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気になる病気・症状

疥癬をアトピーと間違えないで!

 

疥癬はヒゼンダニに感染することによって起こる感染症です。皮膚にブツブツが出来て痒みが出るのでアトピー性皮膚炎と勘違いされている方もいる病気です。

 

疥癬とは

○ヒゼンダニというダニが皮膚に寄生して起こります。

○ヒゼンダニは熱や乾燥に弱く、人間から離れるとすぐに死んでしまいます。

○感染者と長時間肌を接触させたり、同じ部屋で布団を並べて寝ると感染することがあります。

 

疥癬の症状

皮膚に赤いボツボツが出ます。特に夜間に強くなるかゆみが出ます。子供では水ぶくれが出来る事もあります。

 

治療法の違い

アトピー性皮膚炎は免疫が自らの皮膚を攻撃してしまうことにより発症するので、免疫を抑えるために免疫抑制剤や副腎皮質ステロイド薬を使います。

 

ところが、疥癬はヒゼンダニの繁殖が原因で発症します。アトピー性皮膚炎だと思って副腎皮質ステロイド薬を使い免疫が落ちると、ヒゼンダニは繁殖しやすくなり疥癬が悪化してしまうことがあります。

 

疥癬はきちんと薬を使用すればダニを駆除出来るので治ります。

 

検査の仕方

皮膚の中にヒゼンダニがいるかを顕微鏡で見ます。ヒゼンダニは小さく肉眼では見えないので病院に行きましょう。

 

まとめ

疥癬はそれほど多く見られる感染症ではないのですが、アトピー性皮膚炎と症状が似ているので注意が必要です。

潜伏期間も2週間~1ヶ月程あり、いつ感染したのか分かりにくい病気でもあります。

 

もしもアトピー性皮膚炎の治療をしていて逆に症状が悪くなってきた時には疥癬に感染した可能性もあります。

 

鑑別が必要ですので皮膚科の先生に診てもらいましょう。

(Photo by: //pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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