メンタル
あなたは大丈夫?依存症の特徴と依存症になりやすい人とは?依存症の具体例
依存症とは薬物やタバコなど特定の物に対して依存してしまうだけでなく、ギャンブルなどのように特定の行為に対して依存してしまうもの、そして特定の人に対して依存してしまうものなど様々な依存症があります。
依存症の特徴
依存症の特徴は脳が感じる快感を求める行為が行き過ぎてしまい、自分自身ではそれをコントロールできなくなってしまうことです。
誰しも日常生活の中で快感を求めて生活しており、その快感を求めるということは決して悪いことではありません。
むしろ、その快感を求めるために努力することが生活の意味だったりもします。
しかしそれではどうして依存症になってしまう人と、ならない人という違いが出てくるのでしょう?
ストレスが大きい
依存症になってしまう人の多くはストレスを抱えています。
ストレスによってイライラしたり気持ちが落ち込んだり、そんな時にちょっと気分を変えたい、ストレスを発散したいと思って行った行為により、依存症になってしまうというケースが多いようです。
心の隙間を埋めようと思った快感が、思った以上に大きくてそれにのめり込み、抜け出せなくなってしまうのです。
依存症になりやすいタイプ
自分に自信がない
ストレスを抱えている
人間関係がうまくいっていない
孤独感を抱えている
ストレスに向き合おう
ストレスや悩みなどは生きていればほとんどの人が抱えているものです。それを何か別のもので補おうとしたり、何かに依存することで問題を見て見ぬふりをしてしまったのでは、何の問題も解決しません。
それだけでなく、それによって依存症になった場合、それ以上の苦しみを味わうことになってしまいます。
依存症にならないためには今ある現実から目をそらさず、向き合っていくことが大切です。
ストレスを溜め込む前に上手に発散できるように、自分自身をコントロールする術を身につけていきましょう。
収入以上の買い物をしてしまう買い物依存症の恐ろしさ!特徴と克服方法まとめ
近年は不景気といいながらも、多くの高級ブランド店が海外から進出してくるなど、日本は良い消費市場だと思われています。その背景には、ファッションや美容など流行に敏感な女性の消費にも関係があります。
昔からある言葉ですが、質実剛健であることが日本人の美徳といわれ、外見よりも中身を重視していましたが、生活環境や職場環境が欧米化するうちに、中身以上に見た目が重視されるようになったのです。
女性に多い、買い物依存症
そのため、特に女性の間では根深い自己美意識から、依存症と呼ばれる多くの症状が増えています。そのうちの一つが「買い物依存症」です。
買い物依存症の人の特徴
・不安なことやイライラ感が募ると、買い物で解消する
・店員の待遇の良さが快感になっている
・いい物を人よりも安く買うことができた時に快感を覚える
・クレジットカードを必要以上に持っている
・ポイントが貯まるからといってクレジットカードを使うことが多い
・一日でも買い物をしなかった日がない
買い物そのものは悪い行為ではない
ほとんどの女性は買い物をしに行った時に、ついつい店員がすすめるものや、自分はあまりいいとは思っていなくても友人から「似合ってるよ~!」なんて言われると、「そうかな~」と思い込んで衝動買いをしてしまったという経験があると思います。
しかし、購入したその日は心が満たされているけれど、日にちが経つとその買ったものよりも金銭の不安が増していきます。本当はお金を貯めたいのにと思っていても、買い物をしたい衝動を抑えることはできません。最悪のケースでは自傷行為や自殺に及ぶこともあるのです。
「買い物が好き」と「買い物依存症」は別
そもそも「買い物が好き」という人と「買い物依存症」は全く別のもので、買い物好き自体は悪いことではありません。
買い物好きの人の場合は、目的のものを買うために何かを我慢してお金を蓄えて買っている一方、買い物依存症の人の場合は、何かを我慢しているわけでなく、欲しいものをその時の欲求だけで買ってしまって、不安や寂しさ、イライラ感などの精神的ストレスを抑える状態になってしまっているのです。
行動を見直すことが、買い物依存症から抜け出す一歩
まず、自分の部屋を見てみてください。必要以上に物が散らかっていたり、タグのついたままの状態の洋服や開封していないショッピングバッグなどはありませんか。
また、冷蔵庫の中に全く減っていない調味料や素材がいくつもあったら要注意です。
買い物依存症を克服する方法
・自分の持ち物を全て把握する(整理整頓にもなるので生活のプラスになる!)
・必要最低限の現金を持ち、それを使う(目に見えるお金しか使わない)
・暇な時間があったらまず部屋の掃除
(空いた時間で映画などを観て、飲み物代だけもって散歩などを行う)
・欲しいものがある時にはリストにする
(本当に手に入れられるものかどうか見極める)
・今本当に必要なのか?と自分に問う
(意外にも一旦帰ってから決めようと思うと買わなくて済みます)
・目的のある買い物をする
(可愛いから買っておこう、いつか使えるという意識で買わない)
・お金がないという実態を現実的に受け止める(これが最も大事!)
