カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 自律神経失調症 >
  4. 休むってどう休めばいいの?

メンタル

休むってどう休めばいいの?

 

自律神経失調症になりやすい人は性格に共通するものがあります。それは、「良い人」「真面目な人」「我慢強い人」「クヨクヨしてしまう人」などです。元々の性格がこういったものですから、いざ治療のために自宅療養をすると言ってもなかなか心を休めることができません。病気で弱っていても、「会社に復帰は出来るのだろうか」とか「家族に迷惑をかけている」と考えてしまいます。  では療養中は具体的に何をするべきなのでしょうか?療養中にするべきことは「やらない」ことです。どうすれば「やらない」ができるのか見てみましょう。

 

体が求めるまでやらない

体が動きたいと言うまで寝て、体が食べたくないと言えば食べないでよいです。じっとしていたかったら動く必要はありません。 これらは文字にしてしまうと簡単なように聞こえますが、これが案外難しいのです。なぜならば、「それでは怠け癖がついてしまう」「食べなかったら栄養失調になってしまう」「私が動かなければ」と思ってしまうからです。

 

ムリをしてつらくなるのは自分も周りも

「~しなければ」「~しててはダメ」と考えると自分がつらくなります。そしてそれを見ている周りの人もつらくなります。 ムリをすれば必ずその分イライラしたり、失敗しますよね。そのイライラや失敗を受け止めるのは周りの人です。それは余計つらいですよね。

 

今はムリと認める

体はムリな状態を酷使されると必ず、「これ以上はダメ!」のサインを出します。イライラもそうですし、熱が出たり頭が痛くなったり、関節が痛くなったりもします。そういったときは「今は体調が悪いから休んでいいのだ」と、体のサインを受け取ってあげてください。 そして動きたくなるまで寝て、じっとしていいてよいのです。 家族など周囲の人のためにも、「やらない」ことをやることは大切です。焦ってしまう気持ちもわかりますが、それ自体が症状を悪化させますので、体に素直に従うようにしましょう。

 

神経の異常、何科にかかればいいの!?

めまいや、動機、息切れといった身体の症状から、イライラや不安感、恐怖感といった心理的なものまで、自律神経失調症の症状はさまざまです。 いざ、異常があらわれて、病院へいきたいと思ったときに、いったい何科を受診すればいいのでしょうか? これは最も自分が辛いと思う症状、重い症状のものに合わせて受診する科を選ぶようにするといいでしょう。 耳鳴がひどい場合は耳鼻科、肩こり、腰痛がひどい場合は整形外科といった具合です。比較的大きな総合病院などにかかる場合はきちんと受付、医師に症状を伝えて適切な科を受診することが大切です。 ・眼精疲労、ドライアイなどは眼科 ・腰痛、肩こりは整形外科 ・耳鳴りなどは耳鼻科 ・頭痛、動機、だるさ、疲れやすさなどは内科 原因不明の症状の場合は内科を受診し、血液検査やレントゲンなどの検査をうけて診断してもらうようにするといいです。

 

[心療内科とカウンセリング]

異常がない場合は、心療内科、精神科へかかり、精神疾患があるかどうかを診断してもらうようにしましょう。 その際は、これまでの治療の経緯、自律神経失調症の可能性などを説明するようにしてください。場合によってはカウンセリングなどをうけられますし、それによって劇的に症状が改善するということもあります。 カウンセリングとは医師の質問、医師との会話などによって心理的不安や、原因不明のイライラ、恐怖感などを緩和していく治療法です。 これによって効果的な改善策を考えていくという意味あいもあります。 適切な科にかかって、不快な症状を緩和することで自律神経を整えることができますし、心療内科にいたっては心と体の密接な関係から効果的な治療をおこなってくれます。 体の負担やこころの負担をできるだけ和らげてあげることが大切です。

 

聞こえない声が聞こえる 幻聴を訴える患者への対応

統合失調症は約100人に1人の割合で発病する病気です。幻覚や妄想と言う症状が特徴で、それに伴って現実と非現実の境があいまいになり、人との関わりが難しくなってしまいます。 発病は10代後半から30代前半という比較的若い世代に多く、男性にも女性にも発病する可能性があります。ここでは幻聴について4つの時期に分けて紹介します。

