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びまん性汎細気管支炎は難病・びまん性汎細気管支炎はどんな人がかかりやすい?

びまん性汎細気管支炎は、気管支が枝分かれしてだんだん細くなり、肺胞に入る手前の部分を呼吸細気管支といいますが、この部分が慢性的炎症を起こります。

そのために、長期間咳や、膿性の痰が出たり、息切れがしたり、症状が進んでくると呼吸困難をも引き起こす病気です。

 

難病にしていされている病気

このびまん性汎細気管支炎は、難病に指定されている病気で、発症率は10万人に11人というデータが過去に出されています。

 

遺伝性は少なく、慢性副鼻腔炎を合併することが多いことから、体質的な問題が原因であると考えられており、未だ明確な原因は解明されていません。

 

また、男女問わず年齢層も広範囲の年齢層で発症しますが、日本や韓国、中国といった東アジアで多く見られる病気であり、白人には滅多にみられないことから、人種特異性の病気であるとされています。

 

びまん性汎細気管支炎は発見が難しい!

びまん性汎細気管支炎は難病に指定されている、まれな病気であるため、発見が難しいのが現実です。

 

実際、慢性の気管支炎などと他の病気だと診断され、長期にわたる薬の服用をしていたけれど、一向に良くなる気配は無く、他の病院で診察してもらったら、びまん性汎細気管支炎だと診断されたということは、珍しくないようです。

 

決して病院側の診断ミスとは言い切れない、それほどびまん性汎細気管支炎は珍しく、診断するのが難しい病気であるのです。

 

もちろん、診断された病名が違ってくれば服用する薬も変わってきますし、治療法も変わってきます。

 

もし長期間、咳や痰が続いていて息切れもする、病院で薬を処方してもらっているけれど一向に良くなる気配が無い、といった場合の人は他の病院を受診することも考えてみたほうがよいでしょう。

 

また、びまん性汎細気管支炎は難病に指定されているため、申請手続きをすると収入により医療費が助成される制度があります。

 

もしびまん性汎細気管支炎だと診断されたならば、担当医師に相談し早急に申請手続きの為の書類を作成してもらうようにしましょう。

 

換気障害の原因となるびまん性汎細気管支炎 

びまん性汎細気管支炎は副鼻腔気管支症候群の一つに分類され、その病変が一箇所にとどまらず広範囲にわたることから「びまん性」という呼称が付けられています。その広範囲の病変の一つに閉塞性の換気障害が含まれています。

 

細気管支及びその周囲に原因不明の炎症が引き起され、咳や痰が発生、細気管支が狭窄を起こし、やがては閉塞し換気障害となってしまいます。

問題はその炎症が原因不明であると言うことで、そのため予防もままならない難病とされています。

病因としては確定はしていませんが、HAL抗原との相関から遺伝的な要因があるのではとされています。

 

びまん性汎細気管支炎によって換気障害に

●細気管支の閉塞

1.細気管支及びその周辺に炎症。

2.炎症によって細気管支が狭窄し、咳や痰などをきたす。

3.さらに細気管支が狭窄すれば、閉塞性の換気障害になり、呼吸困難を引き起すことになります。

 

●原因

この細気管支とその周辺の炎症の原因は不明です。

そのため予防などの対策は無く、発症してからの治療するしかない病気となっています。

 

原因がわからないと言うだけ合って、かつては治療も難しい難病でしたが、最近では長期の薬物治療を行うことによって死亡率も低下し、充分治る病気となってきています。

 

ですが、気管支の炎症など進行してしまえば、その部位の組織が繊維化を起こし、完治することの無い換気障害を残してしまう可能性もあるのです。

できる限り早期の内に治療を開始し、後遺症を残さず完治させることが望ましいでしょう。

 

 

びまん性汎細気管支炎とは?

びまん性汎細気管支炎

びまん性汎細気管支炎とは気道と肺胞の境界にあたる、呼吸細気管支を中心に慢性の炎症が起こる病気です。

 

びまん性汎細気管支炎の原因は?

明確な原因は不明!

慢性副鼻腔炎を合併しやすいことから、気道の防御機能に関する遺伝子の問題か、体質的な問題であると考えられています。

 

びまん性汎細気管支炎の症状は?

慢性の咳や痰、息切れなど

初期は痰が少なく、その後細菌感染などにより増加してきます。色も黄色から緑色へと変わっていき、膿性のものへと変化していきます。症状が進行すると痰の量はさらに増え、身体を動かさなくても息切れするようになり、呼吸不全になることもあります。

 

検査と診断

肺機能検査→1秒率が70%未満の気流閉塞

血液検査→白血球の増加、寒冷凝集素値の持続高値

胸部X線写真→肺の過膨張、びまん性の小粒状影

胸部CT検査→びまん性の粒上影、分岐した線上陰影、気道壁の肥圧や拡張像

喀痰検査→初期~中期ではインフルエンザ桿菌や肺炎球菌、後期では緑膿菌

 

治療法

気道炎症の改善には以下の薬を服用します。

エリスロマイシンの少量長期投与

クラリスロマイシン

 

咳や痰、気道れん縮の改善には以下の薬を服用します。

喀痰調整薬の投与

ネブライザーによる吸引療法

ベータ刺激薬

気管支拡張薬

 

びまん性汎細気管支炎かな?と思ったら

咳や膿性の痰が長く続く場合、特に蓄膿症がある人は、びまん性汎細気管支炎である可能性があるので早めに呼吸器内科を受診するようにしましょう。

有効な治療法はありますが、症状が出ているのに放置していると、呼吸不全を引き起こしてしまうことがあるので、早期受診が大切です。

 

 

びまん性汎細気管支炎はどんな人がかかりやすい?

びまん性汎細気管支炎は、肺胞と末梢の気管支をつなぐ領域である呼吸細気管支が慢性の炎症を起こしている病気です。

炎症が左右の肺にびまん性(広範囲)に生じるためこのような病名がついており、強い呼吸障害が特徴です。

症状は、長期にわたる咳と痰、息切れなどが見られます。

また、その殆どが慢性副鼻腔炎や気管支の病気を持っている人が多いというのも特徴のひとつです。

 

びまん性汎細気管支炎はにかかりやすい人とは?

びまん性汎細気管支炎は、過去の調査で10万人に11人程度の発症率という結果が出ており、難病にも指定されている病気です。

 

男女差はほとんどなく、発病年齢は40歳~50歳をピークとして、若年層から高齢者まで各年代層に渡り、発症する病気です。

 

原因は不明で遺伝的なものはありませんが、びまん性汎細気管支炎患者の多くが慢性副鼻腔炎を合併していることから、体質的なものが関係しているのではないかと考えられています。

 

特に日本や韓国、中国など東アジアに多く、白人には極めてまれな病気であるため、人種特異性の強い疾患です。

 

どんな人が気をつけたほうがいい?

長期にわたる咳や痰、痰が膿性のものである、息切れなどの症状が出ている人、また慢性副鼻腔炎の人は特に注意が必要です。

 

早めに呼吸器内科を受診するようにしましょう。

 

治療では少量のマクロライド系の抗生物質を長期服用することで、症状は改善されます。

 

しかし、症状を放置し進行が進むと呼吸不全などを引き起こし、命の危険性も出てきますので、早期治療が大切です。

(Photo by:http://www.pakutaso.com/201320photo057post-2464.html)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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