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実は増えている?!原発性胆汁性肝硬変(PBC)

あまり耳にすることがない原発性短銃性肝硬変。じつは、年々増加していると言われています。もしかしたら、あなたも心当たりがあるかもしれません。

 

中年以降の女性に増えている原発性胆汁性肝硬変PBCとは、どのようなものでしょう。

 

男女比は約1:7

なぜか、中年以降の女性に多く、20歳以降に発症、50〜60代に最も多くみられます。

 

この病気の原因はまだ不明で、根本的な治療方法が見つかっていません。そのため、特定疾患に指定されています。

 

原発性胆汁性肝硬変(PBC)とは?

肝臓で作られる胆汁は、脂質を消化する働きを持っています。胆汁は脂質摂取の刺激で十二指腸から腸内へ排出され、脂質を消化して体内に吸収させるのです。

 

この病気では、胆汁の通る肝臓内の胆管に炎症が起き、破壊されるため、胆汁が肝臓内に溜まって胆汁の成分であるビリルビンが血液内に逆流、全身にまわって黄疸になります。

 

肝臓内では炎症と溜まった胆汁で次第に肝細胞が壊され、肝硬変が進みます。悪化すると肝臓の機能が低下し、黄疸、腹水、意識障害(肝性脳症)、そして肝不全と進行します。

 

年々増加するPBC

厚生労働省によれば、2008年に治療を必要とするPBC患者は16,000人でしたが、この約4倍の無症候性PBCがいると考えられています。また、PBCと診断される患者は年々増加傾向にあるのです。

 

進行は穏やかで悪化しない場合もある

ほとんどの場合自覚症状がなく、一部に全身のかゆみが現れ、数年後に黄疸が出るようになります。

 

肝硬変には徐々に進行しますが、一部に自己免疫疾患が合併症として出ることが知られています。ほとんどの場合、肝硬変まで進行しないうちに発見され、実際に肝硬変まで進行している人は約1割です。

 

ウルソデオキシコール酸や漢方薬の熊胆(くまのい)に進行を抑える作用があることがわかっています。

 

現在は進行を止める薬がありますから、肝硬変に進行しないようにすれば、大丈夫です。

 

突然の黄疸、全身のかゆみ。もしかしたら、と心当たりがある方は、一度病院に行ってみましょう。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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