育児
頬が赤くなる!伝染性紅斑(りんご病)について知っておこう
正式名を「伝染性紅斑」と言い、頬がりんごのように赤くなることから、りんご病ともよばれます。小児科などで診断される際には、お医者さんもわかりやすく「リンゴ病」と言うため正式名称は耳にすることが無いかもしれません。
りんご病の症状
学齢期前後から小学校低学年までのこどもに多く、まれに大人もかかることがあります。まず頬が赤くなり、そのあと手足にも赤い発疹が出てきます。
大人の場合は、倦怠感と関節の痛みをともない、頬に発疹が出ないこともあり、風疹と間違われることもあります。
紅斑の好発部位
うで、おなか、太もも、おしりなどが多いそうです。
感染経路と潜伏期間
ウイルスによる感染症のため咳やくしゃみなどの飛まつ感染が原因となります。
診断方法
血液検査で調べることができます。
治療方法
症状が現れたときはすでに感染力はなく、自然に治ることが多いことから、経過をみるだけで特別な治療はしません。
ただし、妊婦やほかの病気をもっている人は症状がひどくなることがあるので、注意深く見守ることが必要です。
(photo by http://www.sai-create.com/photograph/2010/1004.html )
著者: カラダノート編集部