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膀胱炎と間違えやすい症状!「過敏性膀胱炎」。“水分を沢山摂る”…隠れたデメリットとは?放置はNG!

 

残尿感があるし、トイレが妙に近い…と膀胱炎に良く似た症状のため、膀胱炎と間違えられる病気が「過敏性膀胱」です。子供から中年の方に良く見られる病気で、高齢者は比較的少ないと言われています。

 

この病気は心の乱れにより発症することが多く、心因性の病気と認識されています。例えば、身近な人との別れ、急な引っ越し、環境の変化など精神的にダメージを受けることにより発症する可能性が高いのです。

 

精神的ダメージが一時的な場合

上記での述べた様に、急な引っ越しや身近な人との別れ、環境の変化により発症した場合、精神的ダメージが一時的と考えられます。そうであれば、発症から数日から数週間で良くなる事が多いので、あまり心配はいりません。

 

精神的ダメージが継続される場合

学校内、会社内でいじめにあっていたり、ある特定の事や人、物に対して緊張をする場合など継続的に精神的ダメージがある場合は症状が継続される恐れがあります。

 

症状が継続されることにより、「緊張」によってその症状が出ると本人が認識する様になります。

 

症状

・残尿感(トイレに行ってもすっきりとしない)

・頻尿(トイレが異常に近い)

・尿意亢進(尿がほんの少したまっただけでトイレに行きたくなる)

・尿意が異常に気になって何度も何度もトイレに行きたくなる

・特定の出来事や特定の人に会うと尿意がおこる

 

症状がでたら・・・

1. 医療機関へ行き、膀胱炎など膀胱に問題がないかきちんと確かめましょう

2. 自己判断は止めましょう

3. 症状が数日から数週間で良くなるようでしたら問題ありません

4. 症状が1か月以上続くようでしたら神経科や診療内科へ行きましょう

 

 

膀胱炎予防の“水分を沢山摂る”…ですが隠れたデメリットがあるのを知っていますか?

膀胱炎にならないために水分を沢山とりましょう!という言葉は、よく耳にします。とくに夏であれば、意識をしていなくても、日中の暑さから水分は手放せません。

 

ガブガブとめいっぱい水分を摂取することで、「これで、水分補給にも膀胱炎予防にもなるなんて♪」とプラスの面ばかり考えてしまうかもしれませんが、水分の過剰摂取は別の隠れたデメリットが存在します・・・。

 

◆水分を沢山とると、“むくみ”に変化する!

体内にため込んだ水分は、汗や尿となって排出されますが、排出しきれない余分な水分に関しては、排出されないまま体内に残ってしまい、顔や体・足などの浮腫へと変化してしまいます。

 

水分を沢山とった翌日は、朝、自分の顔を見てビックリ!パンパンに腫れている・・・なんて経験をされた方も少なくありません。

水分を過剰に摂取することはかえって、体の負担にもなってしまうので、適度な量を心がけましょう。

 

◆過剰な水分摂取は脳出血の恐れも?!

体の中に沢山の水分をため込むと、血液にも影響してしまい、血液中の水分量が増えてしまいます。血液中の水分量が増えてしまうと、血液そのものの量が増えてしまいます。

増えた血液を送り出すために、血圧が高くなってしまい、その状態が続くと、脳出血を引き起こすリスクも可能性として出来てしまいます。

 

適度な量がどのくらいかという事は、個人差があるので、ハッキリと断言できませんが1日に2リットル前後ほどがベストと言う意見もあります。

少なすぎる量も、膀胱炎対策には効果を示しませんし、多すぎては胃などの臓器への負担・余分な水分による浮腫を起こしてしまうので、そのさじ加減が難しいです。

 

水分を沢山摂ることも注意が必要ですが、摂取する水分が冷たすぎることも体を冷やしてしまう原因になるので、常温の水を適度に摂ることが望ましいと言えます。

また、一度に沢山の量を飲むのではなく、少量をこまめに摂取することが良いでしょう。

外出時にはいつでも飲めるように、ちゃんと水分を持ち歩く事を心がけてください。

 

 

女性が特になりやすい膀胱炎…原因は細菌による感染!細菌はどこから侵入してくるの?

