カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 摂食障害 >
  4. 症状 >
  5. 「過食」には二つのタイプがある!生命を維持するための過食?2つの過食について

メンタル

「過食」には二つのタイプがある!生命を維持するための過食?2つの過食について

%E9%81%8E%E9%A3%9F%EF%BC%93.jpg

摂食障害の一つである過食症。過食には二種類の過食があることをご存知でしょうか。二つの過食について見ていきます。

 

飢えを解消するための過食

これは摂食障害に特有のものではなく、生物としての人間に備わった力です。

ダイエットをして飢餓状態になると、「死なないように」する力が働き、「とにかく食べなければ」という状態になり過食が起こります。この力は私たちの命を維持するためには必要なものです。

 

こんにゃくやワカメなどでお腹をパンパンにすれば、食欲が抑えられるのではないかと思ってもうまくいかないのはこのためです。カロリーの低いものでパンパンになっているのはあくまでも胃です。胃は「これ以上は胃に入らない」という信号だけは出しますが、食欲に働きかけるわけではありません。

 

脳が「そばらく食べなくてもよい」と認識するためには、きちんとしたカロリーが吸収される必要があります。消化管からカロリーが吸収されて初めて、脳は「しばらく食べなくてもよい」という信号を出すのであり、そうでない限り、脳は「とにかく食べなければ」という状態を維持することになります。

 

この過食は「過食」の要素とは関係がなく、むしろ「拒食」の要素とセットで出てくるものです。そして、これは生物としての人間に備わった生体防御能力ですので、治療の必要はなく、「拒食」が改善すれば、その反応としての過食もよくなります。

 

治療の対象となる「過食」

もう一つのタイプの過食は「過食」の要素と関係があり、治療の対象となるものです。これは、「モヤモヤとしたネガティブな気持ちから逃れたい」という動機から行われる過食のことです。

自分は「ストレス発散」のために過食をしていると意識している人もいれば、そこまではっきりした目的意識を持っておらず「過食によって、とにかく自分を麻痺させる」という感覚のほうが近い人もいます。

 

摂食障害になる人は、全般に、対人関係において自己主張することが苦手です。一見はっきりしているように見える人でも、肝心なことというのは、自分の気持ちや、それを改善するためにまわりの人にしてほしいこと、などです。

摂食障害になる人は自己主張をしないため他人に振り回されてしまいます。

そしてそんな中で生じたネガティブな気持ちを、「モヤモヤとした」ままで抱えています。

 

もともと相手に伝えて解決しようと思っていませんので、「モヤモヤとした」ものをはっきりさせようともせず、とにかく過食することでバランスを保とうとするのです。もちろんこれは真の解決にならないだけでなく、過食をすることへの罪悪感や嫌悪感も手伝い、精神的にはさらに悪い状態になります。

 

治療の対象となる「モヤモヤとした」過食では、そのモヤモヤの気持ちの性質を探り、解決可能なものにしていくことで治療をしていくことが必要です。

 

(Photo by://www.bsmile55.com/

著者: ひなさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

オススメ検索ワード

症状に関する記事

過食症の症状を緩和するためのアロマ

      ダイエットの自転車操業状態ともいえる、過食症。友人がグレープフ...

拒食症、発症から治るまでの症状・過程をチェック!

拒食症患者はどのような過程を経て、発症し完治へ向かうのでしょうか?その渦中にあ...


摂食障害やリストカット症状にきづいたら?思春期Q&A

  娘がどうも過食嘔吐してるらしい? 朝学校へ行った後部屋にいったら、ゴミ...

拒食症による幻覚症状例

      私が直接知っている拒食症による幻覚症状例を紹介します。 ...

カラダノートひろば

症状の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る