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気になる病気・症状

罹患者も多い尿路感染症の概要

 

膀胱炎や腎盂腎炎という病気は、聞かれた方も多いと思います。

尿路の感染症は非常に身近で、病気によっては多くの方が罹患するものです。

では、尿路感染症とは、どのようなものがあるのでしょうか。

 

尿路感染症の種類

①非特異性感染症

起炎菌の種類を問わず、同じような症状や病像が起こるものです。

②特異性感染症

特定の病原性微生物により、特異な感染病像を起こすものです。

 

感染経路

①上行性感染

尿道から菌が入り、上に向かって菌が進むことで、腎臓や生殖器に病気が起こるものです。

体の構造から、小児や成人女性に多いと言われています。

感染経路別に分けると、上行性感染によるものが最も多いです。

②血行性感染

感染の原因が体の一部にあり、そこにいる細菌が血液にのって尿路へ辿り着き、病気を引き起こすものです。

細菌の数が多い、菌の毒性が強い、あるいは尿路の通過障害があると、血行性感染を起こしやすくなります。

③リンパ行性感染

大腸や女性生殖器などにいる細菌が、リンパ管を経て尿路に感染を及ぼすものです。

④直接感染

尿路にできた膿腫などの病気から、感染症に発展するものです。

 

感染症が起こる誘因

細菌だけでなく、体自体に何らかの問題があると感染症が起こりやすくなります。

①尿の通過障害

尿が停滞することによって、細菌が繁殖しやすくなります。

排尿を我慢することでも、感染症が起こりやすくなるので注意が必要です。

②異物

結石や膀胱に留置しているカテーテルがあると、細菌に感染しやすくなります。

③全身状態

高齢者や悪性疾患をもった患者さんは、感染症になりやすいです。

また、糖尿病や免疫不全の場合も同様です。

感染症によって全身状態が悪くなり、治りが悪くなるという悪循環もあります。

 

尿路感染症は非常に身近で、誰でも起こる可能性があります。

健康な体作りをし、排尿を我慢しないようにして、感染を防ぎましょう。

 

(photo by //www.pakutaso.com/201306photo011post-2312.html

著者: Calmenさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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