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メンタル

長期化しやすい躁うつ病治療

 

躁うつ病の治療には基本的に薬物療法と精神療法が用いられます。うつ病の場合、治療は12年で終了することが多いですが、躁うつ病の場合はこの治療が長期化する傾向にあります。その理由は薬物治療にあります。ではその薬物治療について詳しく見てみましょう。

 

 

躁うつ病に用いられる薬はうつ病で使用する薬とは異なります。

 

〇気分安定薬

躁うつ病に第一に使われる薬は気分安定薬です。これは躁状態・うつ状態のどちらかに効くものではなく、幅が大きくなりすぎた気分の波を小さくもどしてあげます。

 

逆にうつ病に用いられる抗うつ薬(SSRIなど)は用いられません。安易に抗うつ薬を使ってしまうとてんかんをおこしてしまう可能性があります。ただし、気分安定薬と併用して処方されることは多々あります。

 

長い投薬期間 

さて、躁うつ病の治療は長期化しやすいと述べましたが、その理由はこの薬の投薬期間にあります。躁うつ病はうつ病と比べてそもそもの再発率が高く、その再発を予防するために症状が見られなくなった後も薬を飲み続ける必要があります。その期間は3年~5ですが、時には一生になることもあります。患者さんによっては症状が出ていないのだからと薬を飲むことがおろそかになったり、自己判断でやめてしまったりすることもあります。患者さんによっては薬の副作用が出てしまって飲むことが嫌になって薬を飲まなくなることもあります。そういったことが多いため、再発するリスクが高まり、治療期間が延びてしまうのです。

  

薬をやめる際は医師の指示の下、少しずつ量を減らしていきます。急に投薬をやめてしまうと途端に再発の危険が高まりますので気をつけた方がよいでしょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/02/28-376731.php])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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