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介護・認知症

アルツハイマーで記憶は消えても気持ちは残る~感情残像って?

アルツハイマー型の認知症になると、人格が変わってしまったと感じる場合がよくあります。

大切な配偶者や親が別人のようになってしまったり、自分のことさえ忘れてしまうのを間近で見る家族の辛さは、とても大きなものです。

本当に全てを忘れてしまい、何も感じていないのでしょうか?

 

 

全てを忘れたわけではない

アルツハイマーでは、直近の記憶は残りませんが、昔の記憶は消えていません。

ついさっきの話を忘れているのに、子どもの頃の思い出を細かいところまで覚えているというのが、典型的なケースです。

自分に息子がいることは解っていても、目の前にいる人が息子だと結びつかないのは、このような理由です。

言葉に出なくても、かつて楽しく過ごしたこと、大切な人との思い出は残っています。

 

 

記憶は消えるが、感情は残る

今まで何をしていたかを覚えていることはできませんが、その時に感じた「嬉しい」「悲しい」「楽しい」「ホッとした」「嫌だな」といった、感情は残ります。「感情残像」と呼ばれるものです。

ですから、アルツハイマーの人と楽しく幸せな時間を過ごせば、「何をしたかハッキリ思い出せないけど、楽しかった」という感情の記憶が積み重ねられます。

 

アルツハイマーを発症しても、好きな人と嫌いな人は区別がつきます。その人といる時に感じた気持ちを覚えているからです。

 

 

「どうせすぐに忘れてしまう」「何か感じているのだろうか?」とは思わずに、良い時間を過ごしてください。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2007/04/02-001350.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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