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ガン・悪性腫瘍

多発性骨髄腫と分子標的薬の効果

 

 

多発性骨髄腫とは?


多発性骨髄腫は、高齢の方に多く見られる、骨髄に腫瘍性形質細胞が増加するという造血器官のがんの病気です。主な随伴症状としては、骨病変や免疫低下、腎機能低下などが見られます。

この骨病変のメカニズムとしては、骨髄腫細胞が放出する物質により「破骨細胞」が活性化することで、骨が溶解されます。これにより、例えばくしゃみをするといったような体にかかる軽い衝撃でも、簡単に骨折するということが起こります。

 

分子標的薬「デノスマブ」の作用とは?


骨病変が起こるプロセスとはどのようなものでしょうか?

骨の健康は、2つの細胞「骨芽細胞」と「破骨細胞」が骨の新生と破壊を繰り返しながらバランスを取って保っています。しかし骨髄腫細胞が「ランクル」という破骨細胞を刺激して骨破壊を促進させてしまうことでこのバランスが崩れ、骨が溶解してしまいます。更に、骨が破壊された際に生じる物質が、破骨細胞を活性化させる作用を持っているので、この流れがより悪化します。

治療薬の「デノスマブ」はランクルにのみ結合し、このサイクルを断ち切る役割を持っています。

 

薬の副作用には何があるか?


1)顎骨壊死:顎の骨が炎症を起こし、歯の破壊が進む症状。対策としては、抜歯などの歯の治療を避ける、虫歯などがある場合は投薬を始める前に、治療を行う。口腔内を清潔に保つこと。
2)低カリウム血症:カルシウムが流出しにくくなったことによって起こる。


費用は?


45,155円(120ml:一回分)
4週に1度の皮下注射によって行う。

 

 

(photo by://pixabay.com/ja/%E4%B8%AD%E6%AF%92-%E6%8A%97%E7%94%9F%E7%89%A9%E8%B3%AA-%E3%82%AB%E3%83%97%E3%82%BB%E3%83%AB-%E3%82%B1%E3%82%A2-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99-%E8%96%AC%E5%89%A4-%E5%81%A5%E5%BA%B7-%E7%97%85%E6%B0%97-71573/)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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