膀胱炎は膀胱に炎症が発生してしまうことで、排尿時や尿を溜める膀胱の基本的な機能に支障が生じてしまう病気です。

一般的に女性が膀胱炎になりやすいとされていますが、その理由はどうしてなのでしょうか。

 

膀胱炎になる原因とは

そもそも、膀胱炎の原因は細菌による感染です。細菌はどこから侵入してくるかというと尿道から侵入してきます。

原因となる細菌には、ブドウ球菌や腸球菌、プロテウス、セラチア菌、大腸菌などがあります。膀胱にはもともと少量の細菌に対する抵抗力があり、実際に原因細菌もいくつか存在しています。

そして、排尿することで膀胱に存在するこうした原因細菌を尿として体外に排出するという役割もあります。

しかし、ストレスや疲労などによって体の免疫力が低下してしまい、また、尿道付近を清潔に保たなかった場合に、膀胱炎になる可能性が高まるのです。

 

女性が膀胱炎になりやすい理由

多くの女性が一生に一度は経験するといわれるほど、膀胱炎は大変ありふれた病気です。どうして女性が膀胱炎になりやすいかというと、女性のカラダの構造が男性と異なるからで、女性の尿道の長さが男性と比べて極端に短いためです。

男性は平均16センチあるのに対し、女性は平均4センチと短く、そのため外部から容易に細菌が膀胱に向かって侵入しやすいのです。

 

また、尿道の近くに細菌がいる膣・肛門があるため、外部からの細菌が尿道に入りやすいという特徴もあります。

特に排尿・排便後のふきのこしがあったり、不潔な状態で性行為をしてしまうと感染リスクが高まるので注意が必要です。

 

以上のことから、特に女性は膀胱炎になりやすいため、男性と比べてより一層注意が必要なのです。

 

 

放置はNG!膀胱炎は腎盂腎炎にまで進行する

膀胱炎は、症状としては排尿の際に炎症を起こした膀胱が収縮で痛みを感じる程度の疾患です。

もちろん排尿の度に痛むことはつらいものかもしれませんが、それ以外に目立った症状はありません。

 

疾患の場所が場所だけに恥ずかしがって泌尿器科に治療にいけない人も多いでしょう。

しかし膀胱炎は放置しておくと腎盂腎炎にまで発展してしまう疾患なのです。

 

尿道から膀胱までさかのぼって感染した細菌は、そのままさらにさかのぼり、尿管から腎盂にまで感染を広げ腎盂腎炎になってしまいます。

 

腎盂腎炎は腎臓疾患であり、やがては腎不全となるリスクも発生するのです。

 

■膀胱炎から腎盂腎炎まで発展

●膀胱炎

尿を溜め込む膀胱に尿道から細菌が感染して、膀胱が炎症を起こすことによって排尿時の痛みや血尿などを発症します。

 

●腎盂腎炎

腎臓で作られた尿を尿管に送り込むのが腎盂です。この尿管に送り込まれた尿が膀胱に蓄積され、尿道を通って排尿されます。

 

●細菌感染の順序

尿道から細菌が感染し膀胱に感染することで膀胱炎に、そして膀胱から尿管に細菌が侵入し、腎盂にたどり着けば腎盂腎炎となります。

つまり、膀胱炎から段階的に腎盂腎炎に発展することになるのです。

 

●排尿異常

膀胱炎の段階で血尿の排尿異常が見られますが、腎盂腎炎にまで発展すれば白血球尿なども付け加えられます。

 

●発熱

膀胱炎だけでなく腎盂腎炎にまで発展しているサインとしては発熱が挙げられます。

細菌感染による炎症が腎盂にまで至ると、膀胱炎の症状に加えて発熱を起こすようになるのです。

 

ただの痛みを感じるだけの膀胱炎から、発熱なども伴うようになると腎盂腎炎の危険性があります。

そうなる前に恥ずかしさを我慢して泌尿器科に膀胱炎を治療してもらうのが最善の選択です。

 

(photo by:http://pro.foto.ne.jp/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-17掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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