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女性に急増!摂食障害は心の病気です

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■摂食障害について


摂食障害は、大きくわけると「拒食症」「過食症」に分けられます。

現在の分類では、病的なやせがある人を「拒食症」そうでない人を「過食症」と分類します。

拒食症の中でも過食症状がある人は「むちゃ食い/排出型」、
過食症状がない人は「制限型」に分類します。

過食症も2つのタイプに分けられます。
嘔吐や下痢・利尿剤・浣腸の乱用をする「排出型」。
そして、それらがない「非排出型」です。
この2つの違いは、拒食症における2つのタイプの違い程に決定的ではありません。
基本的にはやせたい病気ですので、「非排出型」の人も、過食以外は絶食しようとすることもありますし、過剰な運動をすることもあります。

■拒食症の診断基準


現在、広く用いられているアメリカ精神医学会の診断基準は以下の通りです。

 年齢と身長から計算される正常体重の最低限(80%)以上を維持することを拒否する。
 体重が不足している場合でも、体重が増えることや肥満することに対する強い恐怖がある。
 自分の体重や体系の感じ方の障害:自己評価が体重や体型に過剰な影響を受けている。または現在の低体重の重大さを否認する。
 初潮後の女性の場合は、3回以上続けて月経がない(女性ホルモンを投与されたときのみ月経が起こっている場合は、無月経とみなす)

病型
・制限型:現在の拒食症の間、定期的な過食や嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をしていない。

・むちゃ食い/排出型:現在の拒食症の間、定期的な過食や嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をしたことがある。

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拒食症は、専門用語では「神経性無食欲症」と呼びますが、病的なやせ(標準体重の80%未満があるのに体重を増やそうとしない(「増やします」といっても実際には増えないケースも含む)、体重を増やすことについての恐怖心がある、生理が続けて3回以上していない、というような場合に診断されます。

他の理由によって体重が減ってきてしまった人であれば、「こんなにやせてしまってどうしよう」と困るのですが、拒食症の人は、少なくとも未治療の段階では、自分がやせていることについての深刻な危険性を認めようとしません。

また、特に「むちゃ食い/排出型」の人に多いのですが、やせていないと自分には人間としての価値がないと思うことも特徴的です。


■過食症とはどんな病気か


アメリカ精神医学会による過食症の診断基準

 過食の繰り返し。過食の特徴は以下の2つ。
①「過食時間」として区別できる時間内に(例:1日のどこか2時間以内など)、ほとんどの人が同じような時間に同じような環境で食べる量よりも明らかに多い食物を食べる。
②過食している間は、食べることを制御できないという感覚(例:食べるのをやめることができない、または、食べるものや食べる量をコントロールできないという感じ)がある。

 体重の増加を防ぐために不適切な「埋め合わせ行為」を繰り返す。(例:嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸乱用、絶食、過剰な運動など)

 過食および不適切な「埋め合わせ行為」はともに、少なくとも3ヶ月間にわたって平均週二回以上起こっている。

 自己評価が体重や体型に過剰な影響を受けている。

 現在、拒食症の診断は満たさない。

※A~Dを満たしていても、同時に拒食症の診断基準を満たす場合は、「拒食症(むちゃ食い/排出型)」という診断になる。

病型
・排出型:現在の過食症の間、定期的な嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸などの乱用をしたことがある
・非排出型:現在の過食症の間、絶食や過剰な運動などの不適切な「埋め合わせ行為」をしたことはあるが、定期的な嘔吐、下剤・利尿剤・浣腸などの乱用はしたことがない。

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過食症状があって、体重は標準 体重の80%以上ある人は過食症と診断されます。

ここでいう過食症状というのは、通常の「食べ過ぎ」とは違います。また、「だらだら食べ」でもありません。
明らかに「過食のスイッチ」が入って始まり、終わり(多くは嘔吐)があるタイプの過食です。

そのサイクルを繰り返す場合は一見「だらだら」に見えますが、それぞれのサイクルにはちゃんと始まりと終わりがあります。

過食の間はまるで人間が変わったようになります。
実際に「過食中のことを、あまり覚えていない」という人もいます。
基本的には過食衝動によって食べるので、とりつかれたように食べるという感じですし、自分の意思を持って、どこかでやめることはまずできません。

人が部屋に入ってくるなどの邪魔が入って、仕方なく止まることはありますが、過食衝動はくすぶり続けます。
多くの場合、あとでまた過食をする、ということになります。

よく間違われるのですが、過食症の本質は決して「食べたい病気」ではありません。逆に「やせたい病気」なのです。
「食べないですむのなら、その方がやせるので好ましい」
と過食症の人たちは思っています。
実際に過食をしているとき以外はダイエット志向である人が多いのです。

過食症の人は、自分の体型や体重を過剰に気にします。
そして、やせれば自分の価値が上がると考え、太ると人間としての自分の価値が下がると考えます。
体重が減ったときには比較的活動的になりますが、体重が増えてしまうと家から出られなくなる、という人もいます。

(Photo by //blogs.yahoo.co.jp/hirobin1234/14385466.html )

著者: ひなさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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