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健康診断・健康管理

妊娠中の水痘や風疹に注意!インフルエンザの予防接種は受けたほうがいいの!?

妊娠前時の血液検査で行う検査として、良く聞かれるのは風疹の抗体です。

それは妊娠中に風疹にかかると、胎児が先天性風疹症候群になる可能性が高いからです。

そして、風疹の次に心配されるものとして水痘(水ぼうそう)があります。

 

水痘(すいとう)について

水痘とは俗にいう「水ぼうそう」のことをいい、帯状疱疹(ヘルペスウイルス)の感染によるものです。

感染経路は、主に空気感染と飛沫感染ですが、水疱液などの接触感染もあります。非常に強い感染力がありますので注意が必要です。

潜伏期は2週間程度(10 ~21日)で、全身に直径3~5mm程度の盛り上がった紅い発疹が現れます。

発疹は数日かけてどんどん出現し、水疱(水ぶくれ)になり、膿疱(水ぶくれに膿がたまってくる)から痂皮(かさぶた)の順に変化してようやく治ります。

 

この発疹をきちんと治療しないと、後に消えない痕が残ることがあるので注意が必要だとされています。

 

妊娠初期(8 - 20週目)に、妊婦がこのヘルペスウイルスに感染すると1~2%程度の胎児に、「先天性水痘症候群」が起こるとされています。

 

先天性水痘症候群とは◆

◎脳炎

◎四肢の形成不全(奇形)

◎小頭症

◎低体重出生

◎白内障

◎部分的筋肉萎縮

 

分娩の前1週間以内に妊婦に水痘の症状が出た場合、赤ちゃんに感染し、重症化する恐れもあります。

感染力が強いため、日本人は成人の約95%が抗体を持っているとされていますが、水ぼうそうにかかったことのない人は抗体がないので注意が必要です。

 

その他に検査しておきたい感染症

*B型肝炎

*トキソプラズマ

*クラミジア

*淋菌

*梅毒

*HIV

*C型肝炎

 

……などがあります。

予防接種後の避妊期間は約1~2ヶ月になりますので、すぐに妊娠しないように気を付けましょう。

 

他に麻疹やおたふく風邪などの抗体も調べることがありますが、これらはどれも妊娠中に感染すると、治療が限られてしまいます。

そのため、是非妊娠を考えている方は、妊娠前にこれらの検査を是非受けておくことをオススメします!

 

妊婦はインフルエンザの予防接種を受けるべき?胎児への影響は?

インフルエンザが流行りだす前に、予防接種を受ける人が増えてきています。近年のインフルエンザは強く、集団感染や症状が重症化することから、予防接種を受けましょうという考えになってきています。

 

乳幼児や高齢者などは抵抗力が弱いために、インフルエンザに感染すると大変なので、秋には予防接種を受ける工夫がされています。

乳幼児や高齢者と同じように抵抗力が弱まっていて、風邪をひいても薬などを控えるようにしなければならないと、何かと気を使う妊婦さん。

 

妊婦さんもインフルエンザの予防接種を受けるべきなのでしょうか? 

妊婦さんがインフルエンザの予防接種を受けることに躊躇してしまうのは、胎児への影響を考えているからです。

インフルエンザにかかった時の胎児への影響と、インフルエンザの予防接種を行った時の胎児への影響…。

 

どちらの方がリスクが少ないと考えられるのでしょうか?

 

ワクチンの種類

ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」というものがあります。

生ワクチンは、ごく微量の影響の少ない菌をワクチンとしており、それを予防接種としてうつことで、体にその病気の免疫を前もって作っておくものです。

 

一度その病気に本当に微弱ですが感染したことになり、次に感染するまでの間に体の中で免疫が作られているために、その病気にかかりにくくなります。

そして、インフルエンザの予防接種で使用されている不活化ワクチンは、病気の菌を殺した死菌を使用しています。

そのため、ワクチンをうってもその病気に感染することはありません。

 

妊娠中にインフルエンザに感染した場合のリスク

それでもやはり妊婦さんには抵抗のある予防接種。

予防接種を受けずにインフルエンザに感染した場合、抵抗力の弱まっている妊婦さんは、他の病気への合併症が心配されます。

 

もし病状が重篤化し、強い薬を服用しなければならなくなったら…。

そのほうが胎児への影響が心配されます。

インフルエンザに効果があるとされているタミフルは、1歳以下の乳幼児には使用できない薬となっています。

 

もちろん胎盤を通しても、母乳としてもタミフルの影響は少なからずあるので、妊婦さんや出産後で母乳を与えている人は、タミフルの使用を控えなければならないようです。

 

また、インフルエンザに感染した場合、妊娠初期の人では流産、妊娠中期以降の人では早産の可能性が出てきます。

また母体に高熱が続くとまれに、胎児が脳性麻痺や神経学的後遺症になる可能性もあります。

 

母体がインフルエンザに感染しても、胎児が同じようにインフルエンザに感染するというわけではありませんが、母体が体調を崩せばその影響は少なからず胎児にもあるということです。

 

予防接種を受けた方がリスクが少ない?

胎児への影響を考えたのであれば、インフルエンザの予防接種は受けたほうがリスクが少ないということになります。

妊婦さんだけでなく妊婦さんのいる家庭では、全員が予防接種を受けるなどして、家にインフルエンザを入り込ませない努力が必要かもしれません。

 

妊婦さんはインフルエンザの予防接種を積極的に受けよう!

予防接種を受ける際、ワクチン不足になる恐れがあることから、予防接種に優先順位がつけられていることをご存知でしょうか?

 

インフルエンザに感染した時に重症化してしまったり、他の病気の合併症が心配される抵抗力の低い人から接種するようになっているのです。

その優先順位は、医療関係者が一番で、その次の二番手に挙げられているのが妊婦なのです。

 

妊婦の優先順位が高い理由

一番手である医療関係者は、当然と考えられます。

病気を治す側ですから、治す側が感染していたのでは治療ができませんし、病気の人と接することが多いので感染拡大が心配されるからです。

 

二番手が妊婦というのは、それだけインフルエンザに感染した場合のリスクが高いという理由からです。

 

妊婦は重症化しやすい

妊婦の優先順位が高いのは、インフルエンザに感染した時のリスクが高いからですが、どうして高くなってしまうのでしょうか?

それは、妊婦はインフルエンザに感染すると重症化しやすいからです。

 

妊婦は胎児に栄養が奪われており、さらに自分とは違う胎児を体内で共存させるために、妊婦の体はあえて抵抗力を弱めてしまうのです。

そのため、妊娠する前の半分の免疫力しかないそうです。

そこへインフルエンザに感染してしまうと、重症化したり、肺炎などの合併症を引き起こす可能性も出てきてしまうので、妊婦の予防接種順位が高いというわけです。

 

妊婦がインフルエンザに感染して重症化したり、合併症を引き起こして肺炎になったりすれば、強い薬を使用しなければならない可能性も出てきます。

そうなると胎児への薬の影響も心配されますし、何より抵抗力の弱まっている母体への影響が心配されます。

 

母体である自分と胎児を守るためにも、インフルエンザに感染する前に予防接種を受けることが大切です。

妊婦さんは、積極的にインフルエンザの予防接種を受けるようにしましょう。

 

予防接種で、インフルエンザの抗体を胎児にもあげられる

母体である妊婦がインフルエンザの予防接種を受けることで、胎児にもその抗体をあげることができます。

妊婦が予防接種を受けると約2週間で体内に抗体が作られ、その抗体は胎盤を通して胎児に運ばれているしくみになっています。

 

出産後の赤ちゃんへの影響

赤ちゃんは生後6ヶ月までは、妊娠中に母親からもらった抗体に守られています。

ですから、妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けた抗体は、生後6ヶ月間は有効ということになります。

 

インフルエンザの予防接種は、生後1歳を過ぎなければ接種できないようになっています。

また、生後の赤ちゃんの細胞はまだ弱く、一般人の4分の1か5分の1しか機能していないので、インフルエンザに感染しやすい状態にあります。

 

出産後の赤ちゃんをインフルエンザの脅威から守るためにも、妊娠中の予防接種が大切だということです。

 

妊娠中の胎児や出産後の赤ちゃんをインフルエンザから守るためにも、妊婦がインフルエンザの予防接種を受けることが大切です。

インフルエンザが猛威をふるう時期になる前に、早めの予防接種を心がけましょう。

 

妊婦さんは時期に注意!インフルエンザの予防接種をするタイミング

妊婦さんがインフルエンザの予防接種を受けた場合には胎児に影響が出るのか?また、副作用で流産する恐れはないのか?などというように、予防接種を受けたいけれどいろんなことが心配で受けれずにいる方も多いようです。

  

インフルエンザワクチンの病原体で胎児に影響は?

妊娠中にワクチンを投与することで、その病原体の影響が胎児にも及んでしまうのではないか?と考える方はきっと多いでしょう。

 

しかし、インフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」と呼ばれるものでインフルエンザワクチンそのものは死滅してしまっているので、ウイルスが増殖するといった恐れはありません。

 

インフルエンザの予防接種は時期が重要に

不活化ワクチンだからといって、予防接種による副作用で流産する可能性はあるんじゃないの?と心配する人も少なくはありませんが、一般的に注意しなくてはいけないのは、妊娠16週目までの初期の時期だけです。

 

16週目までは、まだ赤ちゃんの器官などもまだ発達段階にありますので、出来る限りこの時期を避けるのが一般的とされています。

 

しかし、16週目移行の安定期に入ってからは、予防接種を受けるほうが良いとされています。

 

米国では妊婦の予防接種は子どもやお年寄りの方と同じように、予防接種を積極的に進めているようです。

 

妊婦さんがインフルエンザの予防接種を受ける時

妊娠初期は、予防接種を避けるべきとはいっても、インフルエンザの流行とそれが重なることもきっとあるはずです。

 

そのような場合には、迷わずにかかりつけの医師と相談しましょう。

 

また、妊娠中に限らず何かしらのアレルギーを持つ方についても、インフルエンザの予防接種を受ける際には、医師と相談することをお勧めします。

 

 インフルエンザに限らず、普通の風邪でも母体・胎児ともに影響を及ぼします。

 

手洗い・うがいなどの基本的な予防を行うよう生活習慣を見直し、元気な赤ちゃんを生むために、万全の対策をしましょう。

 

妊娠中の風疹にご注意!風疹の抗体価検査

「首都圏をはじめとして、国内で風疹が大流行しています。」というニュースを聞いて、「えっ?!」と一番最初に不安を感じるのは、おそらく妊婦の皆さんではないかと思います。

それは、妊娠中に風疹にかかると胎児に良くない影響が出る可能性が高くなると言われているからです。

 

今、どうして風疹が流行しているのか、そして妊婦の方はどうすべきなのかをご説明したいと思います。 

 

なぜ20~40代が多く発症している? 

平成6年に予防接種法が改正となり、平成7年4月から接種方法が大きく変わりました。

それまでは、予防接種は学校で集団接種されていたのに、この時期から医療機関での個別接種に変わってしまったのです。

結果的に、風疹ワクチンの接種率はみるみるダウンしました。

 

1979年4月2日から、1987年10月1日生まれの人たちは、ちょうどこの期間に該当します。

要するに今の20~40代の方に予防接種を受けていない人が多いわけですから、どうしても感染率が上がってしまうわけですね。

 

知っておこう! 風疹の抗体価について◆

自分が風疹に感染しやすいのか、そうでないのかは抗体価を検査する事でわかります。

具体的な値は次のようになっています。

 

◎HI抗体16倍以下(EIA価8未満)

 ほとんど抗体価がない状況です。この状態で風疹患者と接触すると、感染率が高い状況といえます。

保育園や小学校など、子供の多い環境や人ごみはできるだけ避けて、感染に気をつけてください。

 

◎HI抗体32~128倍(EIA価8~45未満)

 抗体価的には最適値です。普通に生活をしていても風疹にかかる心配は低いといえます。

但し、家族や身近な方が風疹に罹患していたり、妊娠5ヶ月以内に風疹と思われる症状が現れた場合は、もう一度、必要な検査を行いましょう。

 

◎HI抗体256倍以上(EIA価45以上)

 抗体価がかなり高い状態といえます。

もしかすると、最近、風疹に感染したのかもしれません。その判別をするためにも、もう一度必要な検査をしてみましょう。

 

これから妊娠を希望されている方、もしくは既に妊娠しているものの、風疹にかかっていないか不安な方は、早めの検査をお勧めいたします。

そしてこれから妊娠をする予定で、抗体価が低い場合は、妊娠に備えて早めに予防接種を受けるようにしましょう。

 

風疹から胎児を守る

妊娠中に感染症にかかると、高い確率で胎児に影響がでるとされています。感染症を防ぐためにも、予防接種は受けておきたいものです。

 

特に近年、首都圏を中心に風疹が流行しています。風疹は子どもだけがかかる病気ではありません。感染症に対する正しい知識と感染予防が、大切な命を守ります。

 

◆風疹予防

これから妊娠を希望される方は、あらかじめ風疹の抗体があるかどうか調べる必要があります。風疹の抗体を持っている方が予防接種を受けても問題がないので、検診を受けずに予防接種を受けるが可能です。

 

予防接種後の避妊期間は約1~2ヶ月です。すぐに妊娠しないように注意しましょう。予防接種を受けていれば抗体は赤ちゃんに移行します。しばらくは赤ちゃんの感染を防ぐことができるのです。

 

◆風疹の抗体がなく妊娠中の方

妊娠後に、抗体が不十分だとわかる場合があります。本人は予防接種が受けられないので、できるだけ人混みは避けましょう。

 

とにかく周りの人が風疹に感染しないように気をつけることが大切です。特に男性の感染率は高く、注意が必要です。接触の多い夫や同居する家族には、予防接種を受けてもらいましょう。

 

予防接種を受ければ、基本的に風疹は防ぐことができます。成人になってからこうした感染症にかかると重症化しやすく、大変危険です。妊娠中では感染症の治療範囲も限られてしまいますので、予防が必要でしょう。

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/09/25-370331.php?category=290)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-13掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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