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不眠・睡眠障害

あなたはどの不眠のタイプ?入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害…不眠の危険性や原因、症状など

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不眠は個人の生活の質(QOL)や健康をも侵しかねません。

かつては、不眠と生活習慣病との関係は指摘されませんでしたが、近年の国内外の様々な疫学調査から、不眠や睡眠不足が肥満や糖尿病、高血圧、高脂血症などの危険因子になることが明らかにされています。

 

生活習慣だけではなく、うつ病患者の8~9割が不眠に悩んでいるとされる一方で、不眠を原因としてうつ病を発症する人も多いのです。悪化させて自殺に至るケースもあります。

 

不眠はストレスや悩みなど精神的な理由で起こる場合が多く、一過性のものであれば大丈夫ですが、症状が1ヶ月以上続いて、日常生活に支障をきたすようであれば「不眠症」と診断されます。

不眠症は数多くの睡眠障害のうちの一つで、症状は次の四つとして表れます。

 

入眠障害

入眠に30分から1時間以上かかり、なかなか寝付けないタイプ。

精神的にリラックスできなかったり、考え込んだり、悩み続けたりしているためにすぐに寝付くことができません。

 

中途覚醒

睡眠中に何度も目が覚めてしまい、眠り続けることができないタイプ。

若い人より高齢者に多く見られます。

このタイプの不眠の人は、寝つきには問題ないのですが、数時間後には目が覚めてしまい、そうすると今度はなかなか寝付けなくなります。

中には、休みなしに眠ったり覚めたりを繰り返し、満足な睡眠がとれないこともあります。

 

早朝覚醒

予定の起床時間の2時間以上前に覚醒してしまうタイプ。このタイプの不眠は年齢を問わずうつ病のサインであることがあります。

睡眠・覚醒リズム障害は睡眠パターンが分断されると起こります。

不適当な時間に眠ってしまい、本来眠るべき時間に眠れなくなります。

このような睡眠・覚醒の逆転はしばしば、時差ボケ(特に東や西へ旅するときに起こる)、シフト制による不規則な夜勤、労働時間の頻繁な変更、アルコールの飲み過ぎなどによるものです。

薬の副作用による逆転もあります。この睡眠・覚醒の逆転は、入院中の人にも多く起こります。

 

入院中の患者は夜中に目を覚ますことが多いためです。(脳炎、脳卒中、アルツハイマー病などによって)脳内の生体時計が損傷すると、睡眠のパターンは崩れてしまいます。

 

熟眠障害

睡眠時間は十分だが深く眠った気がしないタイプ。

年齢を重ねるにつれ、不眠を訴える人は増えています。中年以降になると体に不調や病気を抱えていたりして、眠れない状態になりやすいことがその一因です。

 

あなたはどのタイプでしたか?

 

不眠で死ぬことがある?!タダの不眠では無い危険な不眠症3つ!

不眠で死んだ人はさすがにいないだろう、と思っている方もいるかもしれません。確かに一般的な不眠では死に至ることはありえないといえます。

しかし一方で、確実に死に至る不眠もあります。

 

●致死性家族性不眠症

致死性家族性不眠症は『致死性』と名前がついているだけあって、ほぼ確実に死んでしまう不眠症です。

発症すると長くとも1年後には日常生活を全く送れない、もしくは死に至ります。致死性家族性不眠症が発症してしまうと、5年以上生きられる確率はほぼありません。

症状は名前の通りの不眠で、どれだけ疲れても眠ることができません。

 

●致死性家族性不眠症は遺伝?

致死性家族性不眠症は遺伝との関わりがあります。

致死性家族性不眠症の家族、親族がいないのであれば、致死性家族性不眠症にはなりません。

この病気の原因は、遺伝子の異常から変異したタンパク質が脳に蓄積することにあるようです。詳しい部分にはまだまだ謎が多く、治療法も見つかっていません。

遺伝子検査によって致死性家族性不眠症の遺伝子を持っているかどうかはわかります。

 

●致死性家族性不眠症の人はどれくらい?

