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うつ病の治療法~鍼灸治療はどんなもの?ツボ押しも効果が?!

  

うつ病は治療を続けていても、いつ症状がでるかわかりません。自分では思っていなくてもストレスを感じたり、過緊張になってしまったり、寝付きが悪いなどいつでも起こる可能性があるのです。そういった時に少しでも緩和させる方法がツボ押しです。

 

例えば、不眠であったり不安が続くような時には、神門穴(しんもんけつ)が有効です。この部分をゆっくりと深呼吸をしながら揉んでいきましょう。リラックスするまで続けると効果的です。

 

また、唖門(あもん)と呼ばれるツボは後頭骨と背骨の境目にあるツボで、触るとへこんでいるのでわかりやすいツボです。この部分をゆっくり優しく押すと頭痛が緩和され自律神経を活発にしてくれます。

 

さらに過緊張となってしまった場合でも全身のこわばりをとることができるので、突然の過緊張になってしまったという時のために覚えておくと良いでしょう。

 

さらに、耳たぶのちょうど後ろにある完骨(かんこつ)と呼ばれるツボは、気分の沈み込みや肩や首のコリを感じた時に効果のあるツボです。優しくゆっくりと押すと少なからず効果があるでしょう。

 

職場などではなかなかできにくいのですが、足のツボもうつ病には効果的です。

 

特に足の親指、人差し指から薬指までの付け根、足の裏の中央部には神経に働きかけるツボが存在します。この部分をまんべんなく刺激するのに、ゴルフボールなどの硬い丸いものを立った状態でも座った状態でも足の裏でコロコロと転がすのも方法のひとつです。

ぜひ、試してみてください。

 

鍼でうつ病による自律神経の乱れを正す!

人は誰でも自己治癒能力があり、軽いものであれば投薬がなくても治るようにできています。しかし、うつ病のほとんどの症状は自分では治せないものが多く、投薬に頼らざるを得ないのが実態です。しかし、投薬による治療以外にも、うつ病の発端となった自律神経や交感神経のバランスを正しくしていく治療法があります。それが「鍼灸」です。

 

うつ病の症状を緩和する

うつ病を発症すると病院へ通っていても症状が回復しない、意欲がなかなか出ない、頭痛や吐き気が起こり、肩や首のこりが起こるなどの症状が続くこともあります。そういった症状を緩和させてくれるのが「鍼灸」の治療です。

 

ストレスによる自律神経の乱れ

体内の神経は主に自律神経、交感神経と副交感神経に分けられます。交感神経は歩く、走るなどの日常生活で体を動かす時に使われる神経です。副交感神経は体を休める時に使われます。睡眠や食事の消化をする腸の働きに使われているのです。この二つの神経がバランス良く働いていると健康な状態といえます。

 

しかし、ストレスが過剰になると、この自律神経に乱れが生じます。生活リズムも崩れますのでうつ病にもなりやすく、心身ともに病んでしまいます。

病んでしまった状態を回復させるために、特定の刺激部位に鍼を指すことで神経の働きを促し、治療を行っていくのです。

 

もともと鍼灸は中国の影響を受けた日本の医学で、古くは紀元前からある治療方法です。薬や特殊な治療に頼らなくても、自己治癒能力を高めることを目的として、うつ病に対して鍼灸治療が行われています。今や、この治療法は中国や日本だけでなく世界各国で広く用いられている治療法なのです。

 

うつ病の治療法~鍼灸治療はどんなもの?

うつ病による内臓への影響

西洋医学では、うつ病といえば脳内の神経伝達物質の異常だとされていますが、鍼灸治療の観点からいうと、精神に何らかの変調を来たすのは、やはり臓器の変調による体調の変化から来るものだと考えられています。

 

特にうつ病の場合は腎臓や心臓の働きに変調を来たしているため、様々なうつ症状が表れているとされています。

 

腎臓が変調を起こすと、体内の老廃物質や余分なものを体外に排出する機能が低下します。そのため眠りが浅くなったり、不安感が募ったり、疲れやすくなったりします。

 

また、心臓が変調を起こすと、動悸がしたり、食欲が低下し、不安感が強く出るようになります。また当然のことながら体力が低下し、外に出るのが億劫になったりします。

 

うつ病のうち、腎経を主体に発生するものは、体の冷えやむくみ、産後の不調などが酷くなるとされ、心経を主体に発生する方は不安感が強く出るとされます。

 

うつ病の鍼灸治療

治療としては、腎経と心経を強くする治療をすることが大切になります。心経のツボは主に上肢にあり、そこから心臓に向かうものです。腎経のツボは下肢にあり、そこから体幹部・心臓に向かうものです。

 

これらを刺激し、血流をよくする事で変調を整えることを目的に治療を行います。

 

腎経の治療に効果がでると、不眠が解消され眠りが深くなるとされています。睡眠が充分に取れると、身体がリラックスした状態になりますから、当然心経にもゆとりが出できます。そうやって全身的に表れるうつ症状を改善します。

 

ただし、服薬治療とは違い、即効性は期待できません。できるだけ薬は飲みたくない、自然にゆっくりと治したいという方に鍼灸治療は向いていると思います。

 

ストレスによるうつ症状を鍼灸治療で治そう    

うつ病に良く見られる病前性格に、真面目な性格で、仕事も几帳面にこなし、社会的な人間関係を重んじ、がんばりすぎる方がいます。

こういう方は、会社では重要な役職を任されることも多く、人間関係など、様々なストレスに悩むことが多くなりがちです。

 

毎日ストレスを抱えながら仕事をしていると、そのうち仕事に行くのが億劫になります。

夜はあまり眠れず、夢ばかり見て、朝早く目が醒めてしまう。

しかし起きる事も出来ず、嫌なことばかり考えて不安が募るようになります。

そのうち、心臓がどきどきするようになり、最終的には仕事にもいけなくなってしまう……ということになります。

 

仕事の責務、人間関係のストレスなどで、疲労が蓄積してしまい、うつ症状が現れた場合は、全身倦怠感や食欲不振などの身体症状も表れます。

 

そこに夜の不眠が加わると身体はなかなか回復する事が出来ず、腎臓系統・心臓系統を中心に、内臓全体のバランスをくずしてしまうようです。

 

そういう方には、まず第一に休息が必要です。

 

精神的にリラックスして、仕事のことは極力考えないような環境に身をおくことが大切です。

西洋学的な抗精神薬をできるだけ使用したくないという方は、鍼灸治療で全身の血液循環を促し、身体の気の巡りを少しずつもとに戻すようにしていきます。

 

特に鍼灸治療では、温熱作用やツボのを刺激する事で血液の循環を促し、治療中も気持ちよくリラックスできるため、だんだん夜眠れるようになってきます。

夜眠れるようになると、同時に不安感や心臓のどきどきも徐々に消失してきます。

 

肉体疲労や内臓の疲れなど、身体の不調が原因でストレスが溜まっている場合はみぞおちの巨闕に治療を加えます。

頭頂部にある百会も、気分をすっきりさせてくれるツボだとされ、重宝されています。

 

その方の症状や、全身の気の滞りをみながら、症状の改善をはかっていくのがストレスに対する鍼灸治療となります。

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

(Photo by:http://hand-illustration.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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