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急な発熱と股間の異常!急性前立腺炎!前立腺肥大症ってどんな病気?

 

 

前立腺の病気と言うと、前立腺がんや前立腺肥大などの高齢者がよく罹患するというイメージを持っている方も多いかと思います。

 

が、あらゆる年代の方に発症し、むしろ働き盛りの方に多いのが急性前立腺炎です。

 

急性前立腺炎とは

大腸菌などの細菌が前立腺に感染して炎症を起こします。炎症を起こした前立腺は腫れあがり、肛門から指を入れて押さえると痛みがあります。

膀胱炎や副睾丸炎、前立腺肥大症と合併して起こる事もあります。

 

急性前立腺炎の症状

急な発熱が起こり、頻尿や排尿困難、排尿時痛などの排尿に伴う症状があります。また、炎症を起こして腫れあがった前立腺が尿道を圧迫して尿が出なくなること(尿閉)もあります。

下腹部や会陰部、腰、ペニスなどに痛みが出る事もあります。

 

急性前立腺炎の検査

○尿検査で細菌や白血球を調べます。

 

○肛門に指を入れて直腸検査を行います。前立腺を押さえて圧痛がある場合は前立腺炎の可能性が高いです。

 

急性前立腺炎の治療

炎症を起こしている細菌に対して抗生剤の点滴を行います。

約一週間ほどで治ります。

 

尿閉を起こしてる場合には排尿カテーテルを使います。

 

急に発熱したのと同時に、下腹部や腰など股間周りの痛みや異常を感じたら泌尿器科の医師の診察を受けましょう。

 

また、急性前立腺炎を防ぐためには、

 

○下着は常に清潔なものを身に付けること

 

○通気性のよいものを選ぶこと

 

○不潔な手で触らないこと

 

これらのことに気をつけましょう。

 

 

働き盛りでも前立腺の病気に?!

前立腺の代表的な疾患である前立腺肥大や前立腺がんは高齢の方に多く見られますが、10代後半からあらゆる年代にかけて発症する前立腺の病気もあります。

特に30~50代の人がなりやすいのが慢性前立腺炎です。

 

慢性前立腺炎とは

前立腺が何らかの原因によって炎症を起こし、残尿感、頻尿、排尿痛、排尿困難、会陰部や下腹部などの股間周りの痛み・違和感を感じます。

細菌の感染によるものと感染の無いものがあり、その殆どが細菌感染のない慢性非細菌性前立腺炎だと言われています。

 

慢性前立腺炎の原因

細菌性の場合は尿道や肛門からの感染や、精巣上体炎や急性前立腺炎の未治療や不完全な治療が原因でないかと言われています。

 

非細菌性前立腺炎の原因はハッキリとは分かっていませんが、ストレスや、デスクワークや長時間の車の運転などによって骨盤内の血流が悪くなる、運動不足による骨盤周りの筋肉の過緊張、などの要因が絡み合って発症するのではないかと言われています。

 

治療方法

細菌性の場合は、原因になっている細菌を特定して、それにたいする抗生剤を投与します。

 

非細菌性の場合は、原因が分からないために決定的な治療法はありません。

 

対症療法的に利尿剤を使ったり、前立腺マッサージや漢方、鍼灸治療などがされます。

 

原因がハッキリと分からないままに、排尿や射精に伴う不快感や苦痛、股間周りの違和感や疼痛などに苦しめられる慢性前立腺炎ですが、前立腺ガンや膀胱ガンでも似たような症状が出てくる事もあります。

 

まずは泌尿器科の専門医の診察を受けて、症状の原因をハッキリとさせてから治療にのぞみましょう。

 

 

こんな人は前立腺炎に要注意!

前立腺の病気と言うと、前立腺がんや前立腺肥大などの高齢者がかかる病気だと思っていませんか?

実は前立腺炎といって、若年者でもかかってしまう前立腺の病気があります。

 

こんな人は前立腺炎になりやすい?!

ハッキリとした原因が解明されていない前立腺炎ですが、以下の様な方は発症リスクが高いと言われています。

○ストレスを強く感じる環境にいる

 

○アルコールや刺激の強い香辛料が好きだ

 

○PC仕事や車の運転など、長時間座っていることが多い

 

○膀胱炎や精巣炎になったことがある

 

○自転車やバイクで会陰部を圧迫される

 

○アレルギー体質である

 

○運動が嫌いだ

 

このような生活習慣が必ず前立腺炎を引き起こす訳ではないのですが、何らかのキッカケになっているのではないかと言われています。

 

以下のような症状が当てはまる方は要注意です

具体的に以下のような症状が出てきた場合は泌尿器科への受診をお勧めします。

 

○残尿感がある(排尿後にも尿が残っている気がする)

 

○排尿後にそれほど時間が経ってないのにもう一度排尿しなくてはいけないことがある

 

○排尿中に尿が途切れることがある

 

○尿を我慢するのが難しいことがある

 

○尿の勢いが弱くなった

 

○排尿の頻度が増えた

 

○前立腺を押さえると痛い(肛門に指を入れて、腹側にあるものが前立腺です)

 

前立腺炎だけでなく、前立腺がんや前立腺肥大でも似たような症状は出てきます。

もしも、股間周りに違和感を感じたり、排尿困難や痛みを感じた時には泌尿器科の専門医の診察を受けましょう。

 

 

前立腺肥大症ってどんな病気?

