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頭痛

片頭痛に効く漢方のいろいろ 薬に頼らないで片頭痛の緩和方法とは?

片頭痛の治療に漢方が使われることを知っていますか?漢方薬は、作用が穏やかなことや、個人の症状に合わせて選べるメリットもあります。また、患者さんの医療費の負担を抑えることもできます。

 

今回は五苓散という漢方薬をご紹介します。

 

五苓散はとっても使いやすい漢方

五苓散(ごれいさん)は、小柴胡湯や葛根湯とともに、親しみやすい漢方といわれています。五苓散は猪苓、茯苓、蒼朮または白朮、沢瀉、桂皮を組み合わせた処方で、水のめぐりをよくする漢方薬です。

 

体内の水が過剰な状態の時は排出を促進させ、体内の水分が不足した状態の時は水分を保持する作用を示します。 重篤な副作用は少ないと言われ、薬剤のアレルギーの有無に気を付ければ投与しやすい薬方と考えられています。

 

経済的にも安価なため、よく利用されます。

 

片頭痛の治療に五苓散

漢方では、頭痛の原因を、冷え、むくみ、血行障害、ストレスなどによる感情の変化にあると考え、これらの原因を治療します。

 

軽い脳のむくみによって頭痛がおこっていると考えられる場合に、むくみの治療薬である五苓散はよく効きます。冷えやストレスによって片頭痛が増悪してしまうときにもよい適応でしょう。

 

片頭痛の患者さんでは吐き気を伴う人が多いので、五苓散をおすすめします。嘔吐は急速に水分が体外に排泄される現象ですが、五苓散が水分調整をし、体調を落ち着かせてくれます。

 

特に梅雨の時期や夏など、食欲低下や気温の高さによって、水分バランスの崩れやすい季節に起こる頭痛には五苓散の効果が期待できます。かかりつけ医の先生に相談してみてもよいでしょう。

 

薬に頼らないで片頭痛(偏頭痛)を緩和する方法(ツボ、食べると良いもの、悪いもの)

女性に多い片頭痛。酷い人は日常生活にまで支障をきたしてしまいます。朝起きた時から頭痛があったり、目をあけるのも苦痛になるほど痛みが酷かったりと片頭痛に悩まされている女性はたくさんいらっしゃると思います。

 

大体の方が痛みを和らげる為に頭痛薬などの薬を飲んで対処していると思いますが、本当なら強い痛み止など飲みたくありませんよね。

 

片頭痛の原因

片頭痛の原因は未だ解明されていません。有力説は『三叉神経』が何らかの原因により刺激され、脳血管を拡張する痛みが生まれ、頭痛が発生するというものです。

 

片頭痛の症状と特徴

・ズキズキ、ズキンズキン、ドクドク、ガンガンなどの激しい頭痛

・脱力感

・頭痛による嘔吐

 

薬を飲まずに自分で出来る片頭痛のやわらげ方を紹介します。

 

片頭痛が起きてしまった時の対処法 ツボを押す

片頭痛を和らげるツボがあります。覚えておくと、どこでも簡単にできますので便利ですよ。

 

1 眉と眉の間を指でグッと押します

2 両こめかみ部分を押します

3 手の甲が上になる様に手を開き、人差し指、中指、薬指の三本の指をもう片方の手で押し上げます

 

片頭痛の予防法

実は片頭痛は食べ物によって予防することができるのです。

 

~食べた方が良いもの~

ごま

血液の循環を良くする効果があります。ごまは一粒一粒が小さいのですが、その力はすごいのです。マグネシウムを多く含んでいるので、片頭痛の改善にとっても良いのです。

 

コーヒー

多く飲みすぎるのはいけませんが、適度にカフェインを取ることが良いのです。

 

アーモンド

ごまと同じ様な効果があります。

 

豚のレバー

ビタミンが多く含まれている為、神経伝達物質であるセロトニンを多く分泌し、片頭痛を抑えてくれます。

 

~片頭痛を起こしやすい物~

1、アルコール

2、たばこ

3、チーズ

4、光

これらのものは摂取しないように気をつけてください。

 

起こると辛い片頭痛、まずは上手に付き合っていきましょう。

 

鍼灸で片頭痛の治療を!

