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メンタル

非常に敏感な自律神経失調症患者へはどう接する?

 

ストレス社会と言われる日本では自律神経失調症になる人は多くいます。

自律神経失調症は特定の人がかかる病気ではなく、ストレスなどによって自律神経の働きが鈍れば誰だってかかる可能性のある病気ですので、周囲を見回せば実は自律神経失調症を発病していたという知人がいるかもしれません。自律神経失調症は長期化するとうつ病に転じる可能性もあるそうです。そのため、周囲の協力の下、自律神経失調症のうちに適切な心のケアが必要です。 

 

自律神経失調症のケア

・無理に連れ出さない

よく対処方法を、うつ病などと混同していて、「適度な運動がいい」などと外に連れ出そうとする場合があります。しかし、自律神経失調症の場合はとにかく本人をそっとしておくことが最優先です。外に行きたいと言う意思はないのに、無理やり外に連れ出してしまうと余計にストレスを感じてしまいます。

 

・「頑張って」は×

精神疾患の場合良く言われますが、「頑張って」という声掛けはダメです。自律神経失調症の患者は頑張りすぎてストレスに耐えられなくなり、体がストップをかけている状態です。それなのに「頑張って」と言ってしまうと、本人は「頑張らなくちゃいけない」と思う反面、体は疲れているし、その板挟みで余計ストレスを感じるという結果になります。

 

・症状を軽視してはダメ

自律神経失調症の症状の数はとても多く、一般的に見られるものも多いため、一見すると「ただの頭痛なのかな?」などと思ってしまいます。しかし、だからといって「そういうことって誰にでもあるよ」「もっと悩んでる人だっているんだよ」などと言ってしまうと、「自分はみんなができていることができていない」と落ち込んでしまいます。 

 

周囲の好意や何気ない言動に非常に敏感に反応するのが自律神経失調症の患者です。知識のない言動はそれがたとえ親切心からくるものであっても相手を傷つけますので、まずはしっかりとした知識を持つことが大切です。

 

そばにいるだけでいい治療法

自律神経失調症はそばにいることが1番の治療薬だと言われます。

自律神経失調症の症状は実に多岐にわたります。身体的な症状は全身にあらわれますし、精神的な症状も感情的になることもあれば無気力になることもあります。また、それが持続するわけではなく、日によって症状が変わったり、よくなったり、悪くなったりもします。このため、出てくる症状にいちいち反応してしまいがちですが、それは違います。 

 

・そばにいるだけでいい

上記の症状は全て自律神経の乱れからきている症状ですから、ひとまず精神を安定させることが大切なのです。そのため自律神経失調症の患者は心と体の平静を保つために、静かにしていることが大切です。

 

・口を出さない

おかしな言動をしたとしても、許せる範囲まで許してあげて、否定するようなことは言わないでください。

 

・話はさえぎらない

患者の心が落ち着くと、話はじめることもあります。その場合は自然な状態で話を聞いてあげて、患者のペースに乗ってあげてください。調子が良くなってきたなと思っても、自分の話に持っていったり、話をさえぎったりしないでください。それをしてしまうと、自律神経失調症の患者は自分が否定されたような気持ちになってしまい、心を閉じてしまいます。

 

・ポジティブな内容を意識

会話の内容はポジティブなものを意識して話しましょう。他人を否定するような話や暗い話は避けてください。  

 

相手を束縛しないけれども、大きく心を開いて「いつでも受け入れOKですよ」の姿勢を示してあげる接し方が非常に大切です。早く治そうとせず、患者のペースを常に意識して並走してあげてください。

 

仕事に復帰したら気をつけたいこと

病気療養明けの仕事復帰は、非常にたくさんの仕事が待ち受けています。そんな中つい頑張ろうとしてしまうのが、自律神経失調症の人です。 

 

仕事に復帰して最初の障害

・病気明けの体には同じ量の仕事でもつらい

・知らない人と新しく人間関係をつくらなければならない

・新しい仕事を覚えるのが大変

・慣れない環境で緊張してしまう

・現状把握するだけでも確認することがたくさんあって大変

実際の仕事以外の作業がたくさんあるのは、長期間休んだ後であれば、健康な体の人でも自律神経失調症を患っている人でもみんな同じです。特にストレスを感じることに敏感な自律神経失調症の人は最初のこの時期に気をつけなければなりません。  

 

仕事始めについ考えてしまう事

・休む前はできていたのに

・これでは周りに迷惑がかかる

・また休んだりしたら周りにどう思われるか

真面目な性格の人が多い自律神経失調症の場合、このように考えてしまう人がたくさんいます。しかし、長期間の休み明けにいざ仕事となってもうまくエンジンがかからないのは当然です。むしろ病気療養していたのであって、ただ休暇をとっていたわけではないのですから、療養前のようにバリバリ仕事をしていたときにすぐに戻るはずがありません。

 