■前立腺肥大症とは?

前立腺が肥大し、尿道を圧迫することにより起こる病気(尿のトラブル)です。

 

前立腺は、膀胱の下で尿道を取り囲むような形をした臓器です。

 

前立腺が大きくなったり、前立腺の筋肉が過剰に縮まって尿道が圧迫されるために、「尿が出にくい」といった症状がおこります。

 

尿道の圧迫が続くと、膀胱が勝手に縮みやすくなるために、

 

「トイレが近い」

 

「もれそうで我慢できない」

 

などの症状も起こってきます。

 

前立腺肥大症は、トイレが近いことに悩む高齢男性に最もよくみられる病気です。

 

■前立腺肥大症の症状は?

多くの人が、「尿が出にくい」といった症状と「トイレが近い」という症状の両方を合わせ持っています。

 

・残尿感

排尿後、まだ尿が残っている感じがする

 

・昼間頻尿

トイレが近い

 

・尿線途絶

尿が途中でとぎれる

 

・尿意切迫感

急に尿意をもよおし、もれそうで我慢できない

 

・尿勢低下

尿の勢いが弱い

 

・腹圧排尿

お腹に力を入れないと尿がでない

 

・夜間頻尿

夜中に何度もトイレに起きる

 

これらの症状にお悩みの方は、専門の医師に相談してみることをオススメします。

 

■前立腺肥大症の患者はどれくらい?

前立腺肥大症の患者さんは年々増え続け、多くの男性が前立腺肥大症で悩んでいます。

 

55歳以上の男性の5人に1人は前立腺肥大症といわれ、治療を受けていない方を含めると、およそ400万人の患者さんがいると推定されています。

 

■病院では初めにどんなことを調べるの?

・問診

のような尿のトラブルがどの程度あるのかを聞きます。

簡単な質問票に記入する形もよくあります。

 

・検査

前立腺肥大症以外の病気ではないことの確認や、尿のトラブルの詳しい状態を調べるために、簡単な検査を行うこともあります。

 

 血液検査

 →腎臓の働きや、前立腺がんがないかを調べます。

 

 尿検査

 →尿に血が混じっていないか、細菌がいないかなどを調べます。がんや感染症を見つけることができます。

 

 超音波検査

 →膀胱に残っている尿の量や前立腺、膀胱の状態を調べます。

 

■治療は?

薬による治療はα1(アルファワン)ブロッカーという薬が主に使われます。

前立腺を収縮させる「ノルアドレナリン」という物質の働きをブロックする薬で、前立腺の過剰な収縮を抑えます。

他に、男性ホルモンの働きを抑える薬、漢方薬なども使われます。

薬で効果が不十分な場合は、手術による治療を行うこともあります。

 

尿のトラブルを抱えている方はたくさんいらっしゃいますが、ご自身が「前立腺肥大症」などの病気にかかっていることに気付いていない方も多くいらっしゃいます。

尿のトラブルは、多くの場合薬で改善することができるといわれていますし、また、それらの症状が前立腺がんなどの重大な病気によるものである可能性もあります。

ひとりで悩まずに、早めに医師に相談しましょう。

 

 

男性固有の臓器・前立腺の様々な病気 

男性のみの発病リスクとして代表的なのが前立腺の病気でしょう。

その理由は単純で、前立腺は男性にしか無い臓器だからです。

 男性にしか無い臓器のだからこそ、その病気のリスクも男性にしかあり得ないのです。

 

■男性のみに存在する前立腺の病気

1.前立腺炎

 前立腺が大腸菌やクラミジアなどの細菌に感染することで炎症を起こす疾患です。

 前立腺は尿道そして膀胱と密接に関わっており、その症状も尿道が閉塞し、排尿に痛みを感じるようになるなど尿道周辺に症状が現れます。

 

2.前立腺肥大症

 前立腺の細胞数が加齢と共に増加し、前立腺自体が大きく肥大化する疾患です。前立腺が肥大化することによって、隣接する膀胱や尿道を圧迫し、排尿異常を症状として引き起します。

 

3.前立腺癌

 前立腺に発生する悪性腫瘍、すなわち癌で、前立腺を持つ男性にだけ発病リスクがある特殊な癌です。

 癌が進行することで、排尿に関わる自覚症状が現れ、治療のためには前立腺だけでなくその周辺の泌尿器の大部分を摘出する必要があります。

 

4.前立腺結石

 前立腺の中に石灰化が生じ結石が発生する疾患です。前立腺肥大症などにより尿道が狭窄し、前立腺液が逆流することが結石発生の原因と考えられます。

ただし基本的に無症状で、細菌に感染しない限りは排尿障害にもなることはありません。

 

5.前立腺肉腫

 前立腺にではなく、その前立腺を支持する間質細胞に発生する悪性腫瘍です。

 前立腺癌に比べても発病率が非常に低い癌ではあるのですが、高齢でなくても若い世代、時には小児でも発病するリスクが存在するため注意が必要なのです。

 

 前立腺は男性の生殖機能を司る器官であり、排尿機能と密接に関わっています。

その症状も排尿障害が主となり、時には癌や肉腫など危険な疾患によって排尿障害の症状が現れている可能性もあることを憶えておく必要があるでしょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/2011/11/04-352355.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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