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気になる病気・症状

良性腫瘍の下垂体腺腫、でも放っておくと大変なことに!

 

下垂体腺腫は下垂体前葉から発生する良性の腫瘍です。

全脳腫瘍の約17%を占めますが、原因は不明で、成人に多くみられます。

 

下垂体腺腫の種類

下垂体腺腫は腺腫細胞からのホルモンの産生の有無で機能性腺腫と非機能性腺腫の2種類に分けられます。

◆機能性腺腫

症状:ホルモン分泌過剰症状

特徴:早期からホルモン分泌の過剰症状が出現するため、直径1cm以下で発見されることが多いです。

◆非機能性腺腫

症状:下垂体前葉機能低下症状(正常下垂体組織が圧迫される)

    局所症状(周囲の組織が圧迫され、破壊される)

特徴:腫瘍が増大し、下垂体前葉機能低下症や局所症状が出現して初めて、気づかれる為、直径1cm以上として発見されることが多いです。

 

下垂体腺腫による局所症状

◆視野障害・視力低下

視交叉が圧迫されると、視神経の一部が障害され、両耳側半盲となる。

◆頭痛

鞍隔膜や周囲の硬膜が刺激されて、前頭部や眼窩部の鈍痛、頭重感が出現する。

◆眼筋麻痺

腫瘍が側方に進展し、動眼神経、滑車神経、外転神経が障害されると、眼筋麻痺が起きる。

 

下垂体腺腫の治療方法

①手術療法

Hardy手術(経蝶形骨洞)、下垂体腺腫摘出手術、前頭開頭術

②放射線療法

下垂体放射線照射法(ガンマナイフ)、外部照射

③薬物療法

オクトレチオド療法、プロモクリプチン療法など

 

下垂体腺腫は良性の腫瘍ではありますが、放っておくと周辺の血管や神経を圧迫してしまい、頭痛や視野障害を引き起こします

最近ではMRIなどの医療機器の発達に伴い、症状が見られる前に発見されることも多いので、健康診断などの定期的な健康管理を行いましょう。

 

(photo by //www.ashinari.com/2012/12/31-374654.php

著者: Calmenさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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