頭の片側がズキズキと激しく痛むためにグッタリと寝込んでしまい何も出来ない、そんな片頭痛発作に悩まされてる人は非常に沢山いてます。

そんな方にお勧めしたいのが鍼灸治療です。

 

西洋医学的アプローチ

片頭痛に対する西洋医学的な治療は投薬治療が中心になります。

血管が拡張して痛みを放出するので、薬によって血管を収縮させます。

ですが、薬を飲んでも良くならない、薬の副作用がひどい、薬に抵抗がある、と言う方も居てます。

 

東洋医学的アプローチ

東洋医学では身体のバランスと調和を大事にします。

血管が拡張して痛みを出すのは、血や気の流れが悪いからであり原因を治すことに着目します。

 

片頭痛への鍼灸治療

脳への血流が多くなり過ぎるために片頭痛は起こります。脳に血が行きすぎる原因の一つとして、手足への循環が悪くなってしまい行き場をなくした血液が脳に流れ込むから、と言う事が考えられます。

冷え症で手足は冷たいのに顔は火照る、と言う方も同じですね。

 

まとめ

何か原因(怪我や病変)があることによって症状の出る器質的疾患に対して、特にどこにも異常が無いのに痛んだり働きが悪くなる機能的疾患と言います。

 

鍼灸治療は頭痛のような機能的疾患に対しては有効であるとWHO(世界保健機構)でも認められています。

 

呉茱萸湯 片頭痛に効く漢方4

片頭痛に効果のある漢方薬、今回は呉茱萸湯という漢方薬をご紹介します。

 

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)について

呉茱萸(ごしゅゆ)、人參(にんじん)、大棗(たいそう)、生姜(しょうきょう) を組み合わせた漢方薬です。水毒を改善するために用いられます。疲れやすく、手足の冷えがある頭痛の患者さんに適しています。

 

 呉茱萸:強心作用、体温上昇作用、鎮痛作用

 

 人参:食欲不振、体力低下を補う

 

 大棗:抗ストレス作用、鎮静作用、腎障害改善作用

 

 生姜:健胃作用、体温上昇作用、吐き気止めの効果

 

呉茱萸湯はとても苦い薬です。グレープフルーツの苦味を凝縮させたような味と話す人もいます。「良薬口に苦し」と言いますが、漢方では体に合っている薬は飲みやすく感じるといわれています。呉茱萸湯をおいしく飲める人は、効果がある可能性が高いので、たとえあまり変化を感じていなくてもしばらく飲み続けてもらいます。また、まずいけれども結構飲めるという患者さんにもなるべく飲み続けてもらいます。

 

呉茱萸湯で片頭痛を治す

呉茱萸湯は強い痛みを伴う発作を繰り返す片頭痛の患者さんに使用します。じっとしていられない痛みがあり、発作の時に胃のあたりの膨満感や詰まった感じを訴えることが多い患者さんや、肩から首にかけて凝りがひどくなる片頭痛の患者さんに効果的です。呉茱萸湯は冷えに効果があるため、飲んだおかげで、クーラーにあたっても片頭痛が誘発されなくなったという患者さんの声もあります。吐き気を抑える効果のおかげで、頭痛の発作が出ても楽になったという話も聞きます。塩酸ロメリジンという急性期に用いられる薬と一緒に使うと、頭痛の症状の軽減だけでなく、薬の使用量も減ったという報告もあります。

 

呉茱萸湯は激しい痛みの片頭痛に効果があるので、強い片頭痛の症状にお悩みの患者さんは一度、試してみるのもよいかもしれませんね。

(Photo:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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