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メンタル

拒食症が「身体」に及ぼす影響って?

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拒食症は、身体にさまざまな影響を及ぼします。
その中でも特に注意が必要なものを説明します。

これを読んで「そんなに身体に悪いのなら体重を増やさなければ」と気づいてすぐに体重を回復させられる人は、そもそも病気と呼べる水準ではありません

これだけ身体に悪いとわかっていてもやめられない、というところに病気の本質があるということを理解していただきたいです。

■無月経と骨粗鬆症


拒食症は、そもそもの診断基準に「生理が3回続けてないこと」が入っていますので、無月経は必須の症状です。

「生理はあると面倒くさいからいらない」「子どもはいらないから生理もいらない」
などと思っている人もいますが、生理がないことの最大の問題は骨です。
妊娠や出産については、拒食症が治り、生理が回復すれば、その能力も戻ってくるのが普通です。

しかし、骨への影響は「取り返しがつかない」性質のものなのです。
生理がない状態が続くことによって、骨粗鬆症を起こしやすくなります。
骨粗鬆症になるとちょっとしたことで骨折しやすくなります。

思春期の早い時期に拒食症になった場合は、背が伸びなくなります。
背は伸びる時期にしか伸びませんから、この影響は固定的になります。
また、拒食症が治って生理が戻ってきても、骨が回復するのには長い時間がかかるといわれています。

■生理が来なくなるのは生体防御反応


拒食症の人の中には、産婦人科でホルモン治療を受けている人がいます。
しかし、薬で生理を起こすということは、検査という目的以外には実はあまり意味がありませんし、人によってはむしろ有害に働きます。

というのも、拒食症で生理がなくなることには意味があるからです。

拒食症のときの身体は、限られたカロリーを、生き延びるために使おうとします。
生理は「生き延びるため」よりはワンランク上の活動です。
ですから、そういう贅沢なものにはエネルギーを使わないようにしている、というのが拒食症の時の無月経です。
これもひとつの生体防御反応です。

そこに薬で無理やり生理を起こしてしまうと、体重が減ってしまう人もいます。
また、研究データからは、拒食症の人に薬で生理を起こしても、骨にプラスの効果はないことが示されています。

(Photo by //health.goo.ne.jp/column/woman/w001/0036.html )

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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