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気になる病気・症状

お酢を飲んでも血液pHが変わらない理由

お酢やレモンだけでなく殆どの食べ物は代謝分解されて酸性物質H⁺を産生します。それでも血液のpHは7.40±0.05程度で一定に保たれています。

血液内で中和される働きに加えて、CO2は肺からH⁺は腎臓から尿として排泄され、血液pHは一定に保たれています。

 

アシドーシスとアルカローシス

血液のpHが正常(7.40±0.05)よりも酸性になるとアシドーシス、アルカリ性になるとアルカローシスといいます。

呼吸が原因になる呼吸性アシドーシスと呼吸性アルカローシス、代謝が原因になる代謝性アシドーシスと代謝性アルカローシスがあります。

アシドーシスもアルカローシスも、命を落とす危険のある非常に危険な病態です。 

 

血液緩衝系

血液には酸やアルカリが多少加わってもpHが変化しにくいように緩衝系という仕組みが備わっており、代表的なものには以下の4種類があります。

 

1、重炭酸緩衝系

血液中のHCO3⁻の働きでバランスが取られます。

CO2+H2O ⇔ H2CO3 ⇔ H⁺+HCO3⁻

血液に酸が入ると、HCO3⁻によって中和され(左側に行き)、CO2として肺から排出されます。

 

2、リン酸緩衝系

無機リン酸によって中和されますが、リン酸濃度はそれほど高くないために効果は高くありません。

 

3、血漿タンパク緩衝系

肝臓で作られる血漿タンパクによって中和されます。

 

4、ヘモグロビン緩衝系

弱酸として働き、血液を中和します。

 

酸性食品やアルカリ性食品などがありますが、それらを食べただけで血液が酸性に傾いたりアルカリ性に傾くことはありません。

  

(Photo by://www.ashinari.com/2008/05/24-004474.php

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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