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生活習慣病

脂質異常症(高脂血症)の治療は何科?病院選びのポイントや条件など

脂質異常症(高脂血症)の可能性があると言われたら病院で本格的な治療を受けた方がよいと感じる方も多いです。

まずは生活指導からの治療となりますあ脂質異常症(高脂血症)の治療は何科で行うのか見ていきます。

 

●基本は内科

脂質異常症(高脂血症)も含めた生活習慣病の多くは内科で治療可能です。

よほど重症になっていなければ内科で服薬まで行って、様子を見ます。

脂質異常症(高脂血症)の合併症として動脈硬化になり、動脈瘤などが出た場合は手術のために別の科に入院することもあります。

 

●町医者でもOK

すべての町医者で脂質異常症(高脂血症)の治療ができるというわけではありませんが、大半の場合は町医者、個人の診療所などでも脂質異常症(高脂血症)の治療や栄養指導は可能です。

普段から通っている病院に通い続けたいという方も多いようです。

 

●治療過程で専門病院を紹介されることも

食事療法、運動療法をある程度続けても改善が見られず薬物療法も併用したがそれでも改善が見られない、というような場合もあるかもしれません。

そういったときは専門の病院を紹介され、治療を受ける可能性が高いです。

 

脂質異常症(高脂血症)の基本的な栄養指導、治療は内科で行います。

脂質異常症(高脂血症)だけではなく合併症が見られるようになり、合併症の治療において早いうちに手術が必要となれば一時的に合併症治療のために内科以外での入院などもあるかもしれませんが、あくまでも脂質異常症(高脂血症)の治療は内科の範囲です。

 

高脂血症の治療に必要な病院の条件

高脂血症の治療を始めるときに、どんな病院に行くとよいかを知っておくとよいでしょう。

 

1.健康診断結果を受けてどこで再検査するか?

自覚症状の乏しい高脂血症は、ほとんどが職場等の健康診断で発見されます。その際に、この先の治療を考えて、再検査を受ける医療機関を選ぶことが大切です。再検査を受けた医療機関で治療が進む場合が多いからです。

 

2.脂質異常症から先を考える

医療機関での再検査は、単に血中コレステロールを測定するということではありません。今の体の状態の、高脂血症による動脈硬化や心疾患のリスクを推測し、治療プログラムを組み立てる必要があるからです。そのためには、心臓や脳など循環器系の各種の検査設備があることが望ましいでしょう。また、治療では腎機能や肝機能の状態で使用できる薬も変わるため、こうした器官についても検査でき、入院設備もあることが大切です。とくに脂質異常症は食事を抜いて正確な血中コレステロールなどを測定する必要があるため、検査入院も可能な病院がよい場合もあります。さらに、万一動脈硬化を起こした場合のケアも充実していることが、安心できる治療につながります。

 

3.相談しやすい医療環境とは

こうした大規模な病院での検査はとても疲れます。また、生活習慣病は寝たきりになるわけではなく、仕事を含めた日常生活を持続させる必要があります。そのため、今の生活で通院しやすく、日常の心配も相談できる環境が望ましいと言えます。検査は大きな病院で、日常はその病院と連携がしっかりできる通いやすいクリニック、という選択肢を考えるとよいでしょう。また、医療は信頼関係が築けるかどうかが重要です。医師との相性もポイントかもしれません。

 

4.生活習慣病対策は家族のサポートが重要

生活習慣病の食事療法や運動療法は、どうしても家族の協力が必要です。家族のサポートがうまく行くと、治療も良い方向に進むという報告もあります。ですから、家族も一緒に食事療法の講習が受けられたり、家族と医師、看護師が信頼関係を築けることも、大切なポイントです。

 

医療機関は、最初が肝心です。気に入らないからとどんどん病院を変えるのは最も効果が低い方法です。信頼できる医師、病院に巡り会えるように、病院をしっかり選びましょう。

 

栄養部のある病院・栄養部のない病院

脂質異常症(高脂血症)の治療は内科で受けられます。

日々病院に通うというよりは検査の時に病院に行って、あとは普段の生活の中で食事療法や運動療法を行うのが基本です。

脂質異常症(高脂血症)の治療を受けるのに病院選びは必須ですが、栄養部のある病院と栄養部のない病院、どちらがよいかを見ていきます。

 

