

骨盤骨折に伴って、膀胱の内側が損傷することが多いです。

 

②尿道球部の損傷

転落などで、固い物の上にまたがって打撲したときに起こります。

 

③尿道振子部の損傷

勃起した時に無理な外力が加わって起こります。

 

<治療>

損傷が軽い場合は安静にし、抗生物質を投与して経過観察をします。損傷がひどい場合には、尿道を作る手術を行います。

 

事故や怪我の場合は、その場で異常がないと病院に行くのをためらう方も多くいます。

 

しかし少ない出血量でも出血が続けばふらつきや貧血、ショックを起こすこともあります。事故や怪我にあったら、なにも症状がなくても医療機関を受診し、検査してもらいましょう。

 

 

強い脇腹の痛みや痣が出た場合は「腎臓外傷」の可能性も!

交通事故などにあった時、脇腹や肋骨の下、背中などに動けないほどの強い痛みを感じる事があるようです。こういった場合、普段外傷を受けることのない臓器に外傷が発生している可能性があるといえます。

 

強い力を受けておきる腎臓の傷

人の腎臓は身体の中で守られているため、めったなことでは外傷が発生することはありません。しかし、交通事故や労働災害などによって腎臓が損傷を受けることがあります。こういった事例を「腎臓外傷」と呼びます。その症状も様々ですが、損傷の程度によって、挫傷(打撲・被膜下血腫)、裂傷(亀裂)、断裂症(破裂)、腎茎損傷の4段階に分けられています。

 

「腎臓外傷」の原因

「腎臓外傷」のほとんどが、交通事故の中でもオートバイに乗っている時の事故、高い所からの転落などの労働災害、スポーツによる怪我で、肋骨や脊椎が圧迫された時の圧力などで発生するといわれています。

 

外傷性ショックに注意

受けた損傷の程度にもよりますが、ほとんどの場合は一時的に外傷性ショック状態を起こすといわれます。このショック状態が長く続くと、出血性のショックを併発し死亡する危険性もあるため、このような場合は緊急手術が必要です。

ショック状態が無い場合でも、血尿や背中の痛みと腫れ、皮下出血による痣などが見られ、中でも血尿はもっとも重要な症状といわれています。血尿には、肉眼で見えない程度のものから、血の固まりを含むような重いものまでありますが、この血液の状態がかならずしも腎臓の状態に直結するわけではないようです。

 

「腎臓外傷」の発見方法

「腎臓外傷」が疑われる場合はまず、腹部のレントゲンを撮り骨折の有無などを見た上で造影剤を静脈注射し、腎臓の働き方を確認します。その後、超音波、CT、などの検査をおこない、損傷の度合いを特定していきます。

腎臓が損傷を受けることで発症する病気もあるくらい、腎臓は非常に重要な臓器です。くれぐれも大切にしましょう。

 

 

事故などで腎臓を損傷したら迅速な検査と治療が必要

腎臓は肝臓の後ろ側にあり、背中側からは腰骨の両側くらいにある臓器です。事故などで腎臓を強く打つと、腎臓が破裂する場合もあります。

 

腎臓を損傷しやすい事故

腎臓は、直接傷が外に開いた開放性の傷にはなりにくい位置にありますが、交通事故などで外側から強く腹部や背部を打ち付けた場合に、体内で腎臓に損傷が起こります。

 

腎臓の損傷はつぎのような事故で多く起こります。

 

・オートバイの事故で体を強く壁などにぶつける

・高いところから落下する

・けんかやスポーツなど

 

こうした外傷などの外力で、肋骨や脊椎が圧迫されて、腎臓が損傷するケースが多いのです。

 

4段階の腎臓の損傷

腎臓損傷は4つの段階に分けられます。そのまま経過を見て治癒することもあれば、腎臓の切除と移植が必要な場合もあります。

 

1.挫傷(ざしょう)・打撲・被膜下血腫

2.裂傷・亀裂

3.断裂傷・破裂

4.腎茎損傷(じんけいそんしょう):腎臓の主な動静脈が切れる

 

腎臓の外傷は尿に血が混ざっているかで判断

腎臓が損傷を受けているかどうかは、血尿が重要な判断材料となります。しかし、必ずしも損傷の程度と尿中の血液量は同じではなく、また目では見えない潜血から血の塊を含む重い血尿まであります。

 

腎臓を損傷すると、ほとんどの場合一時的なショック状態を起こし、長く続く場合には出血性ショックを起こして、命を落とす危険性もあります。そのため、腎臓を損傷したかどうかは、迅速な判断と必要に応じては緊急手術を施します。

 

腎臓損傷の場合には、基本的には腎臓の機能が保たれるかをポイントに、できるだけ手術はせずに絶対安静の上で体液バランスを維持し、止血剤などで対処します。しかし、出血などでショック症状から回復しない場合には、開腹して腎臓の縫合や摘出が行われます。

 

一度腎臓に損傷を受けると、将来的に高血圧や結石などができることが多く、経過観察を続ける必要があります。大丈夫だと思っても、事故の際にはきちんと検査を受け、その後も体調に注意を払うことが大切です。

 

(photo by http://www.pakutaso.com/

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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