致死性家族性不眠症の人はとても少ないです。

一般的なストレスによる不眠症・睡眠障害は日本だけでも一千万人以上います。それに対して致死性家族性不眠症は現在わかっているだけで世界全体で40家族しかいません。

人数にしても1000人を超えることはまずない病気です。

 

眠るのが怖い…不眠恐怖症とは

不眠は誰でも怖いもの。ですが、その不眠に対して異常なまでの恐怖心を持っている方もいます。それが不眠恐怖症の患者です。

 

●不眠恐怖症とは

不眠恐怖症とは先端恐怖症や高所恐怖症のようなもので、不眠という状態が怖いことを指しています。眠れないことが嫌、眠れないこと自体がとても怖いなら不眠恐怖症の素地を持っているかもしれません。

 

眠れない状態があまりにも続けば、判断力・体力に問題を及ぼします。しかし1日や2日眠れないくらいならそこまで思い詰めることはないです。

それでも不安でしょうがない、眠れないという状態に耐えられないのが不眠恐怖症の特徴です。

 

●不眠恐怖症と予期不安

予期不安とは起きるかもしれないことに不安を覚える症状です。不安障害の患者の多くは、この予期不安を持っています。

そして不眠恐怖症の方も予期不安を持っています。布団に入っても眠れなかったらどうしよう、今日も眠れないんじゃないかという気持ちが予期不安です。

まだ布団にも入っていないうちから予期不安は起きます。

ひどい場合は、朝起きた瞬間から『今日の夜は眠れるだろうか』と考えてしまいます。

 

●予期不安が持つ問題

不眠恐怖症の症状のひとつでもある予期不安には、不眠症を悪化させるという問題があります。

予期不安が起きている状態では、人は通常よりもストレスを抱えていることになります。

緊張状態、交感神経が働いて眠りにくくなっているため、予期不安が原因で本当に眠れなくなる場合もあります。

このことから『今日も眠れなかった…明日も眠れないんじゃないか』という更なる予期不安を呼び起こします。

そしてまた眠れなくなり、予期不安が大きくなるという悪循環が生まれます。

 

●不眠恐怖症の治療

不眠恐怖症の治療は神経症の治療とほぼ同じです。

ものの見方を変える認知行動療法や、神経を落ち着かせる薬物の投与で症状をおさえていきます。

 

耳鳴りから起こる不眠症…原因はいったいなに?耳鳴りの治療法とは

どこかから『キーン』という音が聞こえて来たら、耳鳴りの可能性があります。

 

●耳鳴りとは

耳鳴りとは音がしていないのに、耳が音をとらえているという状態です。疲れているときに耳鳴りがひどい、という方も多いようです。

 

ですが、耳鳴りは病気が原因ではない場合もあります。

例えば、肩こりや背中のゆがみによって耳鳴りが発生することもあります。

体がゆがんでいるとどこかの筋肉が緊張するので、それがきっかけとなって耳鳴りを発症します。

 

●心理的な負担も原因に

また、心理的な負担も耳鳴りの原因になることがわかっています。

耳にはカクテルパーティ効果というものがあります。これは耳が自分に必要なものを聞き分けるという能力です。

 

例えば雑音が多いパーティ会場にいても、自分と話している相手の言葉がきちんと聞き取れるのは、耳と脳が必要と判断しているからです。

心理的負担が大きくなると、耳と脳がその情報が必要かどうかの判断を見誤り、突然音が聞こえなくなったり耳鳴りが起きたりします。

 

●耳鳴りと不眠

耳鳴りは不眠症を引き起こします。人は音がある状態ではなかなか眠りにつけません。

リラックスできる音楽ならまだしも、耳鳴りの音はリラックスできるとは言えません。そのため、耳鳴りがうるさくて眠れないという方もいるのです。耳鳴りからくる不眠症は原因の解決が必要です。

 

