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滲出性中耳炎と診断されたら、どうすればいい?

そもそも滲出性中耳炎とは、鼓膜よりもさらに奥の中耳腔という場所に液体がたまる中耳炎の事を言います。この液体とは外部から入ってきたものではなく、耳内部の滲出液です。この液体がたまることで、耳の聞こえが悪くなってしまいます。

 

滲出性中耳炎の治療方法

軽度の場合、自然治癒することもありますので、保存療法という選択肢もあります。しかし耳の聞こえが悪い場合などは、鼓膜切開法によって、中に溜まった液体を外に出します。外来ですぐに行う事が出来るうえ、治りが早いのでこの治療法が一般的です。鼓膜切開を何度行っても、改善しない(すぐに液体がたまる)場合はチューブによる治療を行います。鼓膜の中に1ミリ程度のチューブを置き、中の空気と外の空気を入れ替え、液体を溜まりにくくするのです。大人の場合は部分麻酔、子どもの場合は全身麻酔で行います。しかしチューブを置いている間は、中に水や細菌が入らない様に注意しなくてはいけません。

 

怖い病気が隠れているかもしれない!!

中耳の炎症が長期的に及ぶ事で、中耳の奥まで炎症が広がります。さらに中耳の換気ができないと真珠性中耳炎を発症します。真珠性中耳炎とは、鼓膜が奥に入り込んでいくのがこの病気の特徴です。鼓膜が奥に入りこむこでおこるのは、強い炎症と骨の破壊です。難聴耳だれをはじめ、神経系統への影響があります。特に顔面麻痺などを引き起こす恐ろしい病です。そのまま放置を続けると、髄膜炎脳腫瘍など生命の危険にさらされます。軽い症状の場合は、保存的療法を選択することもありますが、手術による治療の方が再発のリスクが格段に減らせます。

 

中耳炎になると、何度も病院へ足を運ばなくてはなりません。面倒だな・・・と思い、自分の判断で通院を止めてはいけません。必ず完治するま通う事、完治後も定期的に診てもらうようにしましょう。

 

(Photo by: //www.pakutaso.com/201242photo349post-2244.html)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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