●栄養部とは

栄養部とは病院内に設置された部の一つです。

栄養部という名前ではなく栄養管理センター、栄養管理室などの名前を使用している病院もあります。

栄養部では入院患者への食事提供、入院・通院患者への栄養指導などを行っています。

 

●栄養部があれば栄養指導は受けやすい

栄養部があるということは栄養指導に関するプロがいるということでもあるので、栄養指導は受けやすいです。

栄養部のない病院とある病院が同じ立地、同じ治療方針で存在するなら栄養部のある病院がおすすめです。

また、栄養部があっても通院患者への栄養指導などを積極的にしていない場合もあるので注意してください。

 

脂質異常症(高脂血症)の治療には長い時間がかかります。

自分自身で食べ物をコントロールする力も必要ですし、運動を習慣にする力も必要です。

場合によっては薬の服用の可能性もあります。

それだけに、長い付き合いになってもよいと思える病院を選ぶことが重要です。

栄養部のあり/なしも重要なポイントとはなっていますが、それに加えた総合的な魅力、総合的な観点で病院を判断するのがおすすめです。

 

脂質異常症(高脂血症)治療専門の病院

脂質異常症(高脂血症)の治療は一般的な内科であれば行えます。

生活指導、栄養指導を熱心にしてくれる可能性が高いので栄養部がある、栄養部がしっかりと機能している病院を選ぶのもひとつの選択肢です。

そんな、脂質異常症(高脂血症)の病院ですが専門科もあります。

 

●内科以外の科

脂質異常症(高脂血症)は内科での治療と言いましたが、内科以外脂質異常症(高脂血症)でもを診てくれる科があります。

さまざまな病気に言えることですが専門医、専門家というものは必ずと言っていいほどいます。

大学や大学院でその研究をした、現在も研究を続けている分野があるという医師は少なくありません。

脂質異常症(高脂血症)の治療においても専門家はいるのです。

 

●脂質異常症(高脂血症)専門科

脂質異常症(高脂血症)の専門科は決まった名前を持っているわけではありません。

例えば生活習慣病専門外来であったり脂質異常症(高脂血症)治療外来であったり、名前はさまざまです。

とはいえどもホームページや病院紹介のパンフレットなどに『脂質異常症(高脂血症)』の治療外来であることが明記されていますので安心してください。

 

●専門外来はやっぱりよいの?

脂質異常症(高脂血症)専門外来が圧倒的によいというアンケート結果などはまだ出ていません。

ただ、担当医師が脂質異常症(高脂血症)を専門に研究してきた方ということが多いのでより適切な治療法が見つかりやすいと感じる方はいるようです。

 

必ずしもよいわけではありませんが、近くに脂質異常症(高脂血症)の専門外来があるのなら一度訪れてみてもよいかもしれません。

 

考えておこう!合併症のことも考えた病院選び

生活習慣病はお互いにつながっているということで知られています。

例えば高血圧から狭心症になることもありますし、高血圧と糖尿病が一緒に起きることもあります。

横のつながりも持っているので生活習慣病には注意が必要です。

 

●脂質異常症(高脂血症)と合併症

脂質異常症(高脂血症)も生活習慣病のひとつということで合併症とは切っても切り離せない関係にあります。

脂質異常症(高脂血症)の代表的な合併症には動脈硬化があります。

この動脈硬化というものですが、将来的に脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めてしまうことで知られています。

現時点で血中コレステロール値が平均よりもはるかに上、5年以上高コレステロールの状態を放っておいているなどであれば合併症には特に注意が必要です。

 

●合併症の治療が違う科に?

脂質異常症(高脂血症)自体の治療は内科で行うことが出来ても合併症は違う治療科で行う場合が多いです。

例えば脳梗塞や脳動脈瘤などの場合は脳神経外科などの専門科があります。

心臓病については内科で見ることもありますが、手術が必要であれば心臓外科への入院などもあるかもしれません。

 

●合併症も見越して大きな病院へ

現時点で合併症が特になく、血中コレステロール値が平均を大きく上回っていないのなら内科だけしかない病院での治療もOKです。

ですが合併症が見え隠れしているような状態なら合併症の治療も出来るような大きな病院で治療を受けることを検討してみてください。

 

脂質異常症(高脂血症)の病院選びで合併症が出ている場合、合併症の可能性が高い場合は総合病院での治療も視野に入れてみましょう。

(Photo by: http://www.photo-ac.com/) 

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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