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将来どうなるの? 片頭痛の子どもの予後について

 

片頭痛になったお子さんをお持ちの方は、将来どうなるかについてご心配の方も多いでしょう。片頭痛になった子どもが将来どうなるかの研究結果をご紹介します。

 

 

子どもは成長につれて片頭痛を克服する

 

これまで片頭痛は体質による頭痛であり、一生にわたって発作性頭痛が続くという考え方が一般的でした。小児の場合、片頭痛の症状は徐々に変化して20才前後までに、成人のパターンになるとされています。ところが、イタリアのパレルモ大学のRosolino Camarda博士は、研究の結果、約60%の片頭痛の子どもと青年は10年後の受診時には治癒していると報告しています。

 

家族歴のある場合と前兆のある片頭痛では予後は良くない

 

片頭痛の家族歴がある子どもでは予後は優れないといわれ、10年後の診察時に片頭痛があるリスクは7倍であったと報告されています。また、前兆のない片頭痛がある子どもは前兆がある小児と比べて10年後の受診時に片頭痛があるリスクは5倍と高い結果でした。片頭痛の子どもの予後に影響を与えるのは、不安が強いかどうかであるといった報告や、早期に発症した子どもでは予後がよくないという報告もあります。

 

年齢による片頭痛が変わる?

 

年齢があがれば視覚性の前兆が増え、片側性の片頭痛が多くなり、吐き気や嘔吐の症状が減少することが報告されています。

 

視覚性前兆  7歳 19% → 14歳 38% 

片側性頭痛  7歳 44% → 14歳 71% 

吐き気、嘔吐 7歳 81% → 14歳 40% 

 

子どもの片頭痛は成人になっても続くと考えられていましたが、大人になる前に治るという報告も増えて来ています。また、片頭痛は知能などの発達には影響を与えないということが明らかになっています。適切な治療を行えば、治る可能性もある病気であり、子どもの発達への影響はないので、不安になり過ぎないで、ゆっくり様子をみながら、治療していきましょう。

 

 

//www.ashinari.com/2012/07/22-365878.php

著者: 夏樹さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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