 

〇ざわざわ・雑音・頭の中が騒がしい

発病直前あるいは発病の初期に患者が感じる感覚です。自分の考えがどんどん分散していき、収集がつかなくなってきます。このときに周囲が気をつけたいのは患者の自殺です。 自分と世界だとか、生と死といった境界線がわからなくなっていく時期なので、本人としては「一歩境をまたいだら、あちらの世界に行ける」くらいに感じています。そのため本人の行動には注意を払ってください。

 

〇世界が揺れる すべてが叫んでいる

ざわざわしていた世界がコントロールを失い、一斉に叫んだり、大きく揺れていて今にも壊れそうな世界にいるように感じてしまいます。この場合、患者はこの世界に抵抗して動き続けるか、じっと耐えるかします。 このときの患者は非常に興奮しています。この興奮はしばしば周囲の人に伝染し、周囲の興奮がより患者本人を興奮させる結果となりますので、周囲は心穏やかにいることが大切です。おだやかに「おはよう」などと言われると患者自身は「あれ?」と不思議に思い、興奮状態がおさまってくることがあります。

 

〇自由に無限な幻聴

エネルギーがなくなるまで、さまざまな幻聴が続いていきます。誰かが自分に向かってこう言っている、ああ言っているなどと信じて疑いません。このときは周囲の人は受け止めず、否定や無視もせず、「ふしぎだね」「ふーん」などと受け流すような答えをしてあげてください。

 

〇安定

無限の幻聴は患者本人が疲れますので、しだいに幻聴のテーマがしぼられてきて安定します。ここから幻聴がだんだんと消失していくのです。 ことのきに「これまでずっとあった幻聴が消えても平気?」などとしつこく聞くのがひとつの手です。患者に何度も「大丈夫」と言わせることで、幻聴の消失を後押しできます。 幻聴に対して基本的には否定したりせず、訴えに反応してあげてください。他人が否定したから「じゃあ幻聴は気のせいだ」と考えられるようになっているならば、すでに統合失調症の症状は回復の方向に向かっています。

 

長い療養生活の中でできること

ずっと体を休める療養生活が続くと、変わらない生活に飽きてきます。「何かひまをつぶせないかな?」と感じられたときには、できることを探してください。このときの考え方は「何かやらなくては」「こんなにだらだらしていられない」などではなくて、「何かやりたいな」と感じていることが大切です。そう思えただけでも病状は回復傾向にあると思ってよいでしょう。

 

第1段階 動かずにできること

「何かやりたいな」と思ったら自分の生活圏内であまり動かずにできることをやりましょう。たとえばベッドの上にいることが多いならば、ベッドの上でできることでよいですし、ソファにいることが多いならソファでできることでよいです。何か大きなことをやろうとは思わないでください。たとえば、 ・テレビを見る ・漫画を読む ・雑誌を読む ・音楽を聴く ・インターネットをする などです。最初は頭を使わずに受動的にできることがよいですね。

 

第2段階 ちょっと動いてみる

生活圏内でもよいですし、ちょっとリビングに行ってみたりしてもよいですが、今日は調子がいいなというときは少し能動的に動いてみましょう。たとえば、 ・本を読む ・ゲームをする ・散歩に出かける ・買い物に行く ・料理をする などしてみるとよいでしょう。 調子が上がってくるとつい、「今後のためになることをしよう」などと考えてしまいます。

 

元々が真面目気質の人の場合、調子が良くなってきたから資格の勉強をしようとか考えてしまうのでしょうが、それではまったく心が療養できません。このときに有効なのは単純に楽しいと思う事をすることであって、資格の勉強ではありません。将来のことを考え始めるとどうしても不安が一気に襲ってきて、症状が悪化してしまいますので注意しましょう。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/05/01-361545.php?category=404]) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-09掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

自律神経失調症に関する記事

何となく不調…その長く続く不調の原因は自律神経?今すぐあなたの症状をチェック

何となく体調がすぐれない…というのは、生活の中で感じる人もいると思います。 ...

カラダノートひろば

自律神経失調症の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る