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結核後遺症にならないためには

結核後遺症にならないためには

 

 

結核後遺症とは、1950年代前に手術によって結核を治療した人が、肋骨から針を刺し肺に穴を空けたり、肺を切除するなどして肺にダメージを与えるような手術をしたためにその後数十年たってから、慢性的な呼吸困難などの症状が出てしまうものです。

手術により結核を治療した人は、肺の容量が減り肺活量も減っているので、慢性的な呼吸困難という症状が出やすくなります。

そのため、思い当たる人はこういった呼吸困難等には十分に気をつける必要があります。

 

投薬で結核を治療した人は?

手術ではない投薬で結核を治療した人が安全かというと、そうでもありません。

 

手術をしなくても、肺に空洞が残っているとそれが何かの衝撃や刺激によって出欠を起こしたり炎症を起こしたりし、咳や痰、血痰、胸痛などの症状として現われることがあります。

また、空洞化した肺にウイルスや菌が入り込み結核以外の病気を発祥することもあります。

 

結核後遺症にならないためには?

それでは投薬で結核を治療する人や治療した人が、結核後遺症にならないために気をつけなければならないことは何か?

 

早期発見、悪化させないことが大切

それはまず、結核を悪化させないことです。

期発見をして治療を開始し、結核の進行を防ぐことが大切なのです。

 

なぜならば、結核後遺症というものは、結核がどの程度悪化したかによってその発症率も変わってくるからです。

 

結核が初期の段階で発見され治療すれば、病巣も非常に小さなもので済み、病巣が空洞化しないですみます。

肺が空洞化しなければ、そこが炎症を起こしたりウイルスや菌が入り込むことも少なくなり、結核後遺症も殆ど起こることはないからです。

 

結核はまだ潜んでいる!

そのため結核を早期発見し早く治療を開始することが大切なのです。

また、結核の症状が治まったからといって投薬を中止してしまったり、治療を中断してしまうのもよくありません。

結核は症状がなくなり治ったと思っても、実は薬と自己免疫で押さえ込まれているだけであって、高齢になったり疲労や免疫が下がった時に、結核菌がまた暴れだし再発するという可能性があるからです。

 

そして再発すると症状は悪化することが多いので、肺に空洞を作ってしまうことになります。

結核になったら、治療や投薬は最後まで行い完全に結核菌を退治するようにしましょう。

 

 

(Photo by://www.pakutaso.com/201205photo305post-2081.html )

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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