カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 頭痛 >
  3. 気圧 >
  4. 原因 >
  5. 水が片頭痛と関係する?片頭痛と水分調節機構

頭痛

水が片頭痛と関係する?片頭痛と水分調節機構

 

片頭痛の症状の発生や増悪に、体内の水分に関する機構が関与していると考えられています。水分の摂取に注意することは片頭痛の予防につながるかもしれませんね。

湿度が高くなるこれからの時期、「水分」との付き合い方に注意してみましょう。

 

 

レニン-アンジオテンシン系と片頭痛

 

最近の研究では、脳動脈や硬膜やその血管などに分布している神経の炎症が、片頭痛の発生に関係していると考えられています。神経の炎症は、レニン-アンジオテンシン系と呼ばれる水分を調節する機構が活性化された時に増悪することも報告されています。

また、レニン-アンジオテンシン系の機能を抑える、アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬や、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)が片頭痛の頻度や程度を軽減することが報告されており、予防薬として期待されています。

これらのことから、レニン-アンジオテンシン系が片頭痛の病態に関わっている可能性が高いと考えられ、体内の水分調節や血液の循環が片頭痛に影響を与えるだろうといわれています。 

 

 

東洋医学における片頭痛と水の関係

 

東洋医学では、片頭痛も含めて、慢性頭痛は、体内の水の巡りが滞り、余分な水が溜まって、代謝に影響が出る「水毒」によるものと考えられています。

水毒は、水分代謝に関与すると考えられる、臓の機能低下(脾虚)、腎臓の機能低下(腎虚)などによって起こります。脾虚や腎虚によって頭痛が起こると言われています。

水毒が続くと、痰濁や瘀血が起こることがあります。東洋医学では、「湿が集まると水となり、さらに水が集まって痰となる」という考え方があります。体内に溜まった水分は、いずれ痰となって新しい病症を引き起こすといわれ、その一つとして頭痛があります。また、水分の代謝異常によって、血液の流れが悪くなると、瘀血を生じ、それによって頭痛が起こるとも考えられています。

 

 

乾燥で悪化する片頭痛

 

「乾燥」は片頭痛の増悪因子、誘発因子の一つとして考えられています。仕事などで水分を取れない状態が続いたり、夏場の暑い時期に片頭痛の症状がひどくなる患者さんもいます。

 

この記事を読んで、水を取りすぎてもいけないし、取らなくても頭痛にはよくなさそう…と、心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、少しだけ水分の摂取について気を留めるくらいで大丈夫です。頭痛だけでなく、みなさんの健康のためにも、喉が渇いたら水分を取る、水分を長時間取らないことはしない、軽く運動したり入浴したりして汗をかくようにして、水とうまくつきあっていきましょう。

 

(Photo: //www.ashinari.com/2010/08/15-339699.php)

著者: 夏樹さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

原因に関する記事

天気や気圧の変化で頭痛がする?!天気と頭痛の関係

神経痛などを持っている人はよく、「雨や雪が降ると痛くなる」とか「痛みによって...

低気圧頭痛…でも雪の低気圧は症状が軽い?

日本人に偏頭痛持ちは多くいますが、特に低気圧の接近に伴って偏頭痛が起こる低気...


梅雨の頭痛の原因!低気圧と酸素不足が原因の場合のメカニズム

梅雨の頭痛の原因はストレスによるもの、プラスイオンによるもの、低気圧によるも...

片頭痛によるストレスも…梅雨が引き起こす低気圧と頭痛の関係

天気予報などでも低気圧という言葉はおなじみで、明日は高気圧が迫ってくる、低気...

カラダノートひろば

原因の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る