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結核後遺症に有効な理学療法

 

結核後遺症に有効な理学療法

 

結核後遺症とは、結核治療後に慢性的な呼吸困難を引き起こすことです。

 

結核の特効薬が無かった戦前は、肺を切除したり、穴を開けたりして結核を治療していましたが、これによって肺自体の容量が少なくなったり、機能が低下したりして、結核が治った後に後遺症として呼吸困難が現われます

 

また、戦後の投薬による結核治療でも、投薬を途中で中止してしまったりと、完全な治療を行わなかった場合、後に症状が悪化し、これらの呼吸困難という後遺症を引き起こすこともあります。

 

 

結核後遺症の特徴は慢性的な呼吸困難

 

結核後遺症に陥ると、慢性的な呼吸困難になります。

症状としては浅くて早い呼吸になちがちになり、首から肩にかけての筋肉が緊張することによって、さらに息苦しさを感じるようになります。

 

慢性的な呼吸困難を軽減するためには?

 

腹式呼吸を使い、呼吸を整えます。

 

仰向けになって両膝を立て、胸とお腹に両手を置いて腹式呼吸をします。

肩の力を抜いて鼻からゆっくりと息を吸い、その時お腹が膨らむのを手で確認しながら行うようにします。

息を吐き出すときは口をすぼめて口からゆっくりと吐き出します。

 

呼吸法を取得するまでは朝晩2回10分程度行うのがよいでしょう。

 

結核後遺症では、胸部の動きが悪くなり、十分な呼吸運動が出来なくなっていることも考えられます。

そのため、胸部を中心としたストレッチ運動を行い、胸部の柔軟性を高めることも必要です。

仰向けになり両手を組み、腕を伸ばした状態のままお腹の下から頭の上までゆっくりと移動させます。

これを腹式呼吸をしながら行うとよいでしょう。

 

 

慢性的な呼吸困難では痰が多くなります。

痰が増加すると気道が狭くなり、空気の通りも悪くなるのでさらなる呼吸困難を招きます。

痰を効果的に吐き出すには、深く息を吸ったところで息を一度止め、そこから一気に強く息を吐き出すのと同時に痰を吐き出す方法です。

それでも痰が出しにくい場合は、横向きになったりうつ伏せになったりと状態を変えてみてから試してみるとよいでしょう。

 

また、痰は水分が不足していると詰まりやすく、出にくくなりますので十分な水分補給も心がけるようにしましょう。

 

 

 

(Photo by://www.pakutaso.com/201250photo089post-1330.html)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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