忘れてはいけない事

つい、「さあ、これから社会復帰だ」と意気込み、「遅れを取り戻せるように頑張るぞ!」と考えてしまうかもしれません。しかし、そうやって考えて仕事をしていたから、ストレスがたまって体調を崩したことを忘れないでください。

意欲的なことは非常に結構なことですが、心が回復傾向に向かっているのは、心への負担が和らいだからです。また心に負担をかけてしまっては同じことを繰り返してしまいます。 

 

仕事復帰は誰もが大なり少なり疲れます。しかし、自分の心や体が「無理をしてるかな?」と思ったり、周りの人に「無理してない?」などと言われる場合は、「大丈夫大丈夫」などと思わないで、家族や医師と相談し、慎重な判断をするようにしましょう。

できるだけがんばりたい気持ちは分かりますが、再び病気を悪化させると、それこそ回復にまた長い時間がかかります。

 

同じ様で違う!うつ病と自律神経失調症の違い

似た様な症状があることから「自律神経失調症」と「うつ病」は良く間違われます。そこでこれら2つの疾患の違いを説明していきます。

 

何故間違えられるのか?

うつ病はストレスなどによって引き起こされる心の病であり神経症です。

その為、自律神経失調症と同様の自律神経症状が起こるからです。

 

~「自律神経失調症」と「うつ病」の同じ症状~

1、睡眠障害

2、倦怠感、疲労感

3、頭痛

4、食欲不振

5、激しい動悸

6、微熱が続く など

 

うつ病と自律神経失調症の決定的な違い

自律神経失調症には精神的な症状が現れたり、精神的ダメージによる行動をおこしたりはしません。

以下のような症状が上記症状に加え、発症すればうつ病ということになります。

 

1、何をするにもマイナス思考が勝り、何もやる気になれない

2、自殺を計ってしまう

3、精神的な不安や絶望感

4、無関心

 

自律神経失調症からうつ病になる可能性

自律神経失調症を発症する原因は人それぞれなのですが、ストレスが原因で自律神経失調症を発症してしまった方は要注意です。なぜなら、その後、うつ病へと発展してしまう可能性が高いからです。

 

また、逆にうつ病を発症後自律神経失調症を患う方もいるようです。

 

自律神経失調症を発症してしまったら

自律神経失調症を発症してしまったら、うつ病への危険信号だと思って下さい。無理をせずゆっくりと体と心を休ませてあげる事がとても大切です。

 

リラックス効果のあるマッサージを受けたり、お風呂にのんびり入るのも良いでしょう。

 

あなたは自律神経失調症になりやすい人?性格、遺伝…どうしようもない要因は○○で解決!

あなたは自律神経失調症になりやすいでしょうか?なりにくいでしょうか?

例えば感受性が豊かな人、ネガティブな人というのはどちらかというと自律神経失調症になりやすい傾向があります。

あなたはどうですか?

 

あなたは発症しやすい人?

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの神経から成っています。

健康時には2つのバランスがよく、バランスの悪い「失調」状態になるというのは、どちらかが過剰に活動してしまいます。

 

多くはストレスなどが原因で、バランスが崩れて不調が起きている状態を自律神経失調症と言います。

 

冒頭に書いたように、ネガティブな人など変化に敏感な人は、ストレスを溜めやすいです。

その結果として自律神経失調症になりやすいと言えます。

また、こうした性格の特性以外にも、自律神経を失調しやすい人というのがいます。

 

遺伝的原因が関係?

自律神経失調症の発症には遺伝的な原因もあると考えられています。

病気を発症する遺伝子があり、それが遺伝するということではありません。

ですが、発症しやすい体質や性格が遺伝すると考えられています。

 

もし近親者に自律神経失調症を発症した人がいるという場合は、自分も発症しやすいものとして考えておいた方がよいでしょう。

 

自律神経になりやすかったらどうすればいいの?

生まれ持った体質は変えられませんし、培った性格もすぐに変えられるものではありません。

その場合、もちろん生活の中でストレスや疲れを溜めないようにすることも大切です。

 

しかし、仕事や性格上、十分に休んだりリラックスできないからこそストレスや疲れが溜まってしまうのは、仕方ないとも言えます。

 

そんなときには、特に筋肉を柔らかくすることを意識してください。

自律神経失調症で不調を抱えている人は、筋肉がかたくなっているという共通点があります。

 

かたくなった筋肉はマッサージやストレッチをすることで、物理的にほぐすことができますよね。

物のとらえ方や性格を変えるのは難しいかもしれませんが、筋肉をほぐすというのは比較的簡単にできます。

 

まずは筋肉をほぐすから

遺伝的要素を変えることはできませんが、性格や考え方を変えることは、文字通り考え方ひとつでできます。

が、そうはいっても言葉ほど簡単にできるものではありません。 

 

ですからまずは手軽にできる体のケアからはじめて、長いスパンで考え方などを変えていけると自律神経失調症を発症しにくくなっていけるでしょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/05/10-019625.php?category=269]) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-09掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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