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健康診断・健康管理

肝鬱化熱による経早

 

 

経早とは月経先期とも言い、通常よりも月経の周期が早まることを言います。

 

東洋医学では、周期の異常だけでなく、経血量の異常、月経持続期間の異常、月経随伴症状(月経に伴って現れる症状)を総合的に分析して原因と治療法を見つけます。

 

 

月経のメカニズム

月経は衝脈任脈の支配と影響を受けています。

衝脈は“血海”とも呼ばれ、12経脈の経血を肝気の助けを借りて一ヶ月かけて集めます。

任脈は陰を主っていて陰血がスムーズに女子胞に流れるように調整しています。

 

そして、脈をやぶり血が放出されると月経が始まります。

 

 

肝鬱化熱 

東洋医学では、感情が臓腑に影響を与えると考えます。

怒りやイライラなどのストレスは肝を傷つけ、肝鬱(肝の気がスムーズに流れなくなる)になり、熱化または化火(火が付く)します。

この火熱が子宮に及び内蘊(溜まる)し血熱妄行(血の熱が経脈を傷付ける)し、衝脈・任脈が影響を受けて月経先期が起こります。

 

 

症状

○月経先期

肝鬱化火によって発生した熱が衝脈・任脈に影響して起こります。

 

○経血が紅or紫でねっとりと粘り気がある

熱邪が血を焼灼することによって起こります。

 

○経血量が多かったり少なかったり

肝鬱気滞(肝の気がスムーズに流れない)により疎泄作用(すみずみまで行きわたらせる作用)が失調して起こります。

 

○血塊混入

気滞(気がスムーズに流れない)によって血が凝滞して起こります。

 

○乳房・肋骨下部・下腹部の張痛(張るような痛み) 

気滞(気がスムーズに流れない)で肝経(乳房や肋骨部・下腹部を流れます)の流れが悪くなり起こります。

 

○怒りっぽい

肝火が上炎(燃え上がって上に行く)して、心を乱します。

 

○口苦

肝鬱化火で現れる症状です。 

 

 

治則(治療方針) 

清熱調経:熱を冷まして、経脈の流れを調えます。

 

疏肝解熱:肝の機能を回復して、熱を取ります。

 

 

治療に使うツボ

○関元

任脈のツボで、気が沢山集まるところです。丹田とも呼ばれます。

 

○血海

その名の通り血が海のように沢山集まってくるツボです。

 

○行間

肝経の榮火穴です。榮火穴とは、身熱(身体の熱)を主さどるツボです。

 

○地機 

足の太陰脾経の郄穴です。郄穴とは主に急性症状の治療・診断に使われるツボで、陰経の郄穴には止血作用があります。 

 

まとめ 

ストレスは男性ホルモンの分泌を活性化させて、ホルモンバランスの崩れの原因になるので注意しましょう。

  

(Photo by: //www.ashinari.com/2012/05/01-361593.php?category=265)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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