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薬物治療・放射性ヨード治療・手術療法~バセドウ病の治療法~

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■バセドウ病の治療には3種類あります。
「薬」「放射性ヨード(アイソトープ)」「手術」です。
 

■抗甲状腺薬による薬物療法

日本でのバセドウ病の治療は、診断が確定すると、まず抗甲状腺薬を用いた薬物療法が第一選択となります。
抗甲状腺薬は甲状腺ホルモンの合成を抑える薬で、過剰な甲状腺ホルモンをそれ以上作らないようにしてホルモンバランスを改善します。
甲状腺ホルモンの量が正常になるにつれ、少なくなっていた甲状腺刺激ホルモン(TSH)が増え、自己抗体(TRAb)の値も正常の範囲に戻ってきます。
現在は、チアマゾール、プロピルチオウラシルの2種類が使われています。
 

■放射性ヨード(アイソトープ)による治療

アイソトープとは同位元素(質量数が異なる原子)のことで、同位元素の中でも放射線を出すものを放射性同位元素(ラジオアイソトープ)といいます。
 
放射線を出すヨードの同位元素(アイソトープ)には、原子番号が123、125、131の3種類があります。
ヨードは体内に入ると甲状腺に集まる性質があります。
その性質を利用し、放射性物質が付いた原子番号131のヨードの小さなカプセルをたった一回だけ飲むと、それが甲状腺に取り込まれます。
 
放射性ヨードは甲状腺細胞を少しずつ壊していき、甲状腺ホルモンを作りにくくします。
これによって、腫れていた甲状腺は徐々に小さくなっていきます。
 

■手術療法

バセドウ病の手術は、甲状腺の大部分を切り取って小さくし、甲状腺ホルモンを作り過ぎないようにする方法です。
 
効果が表れるのは早いですが、バセドウ病の状態によって、甲状腺の切除範囲は異なります。
抗甲状腺薬を飲まないようにするため、最近は甲状腺をほとんど残さない手術をします。
 
 
■これらの3つの治療法にはそれぞれ長所と短所があり、患者さんによっても向き不向きがあります。
体力や年齢、社会的事情などを考慮した上で、自分にあった治療法を選ぶのが大切です。
 
(Photo by //winterbell.jp/hpgen/HPB/entries/608.html  )

著者: ナッパさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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