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介護・認知症

認知症の人につい苛立ってしまう時の処方箋

認知症の人を介護している時、「認知症なのだから、仕方がない」と頭では分かっていても、理不尽な行為にガッカリしてしまう、苛立って言い合いになってしまうことがあります。

 

「なぜ、そんなことをするのか」「どうして、そんなことを言うのか」が少しでも解れば、気持ちが落ち着くかもしれません。

 

身近な人ほど、症状が強く出る

認知症の症状は、いつも世話をしている身近な人に対して最も強く出る傾向にあります。病院で医師の前に座ると、急にしっかり受け答えができる、来客にはきちんと応対できるといったケースもあります。傍で見ている家族は、信じられない思いでしょう。

 

認知症の人も、なじみのない相手には緊張して接するのです。「きちんとしなくては」と、取り繕う心理もあるようです。身近な人には気を許し、安心しているという証ともいえます。

 

昔に戻る

認知症の記憶障害では、大昔の出来事を詳細に覚えているのに、5分前の事は忘れているという特徴があります。これを、記憶の逆行性喪失といいます。記憶だけではなく、本人も昔に戻っているつもりの場合も多々あります。

 

話が食い違う、理不尽なことを言い張る時には、「同じ時間を過ごしていながら、違う時代に生きているつもり」なのかもしれません。

 

反応の強さは比例する

認知症の人が強い物言いや態度をとったり、頑なになった時には、その直前に自分がどんな態度で接したかを思い出してください。

 

認知症の人に強い対応をすると、同じだけ強い反応が返ってきます。記憶力や言語能力に不安がある認知症の人は、相手の対応から次に自分が取るべき対応を決めるしかありません。

 

引っ込みがつかないかもしれませんが、ふっと態度を和らげてみると、あっけなく場が収まることもあります。

 

なかなかキレイに場が収めるのは難しいですが、自分の気持ちの落としどころを見つけるためにも、以上の点を頭においてみてください。 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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