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玉ねぎに含まれる抗酸化物質で、動脈硬化を予防する!


玉ねぎに含まれる抗酸化物質で、動脈硬化を予防する!


皆さんは、動脈硬化に効果のある食べ物といえば、どのようなものを思いつきますか?

 

有名なものといえば、青魚などに含まれるn-3系不飽和脂肪酸などが良く知られているのではないでしょうか。この青魚を週に3回程度食べれば、動脈硬化の原因であるLDLコレステロールの値がかなり軽減されるのですが、毎週3回も食べる機会がない、または魚はあまり好きではないので他のもので代用したいという方におすすめの食材があります。これは何かといいますと、

 

玉ねぎです。

 

摂取する分量としては、大体1日半分~1個程度食べれば血管内皮細胞(血液に面している血管の内側)を保護する効果が出るようです。玉ねぎに含まれるポリフェノールの一種である「ケルセチン」が強い抗酸化効果を示し、血管壁を傷つける活性酸素を除去する作用があります

 

血管の構造と、血栓が出来るまでの過程について


玉ねぎの抗酸化性について説明をする前に、知っておきたいのが、血管の構造と仕組みです。
まず、血管は3層構造から成り立っています(内膜・中膜・外膜)。そして一番内側に位置する内膜には、その表面上に一層の内皮細胞と呼ばれる細胞が敷き詰められています。この内皮細胞のバリア機能によって、血管壁に血液成分が侵入したり、免疫細胞が接着したりするのを防いでいます

通常はこのように防御された状態にあるのですが、何らかの原因(活性酸素による酸化、高血圧による血管壁の損傷、高血糖による糖化反応、感染した際に受ける損傷など)によって内皮細胞が障害を受けると、表面上に接着分子が生じるようになり、これと結合した単球が活性化し、内皮細胞の下に潜り込み、マクロファージとなって酸化されたLDLコレステロールを捕食します。そして、高脂血症などによってLDLが過剰な場合は、これを捕食しきれず、マクロファージ自身も泡沫細胞(プラーク)となって血管壁の付着物と化してしまいます。その後も更に過剰な因子が加わり、ついにはプラークが破裂し、その損傷部位を修復しようと大量の血小板が押し寄せ、血栓となってしまいます。

 

玉ねぎが薬剤とほぼ同等の効果が認められた?


昨年、とある企業の研究チームが行った実験があるのですが、毎日玉ねぎ1個分のケルセチン51mgを被験者に摂取してもらい、一ヶ月間継続の後、血管の柔軟性を示すFMD値を測りました。被験者の方は22人で全て健康な男性です。これを測定した結果、FMD値に約1.6%の改善が見られたとの事でした。

 

数値だけ見ていても分かりにくいですが、これは、非常に有意な数値で、他の実験において喫煙者20人に対し、血管内皮機能改善薬の「アトロバスタチン」を4週間投薬してもらったところ、結果としてFMD値が最大1.8%の改善が見られたそうです。玉ねぎの場合は、健康な人が対象ですので、FMD値に問題がある方を対象に実験すれば、更に高い改善の数値が期待できるかもしれません。この実験により、玉ねぎの血管内皮改善機能は、薬剤に匹敵するほどの効果があることが証明されたとのことです

 

ケルセチンを4倍に増やす方法とは?!


また、1日に玉ねぎ1個というのは多すぎる、という方のために、少量でも含有ケルセチンを増やす方法があります。


<ケルセチンを4倍に増やす方法>
ケルセチンは皮をむいた状態で日光に当てておくと、通常の約4倍に増加しますこれで、一日の摂取量を1/4個~1/2個に減らすことが出来ます。


最後に

 

日本における、死亡原因とされるトップにがん以外では動脈硬化から引き起こされる脳梗塞、心筋梗塞、などが多くあります。特に動脈硬化の元になる高血圧、糖尿病は、偏った食生活をしていなくてもストレスによって発症することもある身近な病気ともいえます。自分では特にそういった徴候がなさそう、という方でも、血管に関する病気は自覚症状が無く進んでいく場合が多いので、日頃からできることなら家族全員で食べることが必要なのではと思います。大変手軽で効果のある方法ですので、是非お試しください!

 

(photo by://pixabay.com/ja/%E8%A1%80%E6%B6%B2-%E8%A1%80%E6%BC%BF-%E8%B5%A4%E3%81%84%E8%A1%80%E6%B6%B2%E7%B4%B0%E8%83%9E-%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%BA%E3%83%9E-%E6%84%9F%E6%9F%93%E7%97%87-%E3%81%8A%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E3%81%AB-%E5%8C%BB%E5%B8%AB-75301/)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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