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介護・認知症

家族がアルツハイマーになったら?受容編

 家族がアルツハイマーだと診断されたら、大きな衝撃を受け、悲しくなるでしょう。それをどう受容して、より良いケアにつなげていけばよいのでしょうか。

アルツハイマーの診断を受けた時の心理状態は、大まかに分けて4つの段階をたどっていくといわれます

もし、家族がアルツハイマーの診断を受けて悲しみのただ中にいらっしゃるのでしたら、気持ちを整理する一助にしていただきたいと思います。

 

 

第1段階:ショック

ショックを受けて何も考えられない、「頭が真っ白になる」状態です。心が致命的なダメージを受けないよう、本能的な防衛ともいえます。

 

 

第2段階:否定・怒り

「自分の家族がこんな目に合うはずがない」「どうして私の家族だけが!」と、辛い現実を否定したい気持ち、理不尽な怒りにとらわれます。まだ、真実を認めたくないという気持ちが大勢を占めています。

 

 

第3段階:混乱・抑うつ

どうやら逃れられない事実だと受け止めるようになりますが、その重さに混乱し、無力感にさいなまれます。

アルツハイマー型の認知症では、さまざまな問題行動が起こる場合があります。ケアの負担が心理状態に追い打ちをかけるかもしれません。しかし、事実を受け止めたという心の面では、一歩ずつ前進しています。

 

 

第4段階:受容・努力

事実は変わらないということを悟り、そのまま受け入れられるようになります。さらに、少しでも状況を改善する方法を探し始めます。事実は変わりませんが、受け止める側が変わることで良い方向に向かおうとします。

 

 

これらは、自分の病気を受け止める、離別や死別の悲しみに対しても共通の反応だそうです。悲しみや怒りが大きいのは、家族を大事に思っているからです。親しい人や、認知症の家族会などで自分の気持ちを打ち明けると、気持ちが楽になるかもしれません。誰にも話したくないと思われるなら、今はそういう時期なのだと、無理をしない方が良いでしょう。

自分の悲しみや怒りを否定しないことが大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/10/29-372234.php )

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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