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気になる病気・症状

遺伝性球状赤血球症とは

 

 

 遺伝性球状赤血球症とは、先天的な赤血球膜の異常によって赤血球が球状に変形して溶血性貧血を起こす病気です。

 

赤血球の形

 正常な赤血球は扁平な形をしているので、血管の太さに合わせて曲がったり変形して血管を通過することができます。

遺伝性球状赤血球症では、赤血球が球状に変形して脾臓の微小血管を通り抜けれなくなるために破壊(溶血)されます。

 

 症状

軽い場合は、赤血球が通常よりも沢山作られるので症状は出ません

 

重くなると、溶血(赤血球の破壊)によるビリルビンの増加によって黄疸が出ます。

ビリルビンの増加による胆石も見られます。

また、脾腫や肝腫が見られることがあります。

 

ウイルス感染によって急激な貧血状態に陥ることがあります。

 

治療法

貧血症状に対して赤血球の輸血を行います。

 

重症例では脾臓の摘出手術を行います。

 

脾臓は免疫機能に関わりがあるために、脾臓摘出すると病気にかかりやすくなってしまいます。

軽症の場合は、脾臓を摘出せずに経過観察を行います。

 

 

まとめ

脾臓を摘出すると赤血球が脾臓で破壊(溶血)されることは無くなりますが、赤血球の寿命が短いことに変わりはありません。赤血球の産生は健康な人よりも多くなっています。

赤血球が作られるのに必要なビタミンBや葉酸が不足しないように気をつけましょう。

 

これらの症状が見つかった時には小児科や血液内科の診察を受けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(Photo by: //pixabay.com/ja/%E5%AF%92%E5%A4%A9-%E7%B9%81%E6%AE%96%E5%9C%B0-%E8%B5%A4-%E8%A1%80%E6%B6%B2%E7%B4%B0%E8%83%9E-%E5%AE%9F%E9%A8%93-%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E5%A4%A9%E8%8D%89-agartang-60571/)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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