買い物依存症を起こしたことによって、人生が180度変わってしまったという人もいます。買い物依存症であることを恋人に知られ結婚が破談になったり、離婚をするなど、自分だけでなく周囲の人を巻き込む病気なのです。
自分自身が買い物依存症を克服するという高い意思を持つことも大切ですが、もし恋人や家族のサポートが得られれば、自分が買い物依存症であることを告白し、サポートをしてもらえるかどうか打診をすべきです。
もしサポートが得られない場合でも、至るところにボランティアで行われる自助グループがあります。サポートが得られなかったと落ち込まず、同じ経験を持つ人たちのサポートによって回復できる方法もあると知っておきましょう。
チョコレートに病みつき・・・止められない!脳に快楽を与える?!チョコレート依存症について
女性だけでなく男性も、チョコレート好きな人はいますが、毎日チョコレートを食べているという人は、チョコレート依存症かもしれません。
脳内快楽を得やすいチョコレート
チョコレート依存症は科学的には明確な定義がまだありません。しかし「チョコレートを食べずにいられない」人がいます。これはチョコレートの成分のうち、砂糖とカフェイン、香りなどが、脳に快楽を与えることから、依存症に近い症状となっていると言えます。
チョコレートの成分と効果
チョコレートは、カカオバターとカカオ成分(ポリフェノールやカフェイン、香気成分など)、砂糖などでできています。
このうち、香気成分(フェニルアルデヒド、ジメチルピラジン、フェニルメチルヘキサナールなど)は、中枢神経に作用して集中力を高める作用があります。チョコレートのポリフェノールは、動脈硬化防止になる血液さらさら効果があるとされています。
また、チョコレート味は多くの苦みなどを舌に感じさせない「マスキング作用」があり、子ども用の苦い薬がチョコレート味になっているのはこのためです。このようにチョコレートそのものは、栄養的にも効能的にも優れています。
甘みと香りが依存性を招く?
チョコレート依存症とされる人は、一日に何枚もの板チョコを食べていたり、常にチョコレートを口にしていたりします。こうなると依存症と呼ばざるを得ません。
過剰な砂糖やチョコレートの香りが脳に「快楽」を与えることで、つねに気持ちよい状態にいたい、という脳の異常な欲求的状態を作り出すのです。同時に、チョコレートの摂り過ぎからくる糖尿病や高脂血症などが考えられます。
チョコレート依存症は、砂糖依存症とも関連し、ダイエットの反動などからくる女性のケースが多いようです。
チョコレートを食べることそのものは悪いことではありません。そのものに「依存」する、精神的な活動が心配されるのです。思わぬところにある依存症に、注意しましょう。
美容整形の人気は部位は?いつまでも整形を繰り返す恐怖、整形依存症について
最近、メディアでも話題となっている「美容整形」は、女性が施術を受ける割合が高い一方、男性の間でも広がっています。
精神まで蝕まれる整形依存症とは
先天性の治療の目的などでなく、本来の自分の姿が醜いと思い込み、なりたい顔になれるという「美」への追求心が美容整形をエスカレートさせ、整形を繰り返さずにはいられない症状は整形依存症と呼ばれています。
人間は誰でも自分に対してコンプレックスを持っていると思いますが、整形依存症に進む課程には、最初はほんの些細な部位が気になりだし、その部位を整形すると次に気に入らない部位を探し出すようになり、美容整形を繰り返してしまうことで後遺症を残し、さらには精神にまで影響を与えてしまうのです。
美容整形をしたい部位のランキング
美容整形をしたい部位には、
1位 目
2位 皮膚のシミやアザ、シワ
3位 鼻
4位 バスト
という体の部位が挙げられます。このいずれかの箇所を治すと、整形依存症の人の場合では、治した部位にさらに合うように美容整形する部位を探すのです。
美容整形の種類
美容整形には体にメスを入れるもの、体内に吸収される糸を使用するもの、自身の脂肪を使ったもの、化学的に作られたシリコンや薬剤、豊胸用のバッグなど種類は様々です。
美容整形の危険性
しかし、全ての施術が万人の人に適しているとは言い切れません。なかには、腫れがひかず化膿してしまったり、元に戻すことができないものさえあるのです。美容整形前は期待感で一杯だったはずなのに、取り返しのつかないことになってしまったという人もいます。また、繰り返し美容整形を行うことによって、表情が固まってしまったり、家族との不和が起こるなど自分だけの問題でなくなる可能性も考えなくてはいけません。
美容整形によって起こる後遺症は、うつ病や自殺などの心の病気にもかかるリスクが高くなる事例もあります。注意が必要といえるでしょう。
(Photo by:http://www.pakutaso.com/ )
著者: カラダノート編集部