カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. メンタル >
  3. 統合失調症 >
  4. その他 >
  5. 統合失調症にかかった人は病気になりにくい?

メンタル

統合失調症にかかった人は病気になりにくい?

 

統合失調症を患うとさらに重い疾患になりにくいというのは良く言われることです。しかし、当たり前ですが全ての病気に対してかかりにくいというわけではありません。

 

 ●どんな病気にかかりにくい?

・リウマチなどの免疫系の病気

・ガンや脳卒中などの全身性の病気

などになりにくいと言われています。これらの病気全てがきちんと証明されているわけでもありませんし、全員に対して当てはまるわけでもありません。しかし、医療関係者などの中では統合失調症を患った人はこういった病気にかかりにくいという認識があるのは事実です。

 

 

●リウマチと統合失調症

統合失調症患者がリウマチを患う確率は健常者と比べて4分の1ほどだそうです。ただし、統合失調症にかかりやすい年齢が思春期の10代後半から30代前半で、リウマチにかかりやすい年齢は30歳代から50歳代ですので、時期的なずれがあります。そういった考慮に入れるべき要因が残っている上、科学的に証明されていないため、まだ「統合失調症患者はリウマチになりにくい傾向にある」としか言えない段階です。

 

 

●ガンと統合失調症

ガンと統合失調症の科学的な説明はまだ、決定的な結果は出ておらず、研究段階の域を出ません。しかし、実際の患者に対する追跡検証などはなされています。台湾で9年間に及んで行われた追跡研究では、9年間で、統合失調症の患者ガンにかかった人は1.93%で、対照群の健常者は2.97といった結果が得られています。また、台湾の統合失調症患者は肝細胞がんの原因となるHBV、HCV感染が健常者よりも高いとされていながら、統合失調症患者の肝臓がんのリスクは健常者より42%低かったという結果もあります。

 

 

医療従事者などには「統合失調症は大きな病気にかかりにくい」という感覚はあるものの、まだ感覚の話でしかありません。また、大きな病気には強い傾向があるようですが、風邪などの小さな病気にはもちろんかかります。

 

 

 

(Photo by: [//free-photo.gatag.net/2011/08/06/050000.html])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

統合失調症とうつ病の症状が同時に見られることってあるの?

  うつ病や統合失調症という疾患は精神疾患の中でもよく知られている疾患です。 ...

統合失調症の神経脱髄が改善される可能性?抗ヒスタミン薬「クレマスチン」による効果とは

近年、統合失調症の発症原因の解明に関する研究が進められています。   岐阜薬...


分裂感情障害と呼ばれていた「統合失調感情障害」の診断について

統合失調との違いがわかりにくい『統合失調感情障害』の診断についてまとめました。...

統合失調症とうつ病の症状が同時に見られる統合失調症感情障害…どんな症状が出るのか

  統合失調症とうつ病それぞれの症状が同時にあらわれる疾患に統合失調感情障害と...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る