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メンタル

自閉症者の脳は過度に発達していた?

 

 

アメリカの研究で、2歳~16歳までの自閉症の少年の遺体を解剖研究したところ、自閉症児の脳が同年代の子どもの脳よりもニューロンの量が多かったとする研究結果がありました。

 

 

・目を見張るニューロン数

ニューロンとは神経細胞のことで、情報処理や情報伝達の役割を持つ細胞のことです。自閉症児の脳の前頭前皮質にはこのニューロンの数が一般的な子どもの脳よりも67%多く存在していたそうです。前頭前皮質は行動の計画や、正誤性、目標に向かって取るべき行動の試算や、結果の予測、言語、意思伝達、気分などを行っている領域です。

 

・脳重量についても上回る

脳の重さも一般的な子どもより重く、平均すると約18%重かったということです。

 

〇つまりどういうことか?

皮質のニューロンは出生前にできるものであって、出生後には新しく作られません。そのためこれらのニューロンの多さは出生前に出来あがっていたことになります。つまり生前、子宮内で脳を作りあげる機能が何らかの要因によって妨げられ、脳の過成長が起こったと考えられます。

 

情報伝達物質のニューロンが過剰にあるということは、達媒体が多すぎて情報が伝わらない・正常に処理されないということです。健常者の脳の構造よりもごちゃごちゃしてしまっていると考えても良いでしょう。

 

 

脳を作り上げることを妨げているものが何なのかははっきりとわかっていませんし、これで自閉症が先天的な脳の疾患であると決まったわけではありません。しかし、自閉症者が苦手な分野をつかさどる前頭前野皮質の異常が発見されたことから、自閉症の原因解明の一助になることも期待されます。

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/05/23-336995.php?category=51])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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