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えびでアナフィラキシーを起こしたら…準備が肝心!エピペン使用のタイミング 突然の発症へのシュミレーション

えびアレルギーでは、激しい症状がでるアナフィラキシーショックに至るケースも多々あります。アナフィラキシーショックを和らげるエピペン(自己注射)を使用するタイミングについてまとめました。

 

エピペンを使用する症状の目安を考えておく

軽いじんましん程度でもそこから重症化しやすいのか、喘息など呼吸器の症状が出たら打つのかなど、普段のアレルギー症状から判断の目安を大まかに決めておくと良いでしょう。

とくに子どものアレルギーなら、エピペン使用の判断を保育士や教諭に任せる場面も出てきます。その際に迷わないよう、事前の話し合いが必要です。

 

エピペンを使用しても、必ず病院へ行く

エピペンがアレルギー症状に効果を発揮できるのは、10~15分程度です。

そのまま症状が落ち着けばいいのですが、アレルギーには遅発性といって後から出てくる症状もあります。繰り返し症状が出る可能性も否めません。

 

エピペンを使用したら、その後の容態に関わらず、必ず病院で経過観察を受けてください。重症化しやすい子どもでは、特に救急車を要請するなどして、急がなければなりません。

 

常に携帯する

どのタイミングで症状が出るか分からないので、常に携帯する必要があります。

特に子どもでは、給食後の昼休みで友達と遊んでいる時、体育の授業中などに食物依存性運動誘発アナフィラキシーを起こす危険が高くなっています。

どこかに預けるのではなく、常に子どもの身近にエピペンがあるようにしましょう。

 

日頃の練習が大事

いざエピペンが必要になっても、「注射を打つ」という行為は勇気が要ります。迷ったりためらったりするうちに手遅れにならないよう、エピペンの使用法を普段から確認してください。

 

エピペンの使用は「タイミングが命」です。迷わないよう、事前の確認がポイントになります。

 

えびアレルギーのアナフィラキシーを甘く見てはダメ!

えびアレルギーで最も応急処置が必要になる症状はアナフィラキシーの症状が出たときです。えびアレルギーは実際に口に入れて摂取したときと、接触した時にアレルギー反応が出ますが、アナフィラキシーの場合は摂取した際に起こります。

 

軽視しない

アナフィラキシーの症状は原因食物を摂取後、すぐに見られます。強い喘鳴や呼吸困難といった呼吸器系の強い症状や、意識障害や失禁などのショック症状など、重い症状が見られることもありますし、比較的軽い症状が見られることもあります。普段とは違う症状が見られた場合は、症状によって自己判断で軽視したりせず、十分な症状の確認をしてください。というのもえびの場合、えびの成分が何かの食品に入っていたらその量を正確に判断することは難しいですし、考えている以上にアレルギー原因であるえびを摂取している可能性があります。

 

救急車が来るまでに

基本的にアナフィラキシーが起こったらすぐに病院に搬送します。おそらくえびアレルギーで病院にかかっている場合は、そうした場合の対応を医師に指示されるでしょう。必要であればすぐに救急車を呼んでえびアレルギーでアレルギー反応を起こしていることを伝えます。そして救急車が来るまで当面の処置をして待ちます。

まず、口の中に原因食物が残っている場合は必ず出して、水でゆすいでください。このとき無理に口の奥のものを手で出そうとすると余計に喉の奥に入れてしまうので、適切に吐き出せるようにしましょう。

また、あらかじめアナフィラキシーが出たときに使用するステロイドなどの薬が処方されていれば、服用します。

呼吸困難などの症状が出ている場合はできるだけ呼吸がラクになるような姿勢をとらせ、衣服などでしめつけていればゆるめます。ただし、体が冷えないように上からバスタオルなどをかけておきましょう。

 

 

その後医師に伝えるために、食べたものや食べた時間、症状がどれくらいで現れたかといったことを整理しておくことも大切です。

 

突然のアナフィラキシーを子どもとシュミレーションしておこう

えびアレルギーは就学年齢以上から発症することが多く、半数以上はアナフィラキシーといった重篤化しやすい症状を引き起こすことのあるアレルギーです。

 

親元を離れての対応が必要になる

上記のように就学年齢を越えて発症することが多く、重篤化することの多いえびアレルギーは、症状が出たときに親が近くにいないことが多くあります。例えば学校の給食であったり、友達と何かを食べたときなどに起これば、親はその場にいませんから自分でどうにかするか、周りの人と対応を話し合っておくなどの連携をしておくことが非常に重要になります。

 

エピペン

そこで必要になってくるのは、重篤なアレルギー反応を起こしたときに使用される、エピペンと言われるアドレナリン自己注射器です。自己注射という名前がついているものですから、重篤な症状が出たときに自分で注射を打つことができるのがこのエピペンなのですが、よく考えてみれば重篤な症状が出たときに自分で注射を打てる状態にあるかどうかは疑問です。しかも子どもの場合、自分で打てるかどうかというとそれも難しいのが現実でしょう。

 

学校の先生は打ってもよい

以前は本人と親、医師でないとエピペンを使用できませんでしたが、今は学校の先生も打ってよいことになっています。そのため学校給食で重篤なアレルギーが出た場合は学校の先生が本人に代わってエピペンを打つことができるのです。というよりもいざというときは打たなければならないのです。

 

友人といたら?

友人には普段からアレルギーについて話しておいて、いざというときは救急車を呼んでもらうようにしましょう。救急隊員であればエピペンを使用できますから、エピペンの存在も友人に普段から伝えておくとよいです。

 

 

えびアレルギーの発症年齢を考えるとやはり外で、アナフィラキシーのような重篤な症状になる可能性が高く、そういった場合を普段からシュミレーションしておくとよいでしょう。

 

エビアレルギーでは負荷治療ができない?

えびアレルギーは乳幼児期の発症よりも学童期以降の発症が多いため、体の各器官が出来あがるとともに消失していくということが難しく、大人になってもそのままアレルギーが継続することが多い食物アレルギーです。

 

アレルギーを食べて治す治療法

以前は、アレルギーの治療と言うとなるべくアレルギーの原因となるものの摂取を避けて生活することが一般的でした。しかしこれに対して新しい治療方法として出てきたのが、アレルギー反応を起こす食物を食べることによって治す治療方法です。これは単純に家庭で原因食物を食べて治せると言ったものではなく、医師の指示の下で数日の入院の中で、少しずつ摂取できる量を増やしていきます。これによって結果的にアレルギーの原因食物を、際限なく食べられるようになるわけではないのですが、かなり摂取できる量を増やすことができるようです。

 

えびアレルギーではできない?

こうした食べて治す治療法は小学生や中学生を主に対象にして行われており、そのまま治療効果が成人にあてはまるかというとそういうことではないようです。また、こうした治療法では主に卵アレルギーや小麦アレルギーなどの食物アレルギーの治療が行われるのですが、卵や小麦アレルギーといった食物アレルギーが対象であることと、小学生や中学生が対象にされているということで、症状改善の大部分を患者の自己治癒力や改善力に頼っているところがあります。

これを考えると、これらの食物アレルギーよりも成長に伴った自然減退が見られにくいえびアレルギーの場合で、そのまま同じ効果を期待するべきではないのかもしれません。

 

 

実際のところまだ発展途上の治療法ですので、分からない部分も多くあります。こうした治療法に興味があれば、この治療を行っている病院に問い合わせてみるとよいでしょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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