●耳鳴りの治療

耳鳴りの治療のためには、まず耳鼻科を訪れてみましょう。

心理的負担、筋肉や骨格のゆがみからくる耳鳴りではなく、耳の病気、神経の病気の可能性もあります。

原因を特定するためにも耳鼻科へ行き、病気でないことがわかったら心理的負担や骨格のゆがみの可能性を考えます。

 

心理的負担が原因であれば、心療内科や精神科での治療が効果的です。骨格のゆがみが原因であれば、整体院などへ行くのがおすすめです。

 

この症状に当てはまったら隠れ不眠かも!?日本人はかなりの割合で自覚症状がない「隠れ不眠」

不眠というと、布団に入っても眠れない、夜中何度も目を覚ましてしまうなどの症状を思い浮かべる方が多いと思います。

しかし日本人のかなりの割合で自覚症状のない隠れ不眠の人がいるといわれています。

以下のような症状に思い当たったら要注意です。

・睡眠時間は足りているのに、昼間眠くなる

・休息もしっかりとっているのに疲れがとれない

・朝起きてぐったりしている

・起きるのがつらく何時間でも寝てしまう

 

なぜ隠れ不眠は起こるのでしょうか?

眠りの質の問題なのです。人間は寝始めてから、起きるまでの間約1時間半のサイクルで浅い眠り(ノンレム睡眠)と深い眠り(レム睡眠)を繰り返しているのです。

睡眠時間は足りていても、深い眠りがとれないと本来寝ている間に行われるはずのホルモン分泌が十分にできないと言われています。日々のストレスや睡眠時の環境により眠りの質が低下すると隠れ不眠が発生するのです。

※日中眠気が襲い危険な場合(高所での作業、車の運転等)は早期に専門医に診察してもらうことをおすすめします。 

 

1日や2日十分に寝れなかったからといって命にかかわることはないでしょう。それは、大抵の人が経験していることです。

しかし、それが長く続くようですと自分が辛いばかりか、他の人に危険を及ぼしかねません。

・車の運転中に眠くなる

・会議の最中に眠くなる

・注意力が落ちる

・抵抗力が落ちて、風邪などを引きやすくなる

 

隠れ不眠は睡眠時の環境が影響している場合が多いです。まずは寝具や部屋の明るさなど一度見直してみてはいかがでしょうか?

症状に思い当たりがなくとも、見直しをオススメします。

人間一日の1/3は眠って過ごします。寝ている時間を快適にすることで人生の1/3を快適に変えることができると言っても過言ではないでしょう。

 

イライラすると眠れないって本当?イライラの原因を突き止めて快眠を♪

イライラして眠れないという話は、一度は聞いたことがあるでしょう。イライラしていると眠れないというのは本当かもしれません。

 

●イライラと眠り

イライラしているときの体の中を見てみます。すると自律神経系のうち、興奮や活動をつかさどる交感神経が優位になっていることがわかります。つまりイライラしている、というのは興奮しているのと同じことです。

眠る前に交感神経が働いていると、スムーズに眠りに就くことが難しくなります。リラックスできていないため、いつまでたっても目がさえているような気がするのです。

 

●イライラの原因は?

イライラの原因は様々ですが、会社や学校などの外の世界で受けたストレスがイライラとして現れることも少なくはありません。その日に起きたことではなくとも心の中で引っかかっていれば、交感神経が優位に働いてしまう恐れもあります。

 

一番恐ろしいのはイライラを溜め込んでしまい、毎日のように交感神経が優位になっている状態です。慢性的な自律神経失調症、不眠症へとつながる可能性があります。

 

●イライラを解消することが不眠症の解消へ

ストレスから来ている不眠症はストレスを解消する、もしくはストレスとうまく付き合う方法を学ぶことで改善されます。

 

ストレス解消の方法は人によって違いますが、うまくストレスを解消できるタイプの人は自分なりのストレス解消の習慣を持っているようです。アロマテラピーや入浴がストレス解消になる人もいます。

(Photo by:足成)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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