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副甲状腺機能亢進症、原発性副甲状腺機能亢進症の治療法・手術後は?副腎性器症候群はホルモン異常

 

 

副甲状腺機能亢進症の治療法

 

副甲状腺機能亢進症と診断されてしまった

副甲状腺機能亢進症は、血液中のカルシウム濃度が正常なのに、副甲状腺ホルモンが過剰に反応してしまうため、骨のカルシウムまでもが血中に排出され、血中カルシウム濃度が高くなってしまうものです。

 

それによってカルシウムの奪われた骨は骨粗しょう症となり、病状が進行してくるとカルシウムが尿に混ざって排出されるため、結石を繰り返すようになります。

そのため、健康診断などで骨粗しょう症と診断されたり、結石による治療で副甲状腺機能亢進症と判明したのではないでしょうか?

 

 

副甲状腺機能亢進症の治療法は?

副甲状腺機能亢進症の治療法は手術によって、肥大した副甲状腺を摘出するのが一番の方法です。

手術では全身麻酔を行うので、事前に心臓や肺機能、腎臓機能の検査が必要となります。

それらの検査が終了し異常が無く手術を受けられるとなったら、病的な副甲状腺はどこにあるのかを探さなくてはなりません。

通常、人は4つの副甲状腺を持っているので、病的になった副甲状腺を1つや2つ摘出してしまっても問題はありません。

超音波とシンチ検査で9割程度、病的副甲状腺の位置が把握できるようになっています。

 

 

もし術前に病的副甲状腺の位置が分からなかったら?

それでも手術は行います。

手術を行わず放置したり、進行が進んでしまうと、悪性腫瘍となる可能性が出てくるので、もし術前に病的副甲状腺の位置がわからなくても、とりあえず手術は執り行います。

そして手術中に大体のめぼしを付けておいた部位から、その位置を探し出し、摘出するという方法を行います。

 

 

手術後は?

手術後は、副甲状腺ホルモンの過剰な働きが治まるので、逆に血中カルシウムが骨に吸収されていきます。

そのため血中カルシウムが不足するので、カルシウムやビタミンDを摂取するようになります。

これは、副甲状腺が摘出されたために、残っている他の副甲状腺が少ない数で機能を果たすまで時間がかかるためで、それが落ち着けば副甲状腺の数が少なくても十分機能を果たせるようになるので心配は要りませんよ。

 

 

原発性副甲状腺機能亢進症と治療法

副甲状腺はそこから分泌されるホルモンによって血中のカルシウム濃度を調節してくれます。この機能によってカルシウムは適度に全身に行き渡り、骨の成長を調整するのです。

 

しかし、その副甲状腺に異常が起こるとその副甲状腺ホルモンの分泌量が過剰に分泌され、血中カルシウム濃度が調節できなくなってしまいます。

それが原発性副甲状腺機能亢進症です。

 

 

原因となる副甲状腺異常

●副甲状腺異常による代謝疾患

副甲状腺機能亢進症とは、副甲状腺が分泌するホルモンが過剰に分泌され、代謝疾患になる事です。

副甲状腺が過剰にホルモン分泌をする原因となる疾患とは、

 

1.腺腫

副甲状腺が腫大することで分泌過剰になります。

 

2.癌

副甲状腺に癌が発症することで過剰分泌も症状として発症するのです。

 

3.過形成

多発性分泌線腫症という遺伝的な病気によって合併し、四つの副甲状腺全てに異常が起こります。

 

 

●治療

外科的手術で副甲状腺を摘出することが治療となります。

 

1.線種

肥大した副甲状腺を摘出します。

 

2.癌

甲状腺の一部と、リンパ節も切除する必要があります。

 

3.過形成

四つ全ての副甲状腺を全て摘出する必要があり、術後一部を自家移植することになります。

 

 

原発性副甲状腺機能亢進症となれば、根治的に治療するためには異常のある副甲状腺を外科的に摘出しなければいけません。

副甲状腺ホルモンが過剰分泌され続ければ、どんどん骨から血中へとカルシウムが溶けて行き、骨がもろくなる骨粗鬆症になってしまうのです。

 

 

副腎性器症候群はホルモン異常

副腎性器症候群はホルモン分泌異常が起こる疾患です。

アンドロゲンの大量分泌による男性化は、あくまでホルモン分泌異常の一つでしかありません。

副腎皮質ホルモンには他にも二つ重要なホルモン分泌に異常が起こっており、この二つとアンドロゲンの崩れたホルモンバランスを矯正することが副腎性器症候群の治療に繋がります。

 

■副腎皮質の分泌異常

1.副腎皮質が分泌するホルモン

●コルチゾール

副腎皮質ホルモンであり、炭水化物や脂肪、そしてタンパク質の代謝を制御する働きをしてくれます。

●アルドステロン

血液中のカリウムとナトリウムのバランスを整えてくれる副腎皮質ホルモンです。

●アンドロゲン

男性ホルモンと呼ばれるステロイドホルモンで、このホルモンが増えることによって起こる男性化作用は男女にかかわらず現れます。

 

2.副腎性器症候群による分泌異常

●ホルモン分泌の崩壊

コルチゾールとアルドステロンの分泌は低下し、アンドロゲンが過剰に大量分泌されることになります。

●アンドロゲン大量分泌による男性化作用

前述したようにアンドロゲンが大量に分泌されると、男女問わず身体が男性化の変化を促進させ、特に女性が顕著に大きな変化を伴う症状となってしまうのです。

 

3.副腎不全

この副腎皮質ホルモンの分泌異常が重症化すれば、副腎機能自体が失われる副腎不全となる危険があります。

 

コルチゾールもアルドステロンも人体にとって非常に重要なホルモンであることには変わりありません。

分泌が低下した状態のままでは、健康にも悪影響が及ぶこととなります。

そして副腎ホルモン分泌が重症化することで副腎機能自体が破壊される副腎不全となってしまうのです。

分泌低下したホルモンを補い、そして過剰分泌を抑制することで、ホルモンバランスを正常に保つことが副腎性器症候群では重要な治療のポイントとなります。

 

(Photo by :http://www.pakutaso.com/201136photo339post-978.html )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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