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膵臓切除後の合併症について

 

 

 

 膵臓の手術は合併症を起こしやすい手術です。

代表的な合併症には以下のようなものがあります。

 

 膵液漏

膵臓からは糖・脂肪・たんぱく質を分解する膵液が出ています。この膵液が膵臓と腸とのつなぎ目から漏れ出てしまう事があります。漏れ出た膵液は周囲の組織や血管を溶かして、出血や炎症を起こします。

膵液を外に排出する通路(ドレナージ)を作り、自然治癒を待ちます。

膵液は食事をすると分泌されるので、絶食して点滴で栄養補給します。

 

胆管炎

胆嚢から出る胆管と膵臓から出る膵管は合流して十二指腸に開口しています。膵液が胆管に逆流してしまう事によって胆管炎を起こすことがあります。

 

胃排泄遅延

膵頭と十二指腸を切除した後に胃の動きが悪くなることがあります。胃が動かないので食べ物や胃液が胃の中に長時間溜まってしまいます。胃が動きだすまでは絶食して、自然と回復するのを待ちます。

 

まとめ

 膵臓の手術は合併症が起こる可能性が高い手術です。

膵液が漏れ出る、胆管に逆流する、といった事は術後何日かしてから起こることがあります。その為に、手術後も合併症が起きないかを観察するために2~3週間の入院が必要です。

入院期間は合併症が起きるかどうかによっても変わってきます。

 

医学の進歩した現在でも、膵臓の手術に合併症は完全に避けられるわけではありません。しかし、合併症に対する対処法も分かっているので不安なことは専門医に相談してみるといいでしょう。

 

 

  

 

(Photo by://www.ashinari.com/2009/07/09-023890.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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