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WHOが定める『3段階の除痛ラダー』とは?

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がんの治療において『痛み』の治療も最近では注目されるようになりました。
がんの転移による痛みや病院生活における褥瘡の痛みなど、がんとともに様々な痛みが起こる可能性があります。
そんな痛みに関する治療において、WHOが用いている3つの除痛ラダーというものがあります。
ラダーとは階段を意味する言葉で、痛みに応じた鎮痛薬の使い方を示しています。

●3段階の除痛ラダーとは

WHOでは痛みを大きく3段階に分けています。
軽度、軽度から中程度、中程度から高度という3段階です。
この3つの状態に合わせて、それぞれ階段のように弱い薬から強い薬を使っています。

●オピオイド・非オピオイド

3段階の除痛ラダーにおいて投与される鎮痛薬には、非オピオイド鎮痛薬と弱オピオイドというものがあります。
オピオイドは痛みを感じる脊髄・脳への伝達を遮断するというものです。
軽い痛み(除痛ラダー1段階)では非オピオイド鎮痛薬だけの使用となりますが、痛みがひどくなればそれに合わせてオピオイド鎮痛薬を使っていきます。

●オピオイドの成分

除痛ラダーの2段階、3段階において使われるのがオピオイドですが、その成分は様々です。
2段階で主に使われるオピオイド鎮痛剤の成分はコデインです。
そして3段階で主に使われるオピオイド鎮痛剤の成分は硫酸モルヒネ塩酸モルヒネなどが一般的です
薬の成分が体に合わない、治療上の問題があるという場合も考えられるので慎重な投与が求められています。

(Photo by //www.ashinari.com/2009/04/26-017743.php)


著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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