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生活習慣病

慢性腎臓病の食事で迷ったら?

 

 

慢性時腎臓病の食事療法は、病気のステージで違ってきます。

自分はどうしてこの食事療法をしなきゃいけないんだろう?と迷うこともあることでしょう。なぜ、この治療とこの食事なのか、その基準を理解しておくと、つらさを伴う治療を頑張ってみようと続ける気持ちになれるかもしれません。

 

見直されてきた食事療法の基準

ここ数年、腎臓病の周辺領域までを含む慢性腎臓病CKDという考え方を中心としたものへ変わってきました。これにより、よりきめ細かなケアとして、食事療法が見直されています。

 

食事の基準=病状

慢性腎臓病のステージ基準であるGFRと尿タンパクの値に基づいた具体的な食事の基準は次のようになっています。

 

透析導入前・保存期の患者の食事基準

 

ステージ1 (GFR 90以下)・ステージ2(GFR 60〜89)

 ・尿タンパク 0.5 mg/日未満   エネルギー=27〜39 kcal/kg/日

                   タンパク質 制限無し

                   食塩 1日10g未満


 

 ・尿タンパク 0.5 mg/日以上    エネルギー量は同じ

                   タンパク質 0.8〜1.0g/kg/日

                   食塩 1日 6g未満

 

ステージ3(GFR 30〜59)

 ・尿タンパク 0.5 mg/日未満   エネルギー=27〜39 kcal/kg/日

                   タンパク質 0.8〜1.0g/kg/日

                   食塩 1日3g以上6g未満

                   カリウム 1日2,000mg以下


 

 ・尿タンパク 0.5 mg/日以上    エネルギー量は同じ

                   タンパク質 0.6〜0.8g/kg/日

                   食塩 1日 3g以上6g未満

                                                          カリウム 1日2,000mg以下

 

ステージ4(GFR 15〜29)・ステージ5(GFR 15以下)

                  エネルギー=27〜39 kcal/kg/日

                   タンパク質 0.6〜0.8g/kg/日

                   食塩 1日3g以上6g未満

                   カリウム 1日1,500mg以下

 

自己判断せずに

これはあくまで基準です。

医師や管理栄養士の指導のもと、それぞれの病態にあわせたコントロールが必要です。

慢性腎臓病の治療は、長い道のりです。ときには嫌になってしまうこともあります。

そんなときは、こうした数字で少し冷静になり、もう一度、治療に向き合うことから取り組んでみましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/01/03-355459.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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