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その陰部のかゆみは病気のサインかも!直腸と膣がつながる?!直腸膣瘻ってどんな症状?

女性のデリケートゾーンである陰部。皮膚に目立った症状がないにも関わらずチクチクする、かゆい…そんな気になる症状が出たら「外陰掻痒(がいいんそうよう)症」、あるいは「局部性皮膚掻痒(きょくぶせいひふそうよう)症」かもしれません。

チクチクする痛みや痒みのせいでひっかき傷をつくってしまい、皮膚や粘膜が赤くなってしまったり、陰部の色が変わってしまうなどがあるので要注意です。

  

原因1 外陰炎や膣炎

外陰炎や膣炎からくるかゆみの場合は、痛みやおりものの異常など他の症状が後から出てきます。元の病気が治ればかゆみも治まります。

 

原因2 糖尿病・腎臓病・肝臓病

比較的高齢の人に多く、糖尿病の場合は尿の中の糖が原因でかゆみが起こるとも考えられています。

 

原因3 アレルギー性皮膚炎

アレルギー性皮膚炎の場合、皮膚が過敏なので、環境の変化やちょっとした刺激で発症することがあります。

 

原因4 自律神経のバランスの崩れ

ストレスや更年期障害などで自律神経のバランスが崩れて肌が乾燥し、かゆみを感じることがあります。

 

原因5 毛じらみ

プールや公共浴場、寝具などから感染します。一般的には髪の毛ですが、陰毛の毛根あたりにつき、かゆみを引き起こしている場合があります。

 

かゆみは持続的に起こる場合と突発的に起こる場合があり、かゆみの種類もむずむずするかゆみや、チクチクと皮膚を刺激されているようなかゆみなど様々なケースがあります。

 

どの場合も体が温まったときや眠りに入る前に強いかゆみを感じることが多いようです。

 

 

原因が特定できない場合もありますが、どちらにせよ病院で検査をしてもらった方が良い症状です。かゆみは他の病気の症状になっていることも十分あり得ますので、しっかり原因を特定してもらいましょう。

 

年配の女性は注意!その陰部のかゆみはガンかもしれない

性器の外側の部分がガンになることを外陰ガンと言います。女性の悪性腫瘍の中では3~4%程と少なく、60代以降の発症が最も多い病気です。

  

〇原因

詳細はまだわかっておらず、尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスの感染がガンの発生に関わっていると言われています。

 

〇症状

生理期間以外の出血、おりものがあり、外陰部の痛み、かゆみを感じます。また、外陰部に腫れやただれが見られることもあり、自覚しやすい病気です。

しかし外陰部の症状であるだけに、進行して症状が重くなるまで診察を受けない人が多く、ガンが進行した後に治療が始まるケースが多いそうです。また、外陰部のかゆみだけが症状として感じられると慢性湿疹と間違われることが多く、軟膏の処方で一時的に改善したように思い込み、治療が遅れてしまう場合があります。

 

〇治療

初期のガンでは、ガン周辺のリンパ節を切除します。リンパ節への転移の有無とは関係なく広範囲を切除することが多いようです。

ガンが進行すると、放射線治療や抗がん剤治療、あるいは骨盤内臓摘出により、子宮・膣・直腸・膀胱を取り除く手術が行われることもあります。この際は人口肛門や人口尿路などを用いて元の体の機能を戻していきます。

 

 

おりものや陰部のかゆみ、痛みはただの炎症や、膣の病気でも見られることに加え、外陰ガンは発症率が少ないことから軽い病気の方に診断されることもあります。受診した際は組織検査などをめんどくさがらずに受けましょう。

 

放っておいてはいけない膣口のしこり*バルトリン腺のトラブル

膣のあたりにシコリを感じることはありませんか?

膣の入り口の左右にある分泌腺の事をバルトリン腺といいます。膣の乾燥を防いだり、性交渉の時スムーズに行くように分泌液を出す器官です。

元々細菌などが入りやすい場所で、ここが塞がってしまうと分泌液が溜まってしこりになります。

初期症状が殆どないので、膣に小さなしこりがあれば、検査を受けることをお勧めします。

 

〇症状

・バルトリン腺炎、バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺が細菌などによって詰まり、分泌液が排出されずにしこりになり、開口部は赤くはれて痛みを感じることもあります。炎症が進むと膿瘍を形成し、こぶのようになります。進行に応じてはれや痛みが強くなり、座ったときや歩行時に痛みを感じます。通常は左右どちらかに発症しますが、両方の腺を発症することもあります。

 

・バルトリン腺嚢胞

バルトリン線炎が慢性化する、あるいは最初から慢性化の症状になることもあります。嚢胞になると痛みを感じることは少ないですが、歩行時や性交渉時の違和感を覚えます。

 

〇治療

バルトリン腺炎のように軽度の場合には抗生剤の投与を行いますが、膿瘍や嚢胞に対しては外科処置が行われます。手術の療法はいくつかありますが、基本的には切開し、たまった膿を出す手術です。しかし選択する手術方法によっては再発率も高いので、医師との相談が必要です。 

 

この病気は膣口にたまご大のしこりができることもあります。軽い症状のうちに適切な処置を受けましょう。

 

直腸と膣がつながる?!直腸膣瘻ってどんな症状?

直腸膣瘻の特徴は一言で言えば、直腸と膣がトンネルで繋がってしまうと言うことです。問題となるのは直腸と膣が繋がってしまったことにより起こる事象なのです。

 

直腸と繋がることは、直腸の内容物が膣に入り込むことを意味します。直腸の内容物とはもちろん大便とガスです。大便とガスが膣に入り込み、そのまま膣から外へ排泄されることになってしまいます。

 

本来の通り道である直腸に大便やガスが向かうなら、肛門の機能によって排泄がコントロールされることになります。ですが膣にそのような機能はありません。膣に入り込んだ大便やガスは、そのままほとんど垂れ流しとなってしまうでしょう。

 

■直腸膣瘻の症状

1.直腸と膣が繋がる

●直腸と膣を繋げるトンネル

単に直腸と膣を繋げる傷ができるだけでなく、その傷がふさがらず、上皮を形成した瘻孔というトンネル状になってしまうことで直腸膣瘻となってしまいます。

 

2.瘻孔を通って出入りするもの

●便やガス

直腸と繋がっているため、腸内の便やガスが瘻孔を通って膣内に入り、膣から外へ排出されることもあり得ます。

 

●炎症性の滲出液

直腸と繋がることで膣が炎症を起こし炎症性の滲出液が膣から直腸や、膣から外へ出る場合が考えらます。

 

このように直腸と膣が繋がることは衛生的にも大問題であり、膣の本来の目的をも大きく阻害してくれます。可能な限り速やかに直腸膣瘻は治療する必要がありますが、場所が場所だけに治療も難しく、高度な縫合手術が必要となります。

 

また、デリケートな場所であり、完治するまで食事制限や排便を制限する処置が必要となり、それらをクリアしてもさらに再発のリスクの高い、治療困難な難病でもあるのです。

 

排便時に膣と肛門を押さないと便が出ない?!女性がなりやすい直腸瘤を知っておこう!

身体の中にたまった老廃物を排泄する出口である直腸は、その役割から様々な疾患に罹りやすく、頻繁に便秘など排泄困難となってしまうデリケートな器官です。

 

一般的に直腸の疾患は男女の性別関係無いものがほとんどですが、特殊な事例として直腸瘤という女性限定の直腸疾患が存在します。

 

これは女性の直腸が、膣と隣り合っていることによって引き起される疾患であり、特に排泄時に極端なまでに強くいきむ人などは、膣と直腸の間の壁を越えて、膣側に直腸が飛び出す直腸瘤ができてしまうことがあります。

 

■直腸瘤ができる原因

1.直腸と膣の間にある筋膜の弱体化

女性の膣と直腸の間にある結合組織や筋膜が弱くなることで、排便時のいきみすぎによって直腸の前側が膣の中に向かって膨らんでしまい直腸瘤となってしまいます。

 

2.女性ホルモンの低下

加齢や出産などによって女性ホルモンが低下することが、コラーゲンを脆弱化させ、コラーゲンを元とした結合組織の弱体化を招くことになります。

 

3.過度な排便時のいきみ

排便の為に過剰にいきむ習慣が付いてしまうと女性の場合、直腸瘤になりやすくなってしまいます。直腸瘤と意識が無い方でも、膣と肛門の間を押すと便が出やすいなどの状態であれば、直腸瘤になっている可能性も考えられます。

 

加齢や出産による女性ホルモンの低下によるコラーゲンの脆弱化はある意味、避けようのないことです。女性ホルモンが低下しても、排便時のいきみなどを極力しないよう習慣を改善することによって直腸瘤を予防することが可能となります。

 

直腸瘤は、たとえば痔核などのように症状が現れなければ放置していても良い軽い疾患ではあります。しかし程度により、重度の直腸瘤となった場合には大掛かりな手術が必要な場合もあります。

 

今はまだ若く、心配はない方でも、排泄時のいきみを意識して減らすなど予防対策を行うことをお勧めします。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-05掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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