育児
幼児の歯科健診の時期と必要性…仕上げ磨きを忘れずに!
歯は一生ものです。
小さい頃の歯は乳歯から生え、やがて永久歯へと生え変わるのでちょっとぐらい虫歯になっても大丈夫なんて思っていませんか?
それは大きな間違いですよ。
乳歯の虫歯は永久歯の歯にも影響するのです。もっと言えば、幼児期のあごの発達などにも影響を及ぼします。
丈夫で健康な歯を維持するために定期的に歯科健診を受診しましょう。
初めての歯科健診
初めての歯科健診は乳歯が生え始てから6ヶ月以内に受けることをおすすめします。
なぜそんなに早い時期から歯科健診が必要なのかというと、望ましいデンタルケアのアドバイスを歯科医師から得られるからです。
医師からの適切な指導を受けた上でお手入れをしましょう。
1歳6ヶ月健診での歯科健診
1歳6ヶ月健診とは各市町村の保健センターで行われる内科検診に加え歯科健診が行われる定期検診のことです。
歯科健診の内容は歯の本数や生え方・歯垢の染め出し・歯磨き実習などです。
このころの赤ちゃんはいろいろなものを口にしているので、歯磨きがきちんとできているかや虫歯の予防が必要になります。
1歳半前の歯の本数は、4〜16本と個人差があります。
奥歯が生えてくると歯を使っていろいろな物が食べられるようになります。
歯磨きは、自分で完全に磨けないので自分でやらせた後、親が「仕上げ磨き」をしてあげてください。
3歳前後になると乳児はほぼ生えそろいます。
なんでも自分でやりたがる時期ではありますが、以前と同様歯磨きの仕上げだけは必ずしてあげて下さい。
固いものやあごを使うものを食べ、あごと歯牙を鍛えましょう。
歯医者嫌いにさせないために
病院や歯医者を好きという子どもは少ないと思います。
なぜなら悪い事をしたときの罰として歯医者を出したりして怖い所だと思わせていませんか?
怖がらせたりするために歯科健診を利用しないで、歯科健診が『楽しいお出かけ』となるように心がけましょう。
(photo by http://www.ashinari.com/2009/05/10-019877.php )
著者: カラダノート編集部