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生活習慣病

糖尿病でおきる?!代謝性アシドーシスと糖尿病の関係は?

 代謝性アシドーシスが起きる原因として、代表的なものに「糖尿病性ケトアシドーシス」があります。

 

人のカラダは通常、ph7.4の弱アルカリ性を保つようになっています。

これがアシドーシスの状態になると、血液を酸性に傾けようとするのです。

 

糖尿病になると、なぜ血液が酸性になってしまうのでしょうか?

 

糖尿病とは?

すい臓から分泌されるインスリンの量が減る、インスリンを受け取る細胞の抵抗性が増す(なれて効かなくなる)、あるいはこのどちらも起こるのが糖尿病です。

 

糖のかわりに脂肪を使ってしまう

インスリンは、血液中の糖の利用を促進するホルモンです。

 

筋肉などの細胞が、糖をエネルギーとして使えるように受け渡しをする役割があります。

糖尿病ではインスリンの作用が落ちるので、細胞は糖をエネルギーとして使えなくなります。

 

糖の代わりのエネルギー源として使われるのが、脂肪です。

 

脂肪は、エネルギーとして代謝される過程で、ケトン体という物質を生成します。

このケトン体は酸性の物質なので、糖を使えずに脂肪ばかりを燃焼する糖尿病患者や飢餓患者は、アシドーシスになってしまうのです。

 

アシドーシスになると意識障害や昏睡を起こします。

 

1型に多い

糖尿病性ケトアシドーシスは、2型糖尿病患者にはほとんど見られず、1型糖尿病患者で見られます。

 

その理由としては、2型糖尿病患者ではケトン体の産生が、1型糖尿病患者に比べてゆっくりだからだと考えられています。

 

たとえケトン体が産生されても、排尿や呼吸によってpHのバランスをとれるからです。

てんかん患者が摂取エネルギーを、脂質中心の食事にするケトン療法でも、ケトアシドーシスが起きないのはこの為だと思われます。

 

まとめ

糖尿病の方は、アセトン臭といってりんごの腐ったような甘酸っぱい口臭がしたり、グスマウル呼吸といって深く大きな呼吸が見られます。

 

これは体内のケトン体を排出したり、酸とアルカリのバランスを取るために起きるものです。

 

このような症状が見られたら、医師に相談してみましょう。

(Photo by: //www.ashinari.com/2010/10/22-341429.php)

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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