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健康診断・健康管理

鍼灸の基礎になっている東洋医学とは?東洋医学の特徴

鍼灸の基礎になっている東洋医学では、西洋医学とは異なった観点から体を見ています。

もともと中国で発祥し、その後日本や朝鮮半島に広がった伝統医学は、その国々で独特の発展を遂げ、今の東洋医学と呼ばれるものになりました。

東洋医学と聞くと、何となく中国で発展して伝わったような気もしますが、実は中国独自の医学は中医学として存在しており、逆に中国では東洋医学と言えば日本の伝統医学だと捉えているようです。

 

歴史的に複雑な背景もあるからですが、鍼灸に関しては主に韓国や台湾で、漢方薬に関しては日本で独自の進化を遂げ、それらが融合しながら、今の東洋医学が成り立っていると言っても良いでしょう。

 

 

◎東洋医学の特徴


西洋医学では、病気が発祥している原因やその病巣を見つけ出して、局所的に治療することがほとんどですが、東洋医学は全身を見て総合的に治療を行うとされています。
人間が本来持っている自然治癒力を高めることで、病になりにくい身体を作る、また治癒に導いていく事を目的としています。

 

診断方法も身体全体を診ることで行います。

西洋医学のように採血をしたりせず、血液データや画像診断も使いません。

顔色や肌の色を見、身体に触れ、体調や症状、既往歴などを聞いて総合的に判断をします。

 

◎身体に負担の少ない治療を目指す

 

日本では、特に漢方について独自の研究がされてきました。

おかげで今は、西洋医学をメインとする病院ですら、漢方薬を採用するという現象が起きています。

西洋医学で得意とされる薬は、効果が期待されるだけ、副作用も強いものです。ある意味毒と紙一重というか、病巣を治療するために、本来あった健康な部分を害するということになりがちです。

 

しかし、東洋医学で用いる漢方薬は、あくまでもその方の身体に合った生薬で配合されます。

効き目は見えにくいですが、長期の服薬で自己の回復力を増幅し、原因となる症状を排除していくようにします。

西洋医学がハイリターン・ハイリスクなのに対して、東洋医学は効果も副作用もあくまでもソフトに……というイメージでしょうか。

 

最近の医学では、西洋医学と東洋医学の垣根を越え、両者の良い部分を治療に取り入れようという動きがあります。

例えば、癌を漢方薬で治す……というのは、一見可能にも思えますが、実はとても難しいことです。

 

西洋医学で病巣を摘出してから、抗がん剤の副作用を漢方薬で和らげ、自然治癒力を高めていく。

そんな無謀にも思える取り組みが現在進行形で進化しているのは、個人的にとても素晴らしい事だと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/10/09-351308.php?category=246
)

 

 

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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