カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肝臓 >
  4. 肝障害 >
  5. 過剰な飲酒は肝障害の元!

気になる病気・症状

過剰な飲酒は肝障害の元!

 

新年会や忘年会、納涼会など、飲酒の機会はさまざま訪れます。

ビジネス関係だけでなく、プライベートでも飲酒することは多いのではないでしょうか。

今は自宅で晩酌をする人も増えていますが、飲酒量が多すぎると、肝障害の原因となります。

 

アルコール性肝障害とは

過剰な飲酒による肝障害の総称です。

脂肪肝、アルコール性肝炎、肝線維症、肝硬変などがあります。

 

どんな人がなりやすい?

○常習飲酒家

1日3合以上の飲酒量を、5年以上続けている方です。

○大量飲酒家

1日5号以上の飲酒量を、10年以上続けている方です。

 

アルコール性肝障害の進行

アルコール性肝障害になっても、なかなか飲酒がやめられない方も多くいます。

そのまま飲酒を続けると脂肪肝になり、アルコール性肝炎や肝線維症に発展します。

更には、肝硬変へと悪化します。

 

アルコール性肝障害の病型

<アルコール性脂肪肝>

○飲酒期間が短くても発症し、若い人に多い

○自覚症状はない

禁酒をすれば、すぐに改善します

<アルコール性肝炎(軽症)>

比較的若い人に多く、飲酒量が急激に増えたときに発症します

○腹痛、発熱、黄疸(肌が黄色くなる)などの症状が出ます

禁酒できないと、早い段階で肝硬変になります

<肝線維症>

○症状はアルコール性脂肪肝や軽度のアルコール性肝炎と似ています

禁酒により改善することが出来ますが、禁酒できずに飲み続けると肝硬変になります

<アルコール性肝炎(重症)>

○発熱、むくみ、腹水、黄疸(肌が黄色くなる)羽ばたくような仕草の振えといった症状が出ます

消化管出血や腎不全など、他の臓器にも悪影響を及ぼします

発症して1ヶ月以内に死亡することが多いです

<アルコール性肝硬変>

○肝障害の終末像です

禁酒を守ることが出来れば、他の原因で起こる肝硬変よりも予後が良いです

○肝細胞がんになる頻度は低いです

 

アルコール性肝障害の治療法

基本的には、禁酒することが最も大切です。

飲酒を続けるかどうかは、その後の経過と予後に大きく関わってきます。

アルコール依存者であれば、シアナマイドというお酒を飲みたくなくなる薬の投与も考えられます。

 

政府や関係諸国が取り決めた、国民に向けた政策で、「健康日本21」というものがあります。

この中で、成人男性であればアルコール約20g(女性はその1/2~2/3)が摂取の目安と言われています。

大体、ウイスキーダブル1杯くらいの量です。

アルコールは適切な量を毎日飲み続けることは、長寿に繋がると言われています。

しかし、過剰な飲酒は体を壊し、生活に大きな影響を及ぼします。

適切な量を守って飲めるように、自分でコントロールすることが大切です。

 

(photo by //www.pakutaso.com/201152photo215post-469.html

著者: Calmenさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肝障害に関する記事

中毒性とアレルギー性~2種類の薬物性肝障害

  医師から処方された薬であれ、自分で手軽に買える市販薬であれ、どんな薬であっ...

お酒を楽しむために知っておきたい!アルコール性肝障害の4分類

  最近良く聞く、『アルコール性肝障害』。脂肪肝?肝硬変?なんて言葉はよく...


毎日ビール中瓶1本程度のアルコール摂取は、発がんリスクに影響する?

さまざまな部位のがんの発症(特に大腸・咽頭・肝臓・食道のがん)と過剰なアルコ...

薬物性肝障害はどんな風に発症する?

  アルコールの摂取によって肝臓に負担をかけると言うイメージのある人は多いと思...

カラダノートひろば

肝